第12話 R6.5/5(日)
聞こえてきたぜ……。
お前にも聞こえるだろ? あぁあの、あいつの足音だよ。
平日の足音さ。
【完】
GWぅっつっても、別たれた三連休と四連休じゃありがたみも薄いんよなぁって思っていると、その四連休さえ明日で終わりってやるせないよねぇ。
今週のGWを、あと一日残った今日振り返っておこう。
初日は、四ヶ月前に結婚指輪を失くした件で。お金もったいなくて逃げ続けて逃げ続けて、ついに奥さんの詰めから逃げられなくって買いに行かされたよね。いや俺が悪いんだけど。
その後、久し振りにケバブ食べ放題で酒飲み放題な某店に行って飲んできまして。久し振りにケバブ食うと美味いよね。
二日目は、この日記を書くことをようやく決心しましたね。久し振りに本も買いました。何かしなきゃって焦りは、遅れている、自分の理想から遅れている人間には絶対に必要なんだ。
余裕こいて、恰好つけてもしょうがない。
とか言いながら三日目の今日は、嫁とペルソナ5Rやってダラダラ昼寝したんですけどね。餃子フェスにも行きました。まぁ家族サービスってことで、なんとか。ダダサバイバーで時間を無駄にするのは良くないとは思うけれど。
四日目、つまりは連休ラストが明日だ。
とりあえず、朝礼ネタを二本用意することが必須。そのために買った本もあるのだし。まずは『人が動きたくなる言葉を使っていますか?』の読了と付箋だ。
それを読んだ上でのネタを考えて実践したい。
しかし買いながら思ったのだけれど、これまで実にもったいない本の読み方をしていた。
僕の脳は、一回読んだだけではその本を使いこなすことが出来るほど優秀ではないというのに。読んだ満足感だけで終わっていた。大学生の時はレビューを書くことを自己満足的にやっていたけれど、それを継続していたらもう少し違っていたかもね。
やはり例の如く、続きはしなかったのだけれど。
今後はやっぱり書くべきだし、大事な部分は付箋貼って何度も活用すべきだ。そうでもないと、凡庸なボクの脳には定着しない。使いこなせない。
常備しておく根本的な考え方の一つとして『今日が人生で一番若い日。この瞬間が人生で一番若い瞬間である』というのはあるべきだと思う。
スクワットを毎日しようと決めても、今日をサボってしまえば、同じ理由でサボる事が未来に確定してしまう。数日、数十日遅れる。下手をすれば、この日記のように二年遅れてしまうこともあるだろう。そしてこの「下手をすれば」は俺にはかなりあってしまうのだ。
他の人にも、結構あるんじゃないかな。
やるなら今日、そしてやるなら今、だと思う。
やらなければ、今日が一番若い日だったのに、今が一番若い時だったのに、二年遅れてしまうのだから。
今日やっても明日怠れば、また遅れてしまう。ただし、戻って来た時には残っているという有難さは確かにある。筋肉だってマッスルメモリーがある。
続けられるにしても、継続出来なかったとしても、やるなら、今だ。
…………。
……………………。
というわけで、スクワットしてきたよ。
文章では伝わりようがないけれど、息切れしている。息切れしてさっき考えていたことは忘れたけれど、他の忘れていたことを思い出した。
流行っている状況ではとても言いたくないのだけれど、僕はサウナが好きだ。(気持ち、わかるでしょう?)
サウナで水風呂に5分ほど入って、冷水に触れないようにしていた熱い部分も冷やし始めると、口の中から頭の中に冷たい澄んだような空気が入ってきて、頭が真っ白になる。その時に宇宙を感じる。最高に気持ちが良いし、何なら一セット目のサウナからの水風呂が終わった後は、視力さえ上がっている。
そのサウナさえ、一年半くらい行っていなかった。
僕が若い頃に小説を書いていたのは、いつだってサウナの時の発想や着想だった気がする。
話があっちゃこっちゃいくが、先週の大掃除の時には久し振りに『喧嘩商売』を読んだ。ボクシング石橋強が最高に好きなんだけれど、彼のマゾヒストは同じことのハイエンドなんだろう。
この日記を再開したことだって、先週サウナに行って大事なことって何だろうと瞑想をした結果の一つである。結果、成長するしかないんだなって思いながら水風呂で目を開けた。
もう少し深いところに行けそうな気がしたけれど、結論めいたものが出て目を開けてしまうと、もうまた深く入り直そうとは思えなくって。
二セット目の塩サウナに向かった。
もう一つ、二セット目のサウナで結論が出た。それはまた後日語ろうと思う。そんな深淵なことじゃない。当たり前のことだし、みんなそれに価値を置いている。
そんなモノを先延ばしにしておいても仕方ない。出た結論だけ書いておこう。
「やっぱビジュって大事」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます