side B
1 もぐむしゃタイム
「
その
「
「……うーん、いつ見ても見ていいものじゃない感があるんですよね」
今、
〈こいつ、は
その小さな口で、触手っぽいそれをぶちりとその見目にそぐわず
「たぶん、無理矢理ひっぺがしたからだと思うんですけど……」
「
〈
ちなみに感触としては、触手っぽいのは氷みたく、ぞっとするように冷たい。
逆にあきつの肌は夏場の
「うーん、やっぱり、こう、すごい
ぞろりと長い黒髪に白玉の肌、白の
にもかかわらず、本人はまったく
そして、どうやら自覚している以上に
そんな
何も気にせず、見た目に反して、やや
「ん……」
〈すまん、歯が当たったな〉
なので、
なお、
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