第62話 第1部あらすじ
リドホルム伯爵家の庶子であるアレクセイは、成人したばかりの15歳に【名君】ジョブが役立たずと伯爵家を追放され、辺境の地ノイベルト州の統治を命じられる。
役立たずとみなされていた【名君】は臣下を得ることによって初めて覚醒するジョブで、臣下に特殊な能力ギフトを授けるものだった。
乳姉弟でメイドのスージーを臣下にして、ギフト【忠臣】を授ける。
その他にも庭師のマーロウに【第六感】、その孫娘で料理番のナニーに【管理栄養士】のギフトを授け、四人で新領地唯一の村であるウーヌス村に向けて出発した。
ウーヌス村に向かったアレクセイらはモンスターに襲われている村長アントンと孫娘リシアを助け、村に到着した。
魔の森に囲まれた村は貧窮ぶりはアレクセイの想像以上で、いつ全滅してもおかしくない状況だった。
アレクセイは村人にギフトを授けるとともに、村の改革に取り掛かった。
病気や怪我で苦しむ村人を治療。
痩せた農地を豊かな土地に改良。
ナニーのバフ料理で村人を強化。
兵士三人を鍛え、武器を授ける。
トリートメントシャンプー開発。
魔の森からは貴重な素材を採取。
ソルティーツリー。ジバク草。魔硬竹。
森は宝の山だった。
森の探索を進めるうちに、ダンジョンを発見。
以前、村人が命と引き換えにほどこした、アミュレットの封印がとける寸前。
封印がとければスタンピードが起こり、大勢のモンスターが溢れ出る。村最大の危機に直面する。
それからの一週間。
アレクセイの指揮のもと、村人たちは万全の体勢でスタンピードに備えた。
そして、迎えるスタンピード。
ゴブリン。オーガの集団を村人の総力でを打ち破っていく。
そして、最後のボス、キングオーガをアレクセイとスージーの力で倒す。
一人の犠牲も出さずに、スタンピードに勝利した。
アレクセイが目指すのは、ベーシックインカム実現。
異世界から来たご先祖様が遺した『ベーシックインカムへの道』。その遺志を果たさんと――。
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