栞と前説

具注暦ぐちゅうれきとは、平安時代の日本で用いられたこよみの一種であり、陰陽寮で暦博士が製作していました。


 縦に三段に分かれており、上段には日付、干支、五行(万物は火・水・木・金・土の五種類の元素からなるという自然哲学の思想)、十二直(吉凶占い)


 中段には、二十四節気、七十二候。下段には、日々の吉凶を示す歴注が書いてあり、空白部分は個人的なスケジュール帖という、平安貴族の必須アイテムです。(※暦と占いのついたスケジュール帖ですね)


・鬼門→言わずと知れた、中国発祥、日本で独特の進化を遂げた禁忌な方角。平安京から見ると、比叡山がそこにあたります。なんとしてでも避けるべき、鬼の出入りする方角です。


・風水的に平安京は、四神相応しじんそうおうの地とされていました。『北・玄武→船岡山(冬の象徴)/イメージカラーは黒』『東・青龍→鴨川(春の象徴)/イメージカラーは青(緑)』『南・朱雀→巨椋池おぐらいけ(夏の象徴)/イメージカラーは赤(朱)』『西・白虎→山陽・山陰道(秋の象徴)/イメージカラーは白』


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※登場人物説明


真白陰陽師ましろのおんみょうじたちのいろいろと栞。


“壱”→年齢不詳。優しくて温厚なリーダー。


“弐”→十九歳、買い物大好きで、割と軽い性格。料理が上手。牟婁むろ(和歌山)で、温泉に入ったことがある。


“参”→十九歳、囲碁が得意、山奥の出身で、キノコや生き物にも詳しい。神祇官にツテを持つ男。


“四”→十九歳、五の教育係、突然変異蜜柑を育てる野望を持つ。割と腹黒く、朝に強く夜に弱い。


“伍”→十四歳、一番後輩。京の出身の都会の子。


“六”→一番の実力者、十六歳。いろいろと不明。


※シェア寝殿(シェアハウス)してます。


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※その他覚書


深緋こきひ→穂先(刃の部分)は二尺(約60cm)、金細工の精巧な鞘(さや)に収められている、全長一丈(十尺/約3m)の大槍、槍なのに三位のくらいを持っている。桜姫が閉じ込められていた宝具。


螺鈿らでんきみこと、7オクターブの音域を軽々と出す、付喪神つくもがみのパイパー妖怪楽器、ことなのに、この子も三位のくらいを持っている。


天藍てんらんきみ→琵琶。この子も三位のくらいを持っています。まだいろいろと謎。


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