第21話 進化

 己と同格以上の存在がいなくなった道を、大剣を肩に担ぎ毅然とした態度で歩く青年。

 不思議なもので、どれだけ過酷で恐ろしい場所だと知っていようとも、今日で死ぬかもしれないと覚悟を決めれば、どうしてか美しいもののように思えた。


 そしてそんな風に見えるからこそ、より外の世界が見てみたいと、美しい想像でしか描けない風景を脳裏に浮かべる。


「君の持つ能力は【不壊ふかい】ということでいいんだな」


『はい。私は如何なる攻撃をもってしても破壊することはできません』


 昨夜、大剣の性能を粗方聞いてその確認をとる。


 神器と呼ばれる武具だ、その性能も他のものとは比べるべくもないものだろうと思いながら聞いた答えが、【不壊】であった。


 他に能力はない。ただ、


 半端な者では堅いだけのおよそ二メートルの大剣は邪魔にしかならないだろう。

 しかし、覇王リアムの剣術を受け継ぎ、十二分の力を持った青年にとってはこれ以上の存在はいない。能力を聞いた瞬間思わず思考を停止してしまった程だ。一気に増えた選択肢に脳がショートしたのかもしれない。


(これで武器の心配はなくなった)


 幾らあっても足りないと感じていた武器の問題が解決した。

 壊れない武器を持っているならば、後は所有者の技量に勝利は委ねられる。


(師匠の剣術が負けるはずがない、と断言したいところだが)


 そんな希望的観測が通用しない世界であることを青年は誰よりも知っている。

 故に、戦闘中にどれだけ神龍に対して適応できるかが己の一秒先の生を左右するのだという結論を出した。


「そう言えば、君に名前はあるのか?」


 何という事はない質問。

 何故今なのかと聞かれれば、なんとなくと答えるだろう。いつか師匠が、人の墓石には名前を書くものだと言っていたのを思い出したからなのかもしれない。


 死ぬつもりなどなくとも、無意識にそちらに引っ張られているのだと青年は苦笑を浮かべる。


『エルメスにはアルテと呼ばれていました』


「ではアルテ――準備はできているか?」


 青年は歩みを止める。


 眼前の巨大な壁、視線を上げた先には瞼を閉じた龍の面があった。

 離れた場所からでしかその姿を見た事が無かった、それが今は数メートル距離を詰めれば触れられる距離まで近づいた。近くで見た龍の相貌は高潔で、周囲を畏怖させる貫禄を感じさせる。


『覚悟は当の昔に。私よりあなたの方はどうなのですか』


「同じさ。二十年前に覚悟は済ませた」


 一度深く息を吐き青年は大剣を強く握る。


(でかいなぁ)


 それは龍の体躯か、はたまた肌を刺すほどの圧力に対してか。

 久しく抱いていなかった恐怖を胸の奥にしまいこみ、青年はスキルを発動する。


生道世界せいどうせかい


 青年と龍、その姿が異界に移る。

 場所の変化はなかった。ただし、空には暗雲が漂い、至る個所で雷鳴がしている。


 青年はまだ動かない、否、動けない。

 眼前の巨躯が行動を起こしたから。


 ――龍の瞼が緩やかに開かれる。


 知性の感じられる翡翠に輝く瞳が青年を捕らえ、すっと細められた。


『・・・・・・何故、我の前に立った、人間』


 口から発せられた言葉ではなく、念として青年の脳に直接語り掛けられる。


 誰よりも強く呪われているにも関わらずこのような芸当ができるのは流石は最強と言ったところだろう。青年はしばし思考し、質問に対する解を発する。


「ここで貴方と戦わなければ、必ず後悔する。それが理由です」


『我が友に対する恩義か、かたまた託された想いが枷になっているのか・・・・・・』


 その台詞から、青年の存在は龍に把握されていたことが分かった。しかし、青年は別段驚きはせず、やはりかと納得する。どれだけ隠密に長けていようと、二十年も周囲をウロチョロと動き回って気付かれない方が不気味だ。


 龍はその双眼でしばし青年を見つめた後、どこか諦念の込めて思念を飛ばす。


『全く、あ奴と同じ色を宿しよって・・・・・・小僧、これが最終勧告だ。この場から疾く去ね。貴様一人であれば、逃げたとてこの衝動は押さえられる』


「それで俺が引くとでも?」


『思わぬよ。その程度、目を見れば分かる。ただ、我が友の弟子を殺したくないというだけだ。あぁ、貴様がもう少し早く、あと少し早く来たならば、この衝動を抑えて首を差し出せたものを・・・・・・』


 手加減される可能性も考えていたため、青年はその言葉が聞けて少し安堵する。


 風が吹く、青年は呼吸を整え、その知覚を更に鋭敏なものへと昇華させる。


『願わくば――』


 雲で太陽の光が隠れ、龍の瞳だけが淡く輝く。





 強烈な踏み込み、地面に足跡を残し龍の首元へと飛び上がった青年は渾身の力を込めて大剣を一閃する。


『淡いな』


 大剣の刃は龍の首元を守る薄い障壁によって阻まれる。

 目視にておよそ四層、二層まで亀裂が入っているがその先からは全く無傷。


 直感、青年は自身に襲い掛かる尻尾の一撃をギリギリで回避し、続く二撃を大剣で受け止めて衝撃で弾き飛ばされる。地面に直撃する瞬間に身を捻って危なげなく着地しながら、身を低くし次なる一手を思考する。


 が、止めるつもりのなかった思考を思わず止めて周囲に視線を巡らせる。


 空間の各所で不思議な淀みができていたからだ。


『この世界は狭すぎる、場所を変えるぞ』


 世界が塗り替えられる。

 都市を形どった世界が龍を中心にして新たな世界へと書き換えられる。


 鋭い風が青年の頬を撫でた。

 いつもは見上げればあった雲が何故か眼下に見える。


「浮遊、島・・・・・・ッ!」


 そう、いくつもの小さな島々が浮かぶ光景がそこには広がっていた。

 その一つに青年は足をつけ、一際大きな島に龍が佇む。


 基本的に、異界へと他者を導くスキルの対処法はそのスキル保有者を殺すこと以外にはない。例外として同系統のスキルを要している者であれば、その熟練度の如何では世界を塗り替えることができる。


 容易に、なんの障害も無いという風体で世界を塗り替えた龍との差が、この時点で既に浮き彫りになった。


(いや、分かっていたことじゃないか。なにを今更焦ることがある)


 二十年間不変であったスキルの力が簡単に凌駕され焦りがでた。

 理解していたつもりでも、【生道世界】はやはりどこか青年の心の支えになっていたのだろう。


「ふぅ」


 動揺を鎮め、青年は疾走する。

 肌で感じる温度が、吹く風が、いつもと違う全てが違和感となる。些細な変化を感じ取る五感以上に、圧倒的な力を誇る敵を相手にしている緊張の現れであろう。


灼炎世界ムスペルヘイム


 確かに左目で視えていた未来。

 問題は対処法が分からなかったこと。視界全域が炎を映し、回避手段が確立できなかった。


 龍の眼前で発生した業火は青年の視界全てに広がり、濁流の如く襲い掛かる。


「虚空」


 上段から大剣を振り下ろし炎の海を断つ。

 残り火が闘気の層を貫通し頬を焦がす。青年は炎の先にいるはずの龍へと視線を向け――龍の姿が見えないことに目を見開く。


 残されているのは蜘蛛の巣状に破壊された大地と、天まで渦巻く砂塵。


(間違いなく踏み込みの跡。しかし、音は聞こえなかった。消音のスキルなんてあるのか)


 背後から聞こえる静かな呼吸音、顔を回し後方へと視線を投げかければ、翼を大きく広げ左手の裏拳を叩き込もうとしている龍の姿があった。


(あり得るのか?! ここまでの速度がその巨体でッ)


 仮想していた駆動力より速い。

 薙ぎ払われる裏拳を回避することは不可能。


 青年は裏拳が自身にぶつかると同時に、衝撃波を発生させ僅かに威力を落とそうとタイミングをはかる。


 衝突し――青年の体は島々を破壊しながら吹き飛んだ。


「っうぼぁッ・・・・・・!」


 体が地面に張り付き、衝撃で内臓が潰れ血塊が喉からせり上がる。


 滲む視界の先で光の集束を見る。


 青炎の炎が龍の顎で激しく踊り、一瞬小さく収まったかと思えば、一条の極光が放たれた。

 それは青年が師と出会う前、騎士団を一瞬のうちに蒸発させたものと同じ攻撃。


 青年は即座に立ち上がり、大剣を顔の横で地面と平行に構える。


「リアム流覇伝――黄泉よみ!」


 青年の輪郭が淡く、暗い色を帯びて大剣へと伝播する。

 大剣が極光と一瞬衝突する瞬間、大剣と触れた個所のエネルギーが強引にいなされ、そして消失する。


 次元が歪む程の闘気を利用した剣技。

 本来は一撃必殺の技であるが、その攻撃は大剣の届く範囲の攻撃まで効果が及んでいない。


 内臓の回復と呼吸を細かに繰り返し、大剣を乱舞する。


「はぁはぁ・・・・・・」


 極光が途切れた。

 肩で息を吐く青年の体からは、白い湯気が立ち込めている。


 一体どれほどの熱量だったのか、掠ってすらいないにも関わらず、青年の手と肩の部分が溶けていた。患部に【衝撃波】で自壊し、癒着した服を引き剥がして再生をはかる。


(流石に回復まで待ってはくれないか)


 空高く、紅の軌跡を描きながら龍が飛翔する。

 子供が描いた絵のように空を自由に飛び回り、加速しながら青年へと狙いを定める。


『万里終極』


 龍の右掌に漆黒の渦が現れる。


(あれは、死ぬな)


 警鐘を鳴らす脳に従い青年は地面を踏み砕き、浮遊した岩の陰に身を沈める。


 直後、先刻まで青年がいた場所へと詰めた龍は創り出した球体を島に叩きつけた。

 風の音が、穏やかな流れが、轟音に捻じ伏せられる。


 空に散らばる島の瓦礫。

 瓦礫の一部、その影が動き、滞空する龍の背後に青年が飛び出す。


「八岐おろ――」


 技を発生する途中、青年は大剣を握っていた左手を見る。


(腕が、ない)


 赤い水滴が飛び散る先を見れば、宙を舞う己が左腕があった。


 龍の背後およそ百メートル。

 その範囲から中は龍の領域だ。濃密な魔力で守られたそこはもう一つの世界と言ってもいい。


 その領域の中であれば何処であろうともノーモーションで技を行使できる。

 青年が領域に踏み込んだことで、大剣を握る腕の根元部分を濃密な闘気ごと空間を断ったのだ。


 ここで最も強力な手札を失う事は敗北と同義だ。

 瞬時に右足に衝撃波を発生させ、大剣の元へと飛ぶ青年。


 しかし、至近距離で発生した轟雷が青年の体を射抜き、放物線を描きながら離れた島に打ち付けられる。


 無情にも、宙を舞っていた大剣は島々の間を抜け、眼下へと落ちていく。


「・・・・・・遠いな」


 頂きが見えない。

 勝利へに活路は見えず、唯一対等だと言える武器は下へと落ちていった。


『詰み、だな』


 確信したように龍が呟く。


『嘆くことはない。ここまで生き残った事実だけでも誇るべきものだ。せめて、痛みなく逝け』


 青年は瞼を瞑り――そして立ち上がる。


『・・・・・・何故、立ち上がる? 無駄だと分かっていてどうして諦めない?』


 心底理解できないと目を細める龍。

 青年は僅かに口角を上げてその問いに答える。





◇青年side





 どうして諦めないのか、か。

 恩義に報いるため、託された意志に応えたいから。理由なんて幾らでもある。


「どこに諦める必要がある?」


 相手は世界最強。

 言い換えれば次元の違う格上だ。

 勝てる道理はなく。しかし決して勝てない道理もない。


「あんたは格下の相手しかしてこなかったんだろうさ。だがな、俺の相手はいつだって格上だった」


 そうだ、絶望的な状況を何度体験した事か。

 そしてそれが諦める理由にならないことを俺は知っている。


「打開する手段を教わり、挫けない意志を見せられ、そして託された。ここまで持っていてどこに諦める理由がある?」


 何度踏みにじられようが、この心臓が止まらぬ限り先の未来を諦めるつもりなどない。


 何もなかった俺を、ここまで満たしてくれた人たちがいる。

 十分だ、無理をするには十分過ぎる理由だ。


 枷になっている?

 冗談を言うなと。これは例え足を進める後押しになっているとして、決して、決して歩みを止める枷になどなっているものか!


 さあ、弱者の原点に返ろう。

 俺が詰む手を思考しろ。


「くはッ・・・・・・!」


 思念ではない。思わずといったように、龍の口から愉悦を帯びた笑いが漏れた。


『ならば、挫けぬ理由とやらを証明してみせろ。我に届かぬならばただの戯言だ!』


「無論」


 左腕の骨が伸び、筋肉が再生し、覆うように皮膚が生まれる。


「そのつもりだ」


 一呼吸置き、飛び出す。


 勝つために俺が今すべき最善は、神龍の攻撃に適応すること。

 【進化】による肉体の限界を超える変化を起こさねばあの領域に届く事はできない。


氷霧世界ニヴルヘイム


 瞬く間に視界が霧に覆われる。感覚を損なわせる機能があるのか、龍の位置を完璧に捕らえる事ができない。


「かはッ・・・・・・!」


 毒? いや、内臓が凍っているのか。

 体が徐々に動かしづらくなる。


『ほう・・・・・・』


 霧の内から現れた巨拳。上部から叩き落とされたそれを両腕を重ね寸前で受け止める。


「ふぅ~」


 内臓の凍結が止まり、徐々に元の状態へと修正していく。

 巨拳を受け止めることで破壊される肉体が、同時に再生を繰り返し、より強力に、生き残るために作り変えられる。


 いつか師匠が言っていた。

 このスキルは、所有者が危険な状態であればあるほど強く作用するものだと。


「ははっ、今以上に危険な状況もないな」


『灰塵と化せ――混沌の火炎』


 青年が漆黒の炎に呑まれる。

 炎が触れた先から体が炭化し、すぐに止まる。


 ――適用した。


 神龍は振り下ろした拳を戻し、漆黒の炎目掛け尾を縦横無尽に走らせる。

 まるで縦に回転する竜巻だ。まともに胴に当たればせん断されることは明確。


 ここで【影の王】で回避するのが定石。

 だが、あえて技術で対処する。


「すぅッ」


 一瞬深く息を吸い、神経を極限まで巡らせて両腕を動かす。

 完全には捉えられない速度の尾。その側面を、気配と音と感覚でもって捕らえ、そして威力をいなす。


(ぐッ、重い! が、できないことはない!)


 一撃一撃を理解し、そして確実に一歩を刻む。

 そして足りない点を補うように進化する。再生能力が、把握能力が、この環境を生き抜くための全てが急速に進化していくのを感じる。


(ここだ)


 小さな綻び、甘く入れられた尾。

 右腕で完璧にいなし、地面に叩きつけられ巻き上がった砂塵に紛れ、一気に飛び出す。


『真っ直ぐ過ぎるぞ』


 飛び出した先に待っていたのは巨大な拳。

 膨大ななにかを含んだそれは俺の体に触れた端から破壊していく。


 慣性に従い吹き飛ぶ体。

 そして次の瞬間――俺の体は神龍の眼前にあった。


「貴方相手に、安定択なんて考えてる場合じゃないな!」


 なんて事はない、吹き飛ばされた瞬間に体を反転させて足から衝撃波を発生させた。壁に打ち付けたボールが高速で返ってくるように俺の体は神龍の範囲に潜り込んだ。


 右半身は崩壊しているため左腕で。全力の闘気を込めて巨大な顔に狙いを定め腕を振るう。


『良いな、お主』


 障壁、巨大な障壁が俺の拳を止める。

 宙で停滞した俺目掛け、雷撃が横から奔る。左半身に闘気を集中させて防ぎはしたが、体が右に流される。


 空中で着地点を確認、体を捻り地面に足が接触した瞬間に体の重心を膝の力を駆使し、停止せず流れるように疾走する。


 視線を宙に向ける。

 切先を向けた十メートル程度の八本の槍が神龍の周囲を浮遊していた。


 汗が流れ瞼を一瞬閉じる。

 切先が眼前にあった。


「ぐッ・・・・・・?!」


 先端を左腕で掴み抑えるが、槍の推進力が上回っている。地面を削りながら後退していく俺目掛け第二射が来る。


 右足に衝撃波を発生させ強引に体を支え、頭上に振り上げた左足で、腕で受け止めていた槍の先端に踵落としを放ち方向をずらす。


 回し蹴りで二射目の方向をずらし、続く三射目を体を逸らす事で回避する。


 そして四射目、右足を引き半身になった体の横を通る槍の柄を左手で掴み指を食いこませる。


 頭上で一回転、軽く慣らし構えると残りの総射された四本の槍の内三本を切り裂き、残り一本を投擲により相殺する。


『ふはッ、ふははッ!』


 愉悦の声を上げる龍。

 それがどういう笑いなのかは分からない。というより考える気にもならなかった。


 俺の体が心が、魂が叫んでいる。

 劇的に、全てが変わり続けているのだ。その対応に全力を注ぐだけで全ての集中力を持っていかれていた。


 本当に覚えが悪い、目の前の階段を一段飛ばして進む事なんかできず、一歩一歩を踏みしめ後ろを確認しながらでしか進めない。


 けれど、ようやくだ。


『今の世にこのような者が現れるとはなッ!』


 俺との距離を詰めた神龍が上段から拳を振るう。

 地面から足を離して威力を殺し、僅かに向きを変えてわざと体を吹き飛ばす。


 斜め下方に飛んだ体は島々の間を抜け、雲を抜け数百キロ先に地面が見えた。

 地面に到達し、反動で浮かぶ体を何度か回転させ威力させて分散させた後、着地した地点に突き刺さった柄を取り肩に担ぐ。


「すまない、またせたな」


『まだ息があるようでなによりです。準備は整いましたか?』


「ああ、ようやくだが。こんな体たらくだと師匠に怒られてしまうな」


 最後は全力で、出し切った上でならどのような結果であろうと受け入れられるかもしれない。


「いこうか――限界突破」


 ただ、俺は諦めが悪い。

 負けるつもりなど毛頭ないが。

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