ヤンデレ妹「兄妹も夫婦も家族なのは変わらないよ？」

１６.あなた「・・・ところでさ・・・二人とも」

クラ子「うん・・・？」

妹友「はい・・・？」

あなた「俺も気を取り戻したし・・・帰っていいんだぞ？」

クラ子「は、はあ？」

妹友「・・・っ！」

あなた「・・・用事済んだでしょ？」

クラ子「あっははははっ！気絶して気を取り戻したばかりの「」君を独りに出来る訳無いでしょ！」

あなた「は、はあ！？」

妹友「そ、そうでち、色々心配だから・・・一緒に居るでち」

あなた「・・・え、ええ・・・？良いよ、別に気を使わなくても」

クラ子「いいから、いいから・・・」

妹友「そうでち、そうでち・・・」

あなた「・・・うーん・・・分かった。・・・んで、何するか？」

妹友「「」さんは、この時間、普段何してるでち？」

あなた「そうだな・・・。いつも、『妹』の勉強の面倒見てるよ。あいつ、結構勉強苦手でしょ？」

妹友「『妹』の・・・そうですでちねえ：・・いつも赤点スレスレで・・・」

あなた「だから、俺が、あいつ見てあげないとダメなんだよね。ちゃんと高校行けるか心配でさ・・・」

クラ子「「」君も大変ねぇ・・・笑えないや・・・はは・・・」

あなた「・・・あいつ、外出ていったけど、大丈夫かな？・・・・宿題やってないと思うけど、妹友ちゃん、今日、何か課題とかある？」

妹友「それは、理科と社会の課題が、明日提出ですでちけど・・・ちゃんと、「」さんと勉強しているでしょでち？」

あなた「ええーーーっ！！そんな課題あったのか！？あいつ、何にも言ってなかったぞ！！」

あなた「こうしちゃいられない・・・、妹探してきて、宿題させないとっ！」ﾊﾞｯ!

クラ子「こらっ、「」君！倒れたばっかりなんだから、安静にしてなさい」

妹友「そうでち・・・。あっ、何か、おかゆとか作った方がいいですかでち？。」

あなた「風邪じゃないんだから、別に・・・」

妹友「いえっ、作るですでち、「」さんが心配なので」

あなた「えっ・・・えっ・・・？」

妹友「キッチン借りるですでち！」ﾀﾞﾀﾞｯ

あなた「・・・いや・・・作らなくても良いってば・・・」ｶﾞﾊﾞｯ

クラ子「ほらっ、「」君、まだ立ち上がったらダメでしょ、私の膝の上で大人しくしてなさい」ｸﾞｲｸﾞｲ

あなた「お・・・おい・・・！膝に頭を押し付けるなって・・・」

クラ子「あはははははっ！！「」君照れてるの？」

あなた「照れてないっ！」

クラ子「じゃあ、そのまま、あたしの膝を枕にしててよ」

あなた「・・・・・・恥ずかしくないの？こういう事して」

クラ子「全然・・・！。だって、あたし達、クラスメートじゃん、困った時は、助け合うのは当然・・・そうでしょ？「」君・・・？」

あなた「・・・・・・ん・・・・・・確かにそうだけどさ・・・別にクラスメートだからと言って、こんな事までしなくても・・・」

クラ子「・・・でも、「」君は、単なるクラスメートのあたしを助けてくれたよね・・・・？」

あなた「・・・助けたって、別に、大した事してないぞ」

クラ子「はははっ、そう？なら、こうやって膝枕している事も大した事無い事だよ。あたしの膝を堪能するが良いよ？「」君？」