6 高山の末、短山の末
◆
一階の西側階段を登り、廃病院の三階東側。
先行します、という宣言と同時に、ウエストポーチからミニタイプの強力な懐中電灯を取り出した
なんとか
たぶん、東側の端
こうして走ってみてわかったが、
そもそもとして、きっと運動能力全般が高い。そして、そうでもなければ、まず二階から五点接地法なんかしない。
一方、
そうして
それを受けてか、
「さ、
「私より前に出ないでおいてください。
「……あれ
ぽつりと、
次の瞬間、飛び出してきた
一方、
「
近くまで来た
それを見て、なるほど、それで階段を飛び降りたのか、というのが頭の
「……
奇妙に響く理由が、
しかし、
「うわ」
「きゃ」
吹き抜けた。
病院内の夜闇よりも
白い着物に
――薄味だな。
一瞬遅れて、先程まで、
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