第2話
やったぜ。
「どうやら、私の見込み違いだったようだな……」
「……参りました」
俺はあっさり負けた。普通に強すぎ。将棋も勉強してたんだろう、為政者としての英才教育のたまものか。読み合いで圧倒的に負けた。
「貴殿は非常に振れ幅が大きい。矛盾した打ち筋がしばしば見られる。経験はどのくらいだ?」
「1か月前くらいに独学で始めました、いやー路上だったらそこそこ勝ててたんですけどね」
「奇妙だな。調査によれば、路上では全戦全勝だったと聞いている。まさか手を抜いたか?」
「めっそうもない!真面目にやりましたよ!真面目に!」
……真面目にやったんだよ、本当に、むしろな。こちらの目をのぞき込んでくる竜胆。たぶん嘘を見抜くようなスキルを持っているのかもしれない。<嘘看破>か?レベルはわからないが。為政者の血がどこまで濃いかわからないが、想像もつかないチート持ちの可能性もある。
「ふむ、嘘ではなさそうだな」
やっぱりチートキャラか?怖すぎだろこの特権階級お嬢様。
「ところで、路上で行っていた時は怪しげな祈祷を捧げていたと聞いているが、今回は行うそぶりも無かったな」
「実は怪しげな新興宗教に入信してまして、価値創造学会っていうんですけど、信者を勧誘すると地位が上がるんです。ねずみ講よりは健全なんですが政治的主張のクセが強いんですよね。なので奇妙なお題目を唱えているように聞こえたのかもしれません。選挙も誓いですし、今月は手当たり次第に勧誘していて……」
「……もうよい。最後に一つだけ問おう」
「はいはい、なんですかね」
「貴殿がやったのだろう」
「まさか、何を?」
「毒か、呪いか」
「そんなものあるんですかね」
「将棋を打った客たちの中に、同様の症状を発症した人間がいるようだな。その被害者は、今も家でおかしなことをぶつぶつ言い続けているそうだよ。よく似た話しじゃないか?」
マジかよ。ていうかその仮定で言うと、こうして俺と将棋を打って事実を確かめようとした竜胆はかなりヤバい人物じゃん。むしろお前が正気かよ。
「流行り病ですかね?この文明では解明できない病原体があるのかもしれません」
「貴殿は隣村で何をしていた?揉め事の翌日に目撃例が報告されている。」
「あんまり俺って特徴ないじゃないですか?他人の空似ですよ」
「いいや、確認できている。証人を連れて来てもよいぞ」
……うーん、この竜胆の発言はどっちだ。真実か?それともカマかけか?
「……もしも仮に俺が何かやったとしても、それで何が問題なんですかね」
「疑わしい場合、私は容疑者を拘束して取り調べを行う権限がある」
「何の容疑で?」
「既にいくつかあたりはついているが、新たに作ることもできる。処刑するには多くの承認と証拠が必要だが、拘束するだけなら合法的にいつでも可能だ。法律家の知り合いはいるか?」
「あいにく、友達を増やすと人間強度が下がるため作らないようにしております……」
「そうか、では今からでもお勧めしよう。医者と弁護士の友人は生涯ずっと役立つぞ。さて思考実験はおしまいだ。ここからは交渉をはじめよう。貴殿にも自白する利益を与えたい」
「司法取引ですか、それは慈悲深いことですねまったく、ありがたい!この村の市民でよかった!」
「正直に言えば、貴殿の要求を一つ叶えよう。これは私、竜胆家の現当主としての名誉にかけて誓う」
「……へぇ、それまた大盤振る舞いじゃないですか、そこまでして竜胆家に何の利益が?」
「勘だ。この問題は非常に重大で、可及的速やかに真相を解明すべきと私の勘が告げている。そうしなければ未曽有の事態が訪れる、と。そもそも戦争沙汰自体が極めて稀なことだ。先代の父でも1回聞いたことがあるかないか、という程度。この平和な世界で、貴殿をきっかけにすんなりと戦争が起きた。小規模かつ勢い任せではあったがな、異常事態であることに違いはない」
勘ってなんだよ。想定より全然イカれてる気がしてきたぞ。王ってこんなのばっかりなのか?
「じゃあ例えば、犯罪行為を見逃してくれ、でもいいってことですかね?」
「構わない」
「金が欲しいとか」
「構わない」
「お前が欲しいとか」
「構わない」
このお嬢様、それもいいのかよ。叶える願いごとの数を増やして欲しいとか言おうかと思ったが、あんまり冗談が通じなさそうなんだよな。
「……利益を供与する場合、俺が出鱈目を言う可能性が上がりますよね。どうやって自白の信ぴょう性を確かめるんですか?」
「私が真実だと信じればそれで良い」
絶対チートスキル持ちだと思うんですけど。高レベルの<嘘看破>持ちで、更に<自信過剰>もレベルマックスなのでは?
「貴殿も恐らく噂は聞いているだろう。王には特別な力が備わっている、と。それは事実だ。王の地位を引き継いだ後、私の目には通常では見ることのできない超常のものが見えるようになった。……もっとも、その意味を解釈することは困難だがな。私は特に、嘘を見抜くことに長けているようだ」
「今までの会話も見抜かれているんですかね?」
「ああ、貴殿はところどころで嘘をついている、と、私の勘が告げている」
はじめから詰んでるフラグだったようだ。もう逃げられなくないか、これ。拘束されるのも困る。世間体というのがあるからな、妹からの視線とか。こんなところで妹フラグ折られたくないし。まだ全然序盤なのにルートが封鎖される危機とか、やっぱりギャルゲーじゃねえなこの世界。
「話すというなら私は待とう、安全も保障する」
向こうの出している条件に魅力を感じるのも確かだ。リスクはあるが。虎穴に入らずんば虎子を得ず。
でも昔の人はなんで虎の子を欲しがったんだ?うまいのか?あー、こういう時にスマホがあればいいのに。またしばらく頭がモヤっとしてしまう。このモヤモヤって異世界生活で辛いことランキングに入るんだよね。ウォシュレット、飯マズ、ググれない。これでトップ3。思い出したいのに思い出せない、そして確かめることもできない、いや待てよ、これ日本語のことわざ界でもメジャーなわけだし、こっちの異世界でも通じるか?
「……どうやら、くだらないことを考えているようだな」
「え、嘘以外の思考も見抜けるんですか?」
「いや、貴殿は思考が独り言として漏れ出るくせがあるぞ」
てっきり<サイコ・リーディング>とか、そういう<スキル>かと思ったが、良かった、俺がおかしいだけだったか。
まぁ独り言なんて聞かれてもいいけど、わからないだろうし。……それにしても、俺はまだ十分に「王」を把握できていない。要求を飲んでくれるというなら今のうちに知っておきたい。だがリスクが……。
しばらくの沈黙。メリット・デメリット、可能性は低そうだが裏切られた場合、脱出手段、差し入れしてくれそうな友達の顔、武力行使、妹ルートのフラグ、色々と考えに考えて30秒経過。――決断した。ここでは進むべきだ。
「ハァ、じゃあ話しますから、お茶でももらえないですかね」
・・・
この世界は色々ぶっ壊れてて、めちゃくちゃ雑に作られている。
ある日、俺は自分が異世界の人間だったと直感した。真実に気付いてしまったのだ。でもその認識もぶっ壊れてて、前世のことが部分的にしか思い出せない。名前が何か、どういう人物だったか、まるでわからない。当時の文明のおおまかな姿はわかるし、箸の使い方も完璧にわかるのでたぶん現代日本人だったのだろう。今でもしょうゆの香りで米が食えるし。この世界に存在していないマンガやらトラックやらもわかる。俺という人物についてだけ情報が抜け落ちているのだ。
さて、そんなわけで、俺はこの世界に突然出現した。身体は元の持ち主がいたようだが、俺とすでに混ざってしまっているようだ。そしてある日、神に遭遇した。そいつの名はDDD。ふざけた名前だし、姿かたちも定まっていない。少女の姿で現れたと思えば、別の日には老人だった。一番すごい時には6枚羽で後光が指す巨大な天使の姿だった。DDDは特定の部屋に出現する。床に魔方陣を描いて四隅に塩を盛り、何らかの生き物の血を捧げて神への祈りを唱えると出現する。
空から落ちてきた紙片に手順がすべて細かく書かかれていたのだ。素晴らしい親切さだよまったく。で、その自称神、DDDと遭遇した時、俺に使命が言い渡された。
いわく「王をすべて殺し尽くせ」と。
この話は今度またゆっくり回想しよう。
とりあえず俺には使命があり、そのための能力を与えられた。それが<知能デバフ>だ。文字通り、目の前の人間の知能にデバフをかける、つまり「頭を悪くさせる」というものだ。
実験してみたら半径2メートル以内が射程範囲のようだ。チートスキルとしては微妙過ぎる。生活が豊かになるわけでもないし、剣で斬りかかられたら負けるし、派手なエフェクトも発生しない。相手の頭に邪悪な黒い霧が向かっていくエフェクトで効果の発生がわかるが、俺の目にしか写らない。
淡々と、目の前の人間の人格だけを優しく永遠にぶっ壊すだけのスキルだ。
この世界では、市民から選ばれた王には、市民と異なる特権的なスキルが与えられていると聞いている。<体力増加>とか<料理>とか、平凡なコモンスキルは市民も保有している。それに対して王が持つチートスキルは、発動することで超常の能力を発揮する。ただし、王の地位にない俺には詳細不明。あくまでそういう噂ってだけだ。海を割るとか、血を酒に変えるとか、死んでも蘇るとか――そういう噂もあるが、見たことある人間はいない。
「王を殺し尽くせ」なんて物騒な使命を授かっている割に、俺の知ってる情報は少なすぎる。まずはこの異世界の“設定”を知らないといけない。まずは俺自身の<知能デバフ>がどのくらいものなのか知ることが先決だ。そこで俺はこの村の外れ、治安の悪い隣村の近くである商売を始めようと思った。
「将棋屋だよ~!挑戦1回1000円、勝てば賞金1万円!嬢ちゃん坊ちゃん寄っといで~!」
俺の狙いは完璧だった。<知能デバフ>を使って効果を解明しつつ金も稼いでしまう、という天才的発想。ただし後に破綻する。
「なんだい将棋屋って、変なものやってるな、まあいいや、一局頼むよ」
「まいどあり!」
通りすがりの人間に<知能デバフ>を使ってみても何も変わった様子はなかったが、将棋のように頭を使うゲームだと効果を体感しやすかった。<スキル>発動後、明らかにミスが増えて弱くなる。俺はまったく強いわけではない。駒の動かし方を知っているだけだ。それでも昼間から将棋に興じるような連中は元から大して強くなく、賞金よりも暇つぶし目的がほとんどだった。中には強いおっさんもいたが、<知能デバフ>の後には赤子の手をひねるようだった。
不定期に好きなタイミングで将棋屋を開いて2か月、常連客がわずかについていた。そのうちの一人とトラブルが起きた。たしか3回目になるリピート客だ。元はけっこう強いおっさんだった。知能デバフは同一人物に対して短期間の連続使用はできないが日をまたげば重ね掛けも可能だった。勝負の前に3回目の重ね掛けを行った。もう元の腕前は跡形もなくなくなり、こっちが油断してミスしても勝手にボロクソに負けるようになっていた。
しかし困ったことに、おっさんには依存症のような症状も現れた。負け続けているにも関わらずその日は何度も挑戦してきた。――金が溶けていく、脳みそも溶けていく。財布をすっからかんにして帰った翌日、大金を抱えてやってきた。負けた時に異常に悔しがって叫び声を上げるようになったし。
オーバーリアクションのおっさんが1日中ずっと将棋を打って金を溶かしていく物珍しい光景に、周囲にはたまに立ち見客がでるようになっていた。
ある日、また早朝からおっさんが俺を待っていた。また大金を持っていた。おっさんは俺がイカサマしているとイチャモンをつけるようになった。だがその翌日も、そのまた翌日も、おっさんは早朝から俺を待っていた。知能デバフの重ね掛けは3回目から行っていない。時間経過での変化も知りたかったし。6回目の来店で1日中打ちっぱなし。大泣きして地面に転がりながら両手を振り回したおっさん。それから2週間は現れなかった。タイミングが悪くて遭遇していないのか、それとも依存症が治ったのかな?と思ったある日、おっさんがまた現れた。明らかにやつれていて目が血走ってる。俺のことを悪魔だとか魔女だとか大声で罵りながら将棋を打つ。負けるたびに歯を食いしばって血が出てる。これ以上は付き合ってられないからとっとと店じまいしようかな、と思ったところで突然、おっさんが殴りかかってきたのだ。とっさのことに更に<知能デバフ>を発動してしまった。
ちょうど運悪く<知能デバフ>のレベルが上がった。表示はこうだ。「<知能デバフLv2>:力加減ができるようになる」。
「へぇ、スキルってレベル制だったんだ」と、のんきにステータス画面を眺めてる俺の顔面におっさんの拳がめり込んでいた。
そこからは必死になってあまり覚えていないが、立ち見客がおっさんを止めようとして殴り殴られ、ゴロツキも自警団も集まってきて軽い暴動になった。みんななんであんなに殴り合いが好きなんだ?俺が<知能デバフLv2>を周囲に振りまいたせいかもしれないが。あとから知った話だが、あの常連のおっさんは隣村の王だったらしい。どうりで金と暇を持て余していると思ったよ。
暴動の現場を離れた俺は家に帰って妹に怒られたり心配されたりしながらDDDに報告した。DDDが言うには、王を殺す使命は必ずしも生命を奪う必要はなく、知能デバフでも良いらしい。だが王としての機能は停止させなければいけない、と。少なくともあともう1回はあのおっさんに重ね掛けしなければいけないらしい。
純真無垢な好青年として異世界で暮らしている俺に、一人の人間をぶっ壊す覚悟があるのか?もちろん覚悟なんてない。だが逆に、ためらう理由もそんなにない。使命感も別にない。だがやらない理由もない。イエスでもなくノーでもない、ニュートラル。どっちでもなんでもいい。
けれども、俺にとって唯一のこの世界との結びつき方はこのDDDを通して与えられた使命だけだ。なにせ人格は混濁していて欠けていて、アイデンティティなんてちっとも持っていない。自認、自我同一性、俺の個性。アイデンティティとは要するに、この目の前の世界で自らをどういう役割の人間だと自覚しているか、ということだ。俺にはそれがない。与えられた使命とやらだけだ。なら、とりあえずその使命を果たしてみないと何も始まらないじゃないか。この気持ち、何て言うんだろうか。――“知的好奇心”?
選択肢は元から一つしか用意されていないのだ。それを選ばないこともできるが、それだと物語は何も進まない。
事件の翌日、俺は隣村に向かった。ドア・トゥ・ドア、徒歩でだいたい4時間。遠路はるばる城にやってきた。<知能デバフLv2>のかかった門番はあっさり説得可能で、夜だというのに城内に入れてもらえた。門は立派だがそこさえ抜ければ内側の警備はほとんどザルだ。いたとしても<知能デバフLv2>がヒットしたらあっさり騙せた。人生初のドロボウ感覚、RPGゲームの主人公みたいな気持ちで人の家を漁っていく。
金目のものもあるが興味はわかない。だってこの世界が“ニセモノ”ならば、金なんていくらあっても価値なんてないのだから。家でスヤスヤ寝ているだろう妹を食わせていけるだけの金があればそれ以上はいらない。だから金庫の現金だけ貰った。
屋敷を見て回っていたら地下から声が聞こえた。階段を降りると聞きなれたあの「おっさん」の声のようだった。どうやらこの地下は牢屋のようだった。一応ここは軍事基地兼警察署みたいなものだしね。地下は薄暗くて明かりもないが、奥の一室だけ明かりと怒鳴り声が漏れていた。息を潜めてつま先立ちでゆっくり向かう。格子の向こう側に、おっさんが蝋燭を持って立っていた。汚い板張りの床には人影が転がっている。薄暗くて顔はよくわからないがたしか乱闘の時にいた気もする。生きているようだが、ほとんど身動きせずじっと沈黙していた。
「貴様だろ!貴様が!俺を悪魔にハメこんだんだろ!知っているぞ、お前たちの考えはすべて!俺が騙されると思ったか!」
おっさんが何事かわけのわからないことを叫んでいる。俺に気付く様子もない。後ろから忍び寄ってささやく。
「どうも、こんばんは。<知能デバフLv2>発動、フルバースト」
声に気付いて振り返ったおっさんの顔。目が合う。
「……お前、お前が……あああああ!悪魔!悪魔!悪魔ああああ!!!」
人を見て悪魔だなんて失礼な話だよ。挨拶ができないやつはこれだからダメなんだ。おっさんは顔面蒼白で恐怖におののき、ひときわ大きな声をあげると尻もちをついて床に転げまわった。だがそれもすぐに静かになった。囚われた囚人と同じく、床に転がって天井をぼーっと眺めている。小さな声でなにかつぶやいているようだが、少なくとも意味のある言葉にはなってない。
ピコん。
頭の中でベルみたいな音が聞こえた。
「実績が解除されました ――『はじめてのおつかい。』」
視界の端っこに実績解除のお知らせが出てきた。なるほどね、こういうシステムか。
床に視線を戻す。たぶん乱闘騒ぎの時に知能デバフの最大出力が当たってしまったのだろう暴動参加者の一人、彼は別に何かしたってわけでもないし、使命とも関係ないが、残念。合掌して黙祷。おっさんにも黙祷。せめて安らかに。死んではいないが。俺は足早にその場を立ち去った。朝帰りになってしまって妹から怒られたが、お土産のおかげで許してもらった。役に立たない物よりも現金を喜ぶ良い妹だ。夜勤で稼いだ日当という体裁だが、わけのわからないストリート将棋屋の兄がちゃんと肉体労働して金を稼いできたことに殊更感銘を受けたようだ。
それからしばらくして、戦争にまで発展してしまったと聞いた。人を拉致しておいて無視してたら、そりゃ仕方ないよね。強気に出た我が竜胆家の村はとうとう兵を動かした。そして発見された拉致被害者と王。無事に村民の奪還に成功し、戦争に勝利。盛り上がる我が村。呼び出された俺。そして今。
ここまでが第ゼロ話だ。
・・・
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