第5話 本の秘密

魔法都市ウェルザリア、魔法学校タッドポールに戻ってきた3人は収穫物である風神の渓谷の扇を持って学校にきていた。

チェシャ「とんだ冒険だったわ。」

ベッキー「怖かった~~~!!!!」

アリス「そうだね!…でも楽しかったな!」

はあ?!とした顔のチェシャとベッキーをよそめに、アリスは楽しそうに歩く。


三人の向かう先はいつも通り魔法図書館だ。

いつもの挨拶を司書と交わす。

しかし、今日は今までと違い、ベッキーがちょっとだけ勇気を出して好きな人のダーウィンに自ら話しかけていた。

そんな平和で平穏な日々が戻ってきた3人はある本の元へ向かう。

その本は【Rain】。

三人が再びその本を手に取り、開くとそこには


風神の渓谷の扇を手に入れたみたいだね。

これで風神の疾風を使えるようになるんじゃないかな。

けど、Rainを作るための材料はまだ必要なんだ。


と文字が浮かび上がったと思った瞬間、文字は消えて、


・冥界の焔

悪魔の慟哭火山の熱リングを手に入れろ


とさらなる文字が浮かび上がったのだったーーーー・・・・。

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RAIN @muchas

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