遅刻

やばい、もう朝だ。


資料の散らばった机の上で目が覚める。


昨夜は徹夜で資料を仕上げていたから、寝落ちしたんだ。


もうすぐ家を出ないと遅刻する。


俺は急いで洗面所に走る。


慌てて洗顔フォームを棚から取り出し、手早く顔を洗う。


やけに顔が熱い気がするけど、今はそれどころじゃない。


水で洗い流し、先ほど置いた歯磨き粉をブラシにつけながらリビングに向かい、


歯磨きと並行してスーツに着替える。


うがいをして軽く髪を整えて、


昨夜の帰宅時に乱雑に置いていたカバンをバッと掴んで家を飛び出した。


なんとか10分で家を出れた。


ここから走れば間に合うな。


俺は安心して、


軽いカバンと走りやすい靴で道を駆けた。














(↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓)



















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解説

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・歯磨き粉で顔を洗ってしまっている


・せっかく徹夜で仕上げた資料をカバンに入れてない


・スーツなのに革靴ではなくスニーカーを履いてきている


という3つのやらかしをしてしまっている、あわてんぼうのサラリーマンのお話だよ。


怖くはないけど、実際に自分がやったら…と思うと背筋が凍る思いだよね。


皆も寝坊は気をつけて!


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最後まで読んでくれてありがとう!現在150話以上更新中。他のお話も読んでみてね。


1行で読める意味怖プチも更新中!そっちも覗いてみてね

https://kakuyomu.jp/works/16817330658277532279

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