第11話 愛され隊結成
グループ 神代 蓮夜に愛され恋人になり隊
司 「先輩方、こんばんわー。」
蓮先輩や間島先輩を抜いた女子グループを私は作って話しかけた。私の予想が当たってるならこの面子は蓮先輩を好きか、惹かれてる人達だ。
雫 「?!ちょっ!司!!!何よこのグループ名!!!」
美織 「ぇぇぇ・・・。私まで入るのこれ・・。」
有希那 「愛され恋人になり隊って。」
司 「ん?何か間違えました?私は先輩の事好きですし、雫先輩は言わずもがなですし、有希那先輩と美織先輩も間違いないと思いますけど?」
雫 「言わずもがなって!私は別にそう言うんじゃ・・・・。」
司 「そう言うの良いんで気付いてないのは蓮先輩位ですよ。」
美織、有希那 「うん。って言うか隠してたの?あれで?」
雫 「がーーーん・・・・・(´;ω;)」
司 「まぁ、雫先輩は放っておいてですね、有希那先輩も美織先輩もどうです?少なくても気にはなってますよね?」
美織 「ん-ー、そうね、気にはなってるよ。何て言うか一緒に居て楽しいし気兼ね無いんだよね。」
有希那 「私は、多分好きかな・・・・。他の女の子と仲良さそうにしてるの見るとイラっとするし嫌な気持ちになるし、逆に私にだけ笑いかけてくれると凄い嬉しいし幸せって言うか、安心するって言うか、今日も司ちゃんにお弁当作ったって聞いて嫌だなって思ったし、一緒に居ると楽しいし、もっともっといろいろな事知りたいって思うし・・・・。女の子の扱いに慣れてるのは彼女居るから?とか居たから?とか気になるし・・・・・。はっ?!」
3人 「ニヨニヨ。」
有希那 「忘れて!!!忘れなさい!!!!」
雫 「む・りっ!有希那もライバルかぁ~・・・・。負けないからね?」
司 「分かってましたし、元々負けるつもりありませんし良いんですけどね。雫先輩は、蓮先輩の元カノの事知ってますか?有希那先輩と美織先輩も居た事は気付いてますよね?リングのイニシャルもみてますし。」
雫 「うん、そういう相手が居たんだろうなーって位は分かってたかな。直接聞いた事は無かったけどね、今も付き合ってるって言われたら落ち込むしさ。」
美織 「やっぱり居たんだねー、女の子の扱いに慣れてるなーっとは思ってたけど遊び人って感じはしなかったし。A・Hの人だよね?」
司 「はい、そうですね。私からは名前とかは言わないですし言えないです。私は蓮先輩の信頼を裏切るつもりは一切無いですし、皆さんと蓮先輩のどっちを取るかってなったら迷うことなく蓮先輩を取ります。」
有希那 「それは何となく分かってたから大丈夫だよ。多分私も司ちゃんの立場なら同じこと言うと思う。」
雫 「そうね、そこは私も同じかな、美織もそうでしょ?」
美織 「ん-、同じかな。少なくても友達だとは思ってるし神代君を裏切る事になったら多分自分を許せなくなると思うよ。でもあの神代君と付き合えた人ってどんな人だったのかな?ってのは気になるかなー。」
雫 「確かに気になるわね、ずっと背中に抱きついて胸押し付けたり態度とかでアプローチしてるつもりだけど気付いてくれてないし態と気付かないフリしてる?って考えてる位よ。」
司 「は・・・?これだからおっぱい魔人は・・・(# ゚Д゚)」
美織 「お前は俺を怒らせた・・・(#^ω^)」
有希那 「痴女だったのね・・・・(# ゚Д゚)」
雫 「怒らないでよ?!気付かれてない私からしたら悲しいだけよ!(;ω;`)」
有希那 「大きい人はこれだから・・・・。司ちゃん。私もどんな人だったのか気になるし当たり障りの無いレベルで教えて貰えないかな?」
司 「えっと・・・そうですね。凄い人でした、初めて年上で尊敬出来た人です。」
3人 「尊敬・・・・。」
司 「ですです。学校じゃアイドルみたいな感じの人だったし容姿端麗、成績優秀は当たり前、家事も完璧だったし普通ならキモオタって言われて忌避される人にでも分け隔てなく優しいかったですし、勿論モテてましたけど、蓮先輩以外全く異性として相手にしなくて蓮先輩の為ならどこまでも強くなれる人でした。」
有希那 「凄い人だったんだね、そんな人が神代君の恋人だったんだ。しかも中学生でそれでしょ?」
司 「はい、蓮先輩も似たような物でしたけど私はそんなお二人に沢山助けていただいて可愛がっていただいてでした。だから割り込めないのは分かっていても蓮先輩に恋をしましたし、あの方も大好きです。それは今も変わりません。」
美織 「そんな人が居たんだね、これは強敵だ・・・・。」
雫 「うぅぅぅ・・・・勝てる要素が無い・・・orz」
司 「誰も勝てませんよ。勿論!私もです!だけど、それで諦める程度の気持ちじゃないですし、何より蓮先輩は比べる人じゃありません。」
有希那 「やったっ!それじゃ、日曜日は駅前で待ち合わせしよーねっ」
3人 「「「はい??」」」
有希那 「キニシナイデクダサイ、マチガエマシタ。」
司 「デートですか?有希那先輩。」
美織 「相変わらず油断も隙もない・・・・。」
雫 「蓮を誘ったのね・・・・。」
有希那 「皆、何を言ってるのか分からないなー・・・・・(;'∀')」
雫 「ふーん・・・・・。これは尋m・・んんっ!OHANASIの必要ありそうね?皆。」
美織・司 「そうね。「ですね。」
有希那 「お手柔らかにお願いします・・・・・。」
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男側。
「んで?蓮夜は誰が好みなんだ?」
「好みって何の話だよ?」
「そりゃお前、やっぱ陵さん?それとも小野坂さん?」
「あぁ・・・そう言う話か。」
「勿論、天羽ちゃん?大穴で雫とか?」
「大穴って・・・(笑)雫は普通に好きだぞ、司に紹介する時も言ったけどすげー感謝してるし親友だと思ってるからな。勿論、信也もな。」
「いや、そうじゃなくて女の子としてに決まってるだろ?」
「まぁ、魅力的ではあると思うぞ勿論。容姿もスタイルも性格も良いしな。」
「以外に評価が高かったな・・・。んじゃ雫にも一応チャンスあるって訳ね。」
「チャンス・・・・?」
「いにゃ、気にするな。そんで他の子はどうなんだ?」
「と言ってもなー、陵も小野坂もまだ一週間位だしなー、友達にはなれたとは思ってるけどさ。司は昔から可愛がってるから女の子って言うより妹って感じかな・・・。あy・・・んんっ!女の子としてってんなら可愛いし付き合いやすいとは思ってるかな。」
「なるほどねぇ~。陵さんで思い出したけどよ、蓮の態度が違うよな?他の女子との対応の違いが明確って感じるけど自分で気付いてるか?」
「え・・・?まじでか・・・・?」
「気付いてなかったのな。明らかに違うぞ?何て言うか、ずっと一緒に居た幼馴染みたいな距離感に似てるかもな。」
「幼馴染・・・・。いやでも・・・・確かに・・雰囲気は・・・・あいつに・・・。」
「蓮?何か変な事言ったか俺?だとしたらすまん。」
「あ・・・っと、謝らなくていい。言われて考えてみたんだけど、確かにそうかもしれん。今度謝っておくか・・・・。」
「まぁ、嫌がってるようには見えないし良いんじゃないか?」
「だとしてもだよ、個人的にちょっとな。」
「その辺はお前らしいよほんと・・・。なぁ・・・・そろそろ聞かせて貰っても良いか?仮に教えて貰えたとしても雫にも誰にも話さないのは約束する。それにいざって時に知ってれば手助け出来るかもしれないだろ?」
「あぁ・・・そうだな。信也には話しても良いかもしれないな。あのリングの事、俺と柊 彩音の事・・・。」
「柊 彩音・・・A・Hのイニシャルの子か。その子とは恋人なんだよな・・・?」
「あぁ、そうだな。と言っても元・恋人って言うのが正しいか・・・。」
「元?って別れたって事か?」
「そうだ、順を追って話すよ、俺と彩音は幼馴染なんだ、お互いに家も隣同士で、良く小さい時からベランダを通じて行き来したりしてたんだ。そんな感じで中学に上がって割とすぐかな、俺と彩音の関係が変わったのは・・・・。」
そうして、親友に俺は彩音との事を話した・・・・・。
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