22.prrrrrrrr

クラ子「おっ・・・妹友ちゃん、携帯鳴ってるよ?」


妹友「・・・誰から・・・?・・・・・・『妹』・・・っ!?」ガチャ・・・ッ!


ヤンデレ妹「・・・妹友ちゃん・・・?」


妹友「・・・ど、どこに居るでちかっ!?「」さん、『妹』を探して、出て行ったでちっ!」


ヤンデレ妹「えっとね・・・、お兄ちゃんは、私の側に居るの・・・」


妹友「・・・えっ!?・・・・・・ちゃんと『妹』を探せたのでちね。・・・・・・良かったでち・・・・・・」


ヤンデレ妹「・・・・・・お兄ちゃん、急に、頭痛してきたみたいで・・・、・・・・・・ちょっと、傘、持って来てくれないかな・・・?」


妹友「・・・えっ!?頭痛・・・っ!?・・・「」さんは大丈夫でちか?」


ヤンデレ妹「・・・うん・・・大丈夫だけど、ちょっと元気無いから・・・傘持って来て欲しいな。私達、傘持ってないからさ・・・〇×公園に、私とお兄ちゃん、居るから・・・」


妹友「・・・分かった・・・」ピッ


クラ子「『妹』ちゃんからでしょ?「」君も一緒っぽいね。何て・・・?」


妹友「・・・「」さんは、『妹』を見つけたみたいですでちけど、何か体調崩しちゃったみたいで、〇×公園に居るから、傘持って、迎えに来て欲しいみたいですでち・・・」


クラ子「・・・体調崩した・・・っ?さっき、気を失っていたばかりなのに・・・大丈夫・?」


妹友「・・・・・・それは、わからないですでち・・・・・・とにかく、傘持って行きましょうでち」


クラ子「そうねっ!」



♦ 〇×公園


あなた「・・・うーん・・・何だろう・・・?この頭痛・・・。・・・ここに来るまでは、そんな、痛くもなかったんだけど・・・、雨に打たれ過ぎて、熱でも出てるのかな?」


ヤンデレ妹「・・・お兄ちゃん、大丈夫・・・?・・・・・・ごめんね、私が、家を飛び出したばかりに、お兄ちゃん、こんな目にあわせて・・・」


あなた「いや、気にするなよ・・・なっ?」頭ポンポン


ヤンデレ妹「・・・んっ・・・うんっ・・・お兄ちゃん・・・」


あなた「・・・・・・何か、思い出すよな・・・・・・、昔、お前と一緒に、公園で遊んだ時も、お前、転んでケガしちゃって・・・こうして、俺が頭撫でて、あやしたよな・・・」


ヤンデレ妹「・・・えっ?・・・う、うん・・・懐かしいね・・・お兄ちゃん・・・」


あなた「・・・まったく、あの頃から、お前、ちっとも変って無いぞ。お兄ちゃんに世話ばっかりかけさせてさ・・・・・・いや、今は、俺が頭痛くて、お前に気を使わせているから、俺が世話をかけさせているのか・・・」


ヤンデレ妹「・・・何も気にしなくていいよ、お兄ちゃん・・・それに、私、お兄ちゃんの妹なんだから、世話ぐらいかけるよ・・・」


あなた「・・・こらっ・・・開き直るな・・・・・・いてて・・・頭痛が・・・」グワングワン


ヤンデレ妹「・・・お、お兄ちゃん・・・?」


あなた「大丈夫、大丈夫・・・ううーん・・・」グワングワン


ヤンデレ妹「お兄ちゃん・・・しっかりして・・・」オロオロ



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