第39話 静かなる憎悪

 翌日の夜十八時までもうすぐの時刻。ギルドの会議室には七人の者が集まっていた。


 右側のソファーには手前から副ギルド長、努、カミーユが座っていて、その後ろにはエイミーとガルムが立って待機している。


 その五人の向かい側には狸の茶色い丸耳とふかふかとした尻尾をソファーの外へ出している女性が入口側に座り、その隣にはぽっこりと腹が出ている蛙のような顔をした男が座っている。捏造記事を書いたミルルと、それを色仕掛けを受けて承諾してしまった編集長だ。


 その編集長は煌(きら)びやかな装飾の施された懐中時計を見た後に鞄(かばん)へ仕舞うと、心を落ち着けるように長い息を吐いた。その息が努の膝下に入り込んでいく。しかし意外とその蛙のような見た目とは違い、その息は不快になるような臭いはしていなかった。


 そして静まっている会議室に一人の男が入ってくる。白髪交じりの軍人のように姿勢の正しい壮年の男は、既に出揃っている会議室の者たちへ会釈(えしゃく)した。



「私が最後か。待たせてしまってすまない」

「いえ、時間は過ぎていませんので。どうぞあちらへ」



 副ギルド長がそういうと黒いちょび髭を鼻下に生やしている男は頷いて左のソファーの奥へ腰を下ろした。何処か洗練されたような動きをしている壮年の男は、名目上ソリット社の最高責任者を任されている男だ。


 しかし彼は行動派なため実質的な権限を編集長に委任し、自分は外のダンジョンを攻略している迷宮制覇隊というクランに密着取材をしていた。そして今回の不祥事を魔道具で知らされた彼は急いで戻ってきていたところだった。


 編集長がその男が座って少しすると会議室を見回す。するとギルドの受付嬢が入ってきてお茶を差し出し始める。普段はソリット社の者から渡されるお茶は、今回はギルド側から渡された。そしてその受付嬢が退室すると編集長は目を瞬(しばた)かせた後に口を開く。



「それではこちらの者が出揃いましたので、お話を始めさせて頂いてもよろしいでしょうか?」

「はい、どうぞ」



 編集長がそう言うと副ギルド長が議事録の準備を整えながらも受け応えた。すると編集長は座りながら一度咳払いを挟んだ後に喋り始める。



「では、まずはギルド長、副ギルド長並びに、ツトム様。エイミー様。ガルム様。貴重なお時間を割いてここまでお越し頂き、誠に御礼(おんれい)申し上げます。今日、私たちに謝罪の機会を下さったことを深く感謝しております」



 編集長がそう言って一人で頭を下げた後、両隣の二人に視線を向けると三人は一斉に立ち上がった。



「今回はツトム様に関する記事で真実と異なる内容を流布(るふ)させてしまい、誠に申し訳ありませんでした。以後このようなことがないよう、ソリット社としましても誠心誠意努力する所存です」



 編集長が謝罪の言葉を言いのけると、三人は一斉に腰を折り曲げて頭を下げた。十秒ほど頭を下げ続けた三人はそっと頭を上げる。



「勿論謝罪の言葉のみで済ませられる事だとはこちらも考えていません。ソリット社から補償をさせて頂きたく、今回は五人方に足を運んで頂きました」

「はい」

「まずは今まで発行された記事の回収。そして記事の訂正とお詫びを記載した新聞を後日発行させて頂きます。新聞記事の回収に関しては少し時間を頂きますが、一週間以内には回収出来ると思われます。何卒(なにとぞ)ご容赦下さい」



 副ギルド長が努に視線を向けると彼は無言で頷いた。副ギルド長が編集長へ会話を進めるように促(うなが)すと、編集長はお辞儀をした後に話を続ける。



「そしてツトム様は勿論、ギルド長、エイミー様、ガルム様の名誉も汚すような記事内容があったと思われますので、皆様にはソリット社から正式に賠償金を支払わせて頂きます。ツトム様には五千万G。ギルド長、エイミー様、ガルム様には一千万Gほど支払わせて頂きます」

「五千万G……」



 副ギルド長が思わず議事録の手を止めて呟いてしまうほど、その金額は途方もなかった。そんな金額を躊躇いもなく出せるほどにソリット社は強大な企業なのだと努は実感する。



「勿論この金額でもご満足頂けないのであれば、ご相談次第では上乗せも検討致します。いかがでしょうか?」

「……取り敢えず、全ての条件を聞いてから異議は申し立てます」



 編集長に疑問を投げかけられた努は無表情のままそう答えると、編集長は少し緩んだ顔で引き下がる。そして隣の下を向いているミルルをチラリと見た編集長はすぐ口を開いた。



「そして今回の出鱈目(でたらめ)な記事を書き、私の目を盗んで無理やり記事をねじ込んだソリット社のミルルは、今日現在で懲戒解雇と致します。今後ソリット社で雇い入れることもないとお約束しましょう」



 右隣の入口側に座っているミルルに批難するような目を向けながら話す編集長。ミルルの記事は編集長が色仕掛けに負けて承認して掲載したものだが、彼はそれを匂わせない表情で淡々と口にする。そして当事者のミルルもその事実を零すことなく沈痛な表情を保っていた。



「勿論その後の記事に関しても彼女を信じて私自身精査もせずに発行してしまいましたので、私も編集長の座から自(みずか)ら降りることに致しました。……ミルルは私が一から手塩をかけて育ててきた部下でして。私はそんな彼女が捏造の記事を書くはずがないと、信じていました。なので私の記事内容の精査も甘くなってしまった節が見受けられましたし、他の社員にもそれはご指摘を受けました」



 編集長は黒いスーツの胸ポケットから白いハンカチを取り出して、目尻に溜まった涙を軽く拭いた。



「しかしなんにせよ、部下の責任は上司の責任であります。この度は私の部下が記事を捏造するという、極めて重大な事件を引き起こしてしまい、大変申し訳ありませんでした。これからは私もまた初めから誠心誠意、部下を見極める目、そして身内に甘くならないよう自覚を強めていく所存でございます。重ね重ねお詫び申し上げます」



 編集長が赤く腫れた目で努を見つめた後に深く頭を下げ、そして釣られるように両側の二人も頭を深く下げた。努はその様子を蟻の巣でも観察するように見ていた。


 そして頭を上げてまたハンカチで涙を拭う編集長はもう喋りだす様子はなかった。最高責任者の男は編集長を一瞥(いちべつ)した後に改めて頭を下げた。



「ソリット社の最高権限を編集長へ渡していた私にも責はある。ツトム殿、この度は貴殿の名誉を汚すような真似をしてしまい、大変申し訳ない。並びにギルド長、エイミー殿、ガルム殿。貴方たちにもご迷惑をかけた。申し訳ない」



 ソリット社にいなかった彼が謝罪した後は、ミルルが机に頭がコツンと当たるほどに深く頭を下げた。



「この度は皆様に大変なご迷惑、失礼を致しました。許されることではないと思いますが、それでも謝罪を受け取って頂けると幸いです」



 ふわふわの茶色い尻尾を垂れ下げたミルルは謝罪した。エイミーは複雑そうに、努は冷めた目でそれを見下している。ミルルは顔を上げて努の顔を見ると沈鬱な表情のまま内心で舌打ちをした。


 ミルルは確かにソリット社を懲戒解雇されるが、その後は他の新聞社にソリット社のツテで就職するか、編集長の秘書に直接雇い入れられるかという選択肢が与えられている。ミルルは勿論他の新聞社に就職し、しばらくは大人しくして機会を窺うつもりだ。彼女は未だにエイミーが努に秘密を握られていると盲信していた。


 表情には出さないが中央に座っている努を見てミルルは覚えていろ、と心の中で呪詛のような言葉を呟く。そしてその努は時々頷きながらも謝罪の言葉を聞き、そしてミルルの謝罪が終わって編集長が何も言わないことに首を傾げた。



「それで、補償内容は以上ですか?」

「……えぇ。賠償金のことでしたらご相談させて頂きますが」

「そうですね。まずは賠償金以外のことで三点お伺いしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」

「……はい。どうぞ」



 編集長が顔をハンカチで拭ってそれを丁寧に畳んで胸ポケットに入れると、真剣な面持(おもも)ちで努を正面に見据えた。



「まずはミルルが記事を潜り込ませた、ということですが、ソリット社の記事は直前ですり替えられるほど管理が甘いのでしょうか?」

「それに関してはなんとお詫びしたらいいのやら。しかしながらミルルは今まで勤勉な態度で、一度も問題を起こすことなく職務を全うしてきた者であります。そんな彼女が記事を無理やり入れ替える、といった強行に出ることは誰にも想像出来ず、こんな事態に陥ってしまった次第です。記事の管理体制についてはこれからも一層厳しく扱っていくよう徹底させる所存です」

「そうですか。それと、私が火竜を倒してから突然謝罪を申し入れてきましたよね? それについてはどうお考えですか?」

「いえ、私たちはツトム様たちPTが火竜を倒さずとも謝罪に参るつもりではありました。ミルルの記事の捏造に関しての情報が出揃ったため、今回は謝罪に参った次第です」



 申し訳なさそうに口をすぼめて謝る編集長。努はどの口が、と思いつつもその様子を見て言及することを止めて、次の本題に入った。



「では私に関する記事を書いたミルルについてです。彼女への処置があまりにも軽すぎるのではないかと、私は思うのですが?」

「……しかし彼女はソリット社を懲戒解雇とし、更に資産のほとんども今回の補償金として差し押さえました。まだそれでもご不満ですか?」



 ご機嫌を窺うように覗き込んでくる編集長に、努は満面の笑みで答える。



「えぇ。不満ですね。あー、そうですね。ソリット社の記事に彼女の顔写真と、私の捏造記事を書いたことを公表して頂けませんか? そうして頂ければ私はある程度納得出来ますが」

「なっ……!」



 努の言葉にミルルが思わず声を漏らした。編集長は困り果てたように目を細めながらも脂肪で埋まっている首を傾けた。努の物言いに彼の右隣に座っているカミーユが口を開く。



「ツトム。新聞社の記者は貴族に身分を保障されている。なので必ず裁判を通してミルルの罪を追及しなければならないぞ」

「ではミルルを訴えさせて頂きますね」

「……そうですか」



 編集長の頭の中では警備団、裁判員、裁判長の中で繋がりのある者たちを思い浮かべて算段をつけていく。努は微笑を浮かべながら言葉を続ける。



「貴族様に、直接ね」

「…………」



 その言葉に編集長の表情が僅かに硬直する。隣の最高責任者の男も努の言葉に片眉を吊り上げた。そしてミルルは信じられないモノを見るような目つきで努を見ていた。



「最高階層を更新すれば、貴族様と謁見(えっけん)出来る機会があるのですよね? であればその時に直接訴えさせて頂きますね」



 神のダンジョンを最前線で攻略している大手クランでは道具屋や装備屋などが出資して自店の装備を使ってもらい、店の装備を宣伝させるというスポンサードがある。そしてその数あるスポンサーの中にはこの迷宮都市を治めている貴族も入っている。貴族は最高階層を突破しつづけるクランやPTに対して褒賞や名誉、そして謁見の場を設けていた。


 努は三人PTで火竜を攻略したメンバーの一人であり、最高階層の更新も実際に実現可能ということは編集長にもわかっている。しかし貴族との謁見の際にそのようなことを申し出るということは、彼らの常識では有り得ないことだった。



「……とても正気とは思えない。たかが平民の罪を、貴族が構うわけがない。それに貴族との謁見で物申すなど」

「別に斬り捨てられようが私は構いませんよ。もう失うものは特にありませんので」



 努は淡々と口にする。そこに戸惑いなどは一切なかった。


 孤児上がりだと編集長から認識されている努。彼には貴族を恐れる知識も品格もない。そう感じた編集長は努が本当に貴族の謁見の際にミルルのことを持ち出す可能性を感じてしまった。



「ギルド長、ガルム様」

「私は努とPTをまだ組むぞ。幸運者という二つ名が消えるまで、という契約だからな」

「私も変わりありません。ツトムに付いていく所存です」

「あ! わたしもわたしも!」



 三人の物言いに編集長は初めて顔をぐにゃりと歪めた。三人PTですら火竜を倒した者たちだ。紅魔団が攻略している六十二階層など、すぐに追い越して貴族の目につくだろうと編集長は予想出来た。



「といっても、ミルルの罪と顔を公表して頂ければそんなことはしませんよ。どうせ切り離す尻尾です。別に躊躇(ためら)う必要はないと思いますが?」

「……我が新聞社でそれを公表すれば、彼女の記者生命は間違いなく奪われてしまうだろう。それは私も心苦しい。一体、何故君はそこまで彼女に執着しているのだ?」



 編集長の隣の男が厳格な表情で努に問いかける。努はその男の顔をじっと見つめた。その目は長年かの有名なソリット社のトップを固持し続けている彼ですら、警戒を禁じえないような目であった。



「は?」



 努が底冷えるような声を上げ、首を傾げて固まらせた。激情が込められた短い言葉を受けた男はしばし固まり、緊張した空気が会議室に流れた。エイミーが気まずげに足をもじもじと動かしている。


 全員、息遣いすら静めた。努は不快げに目を細めながらも男から目を離さない。



「先に自分の探索者生命を奪おうとしてきたのは、そちらですよね? それで、記者生命が奪われるかぁ! 冗談にしても質が悪いですね」



 嘲笑(ちょうしょう)するような半笑いを含んだ言葉に男は押し黙る。



「…………」

「まぁ、幸運者(ラッキーボーイ)騒動はまだいいですよ。あれだけならまだ、悪目立ちしただけなのでまともなPTは組めたでしょう。ただあの捏造記事に関しては、有り得ない。街では犯罪者扱い。宿屋すらまともに取るのも難しい。勿論他の正当な探索者も僕には近寄らなくなりますし、もしカミーユの存在がなければ僕は探索者を続けられなかったかもしれませんね。僕は、白魔道士だ。PTを組めなきゃダンジョン攻略なんか出来るわけがない」



 神にこの世界に誘(いざな)われ、元の世界へ帰る手掛かりを探すためにダンジョンへ潜っている努。彼にとってPTを組めないということは元の世界に帰る手掛かりが消失することと同じだった。


 そしてそれは努にとって最悪な事態だ。元の世界の手掛かりを失い、ダンジョンにも潜れない。ダンジョン以外の娯楽など中世時代とほぼ変わらないこの世界ではほとんどない。努は元の世界へ戻れるかもしれないという希望と、ダンジョンという娯楽があるからこそこの世界で生きていけているだけだ。もしそのどちらも無くなってしまえば、彼は不安に押しつぶされて絶望するだろう。


 なのでそれを阻害する者は誰であろうと許すつもりなど微塵(みじん)もなかった。自分の見知らぬところであれば彼女が野垂れ死にしようと努は構わない心情だ。



「先に僕の探索者生命を奪おうとしたのは、お前だ。僕と同じ目を味わえ。二度と記者なんて出来ると思うな」

「ひっ」



 薄目を開いた努に憎悪の篭った視線を向けられたミルルは短く悲鳴を上げて、その視線から逃れるように顔を背けた。



「あぁ、賠償金に関しては特に異論ありません。ただしミルルのことに関しては、譲る気は微塵もありません。彼女には二度と僕を害する力を持たせたくないので」



 まるで探索者とダンジョンに自身の命をかけているかのような努の執念。それを感じ取った男は静かに目を閉じた後に告げた。



「……よかろう。私とて自分の記者生命を損なわれれば、君と同じ感情を抱くであろう。ミルルに関しては二度と同じことがないように徹底させる。編集長。異論はあるか?」

「いえ……」

「ミルルも、いいな」



 男が逆らう意識すら奪うような低い声を出しながらミルルに視線を送ると、彼女はわなわなと口を震わせた。



「わ、私は! エイミー様のためを思って! 真実を広めたかっただけだ! 何で、私がこんな目に遭わなければならない! ふざけるなぁ!!」



 机に片拳を叩きつけるミルル。努は彼女に人間を見るような目ではない視線を送り、後ろにいるエイミーは苦々しい表情をしていた。



「編集長の下賎な視線と、汚い手で触られる屈辱にも耐えて、私は無理やり記事を発行したんだ! 私は尽くしたっ! なのになんで……なんでよぉ!」

「き、貴様っ!? 何を言い出すかと思えば、なんて出鱈目を!」



 ミルルの告白に編集長が慌てたように彼女を押さえつけようとするも、ミルルは既にソファーを立ちあがって努を指差していた。



「……貴様さえいなければ! そもそも孤児風情のお前が! ただ金の箱を引き当てただけの幸運者(ラッキーボーイ)がっ! エイミー様に近づかなければこんなことには――」



 バチンと。エイミーがミルルに近づいてその頬を叩いた。エイミーに頬を叩かれたことに呆然とした様子のミルル。


 エイミーはミルルをキッと睨んだ後に視線を落とした。



「……私がいなくても、ツトムは火竜を討伐したじゃん。ツトムは貴方が言うほど、私に固執(こしつ)してない。貴方が言うみたいに秘密を握られてないし、命令なんてされてない」

「え、エイミー様……私は! 私はただ!」

「勝手な妄想で記事書かれて、それで私は火竜討伐に参加出来なかった。あんたのせいでね」

「…………」



 エイミーの斬るような視線にミルルは身を縮こませる。彼女の言葉で否定されることが、ミルルには何よりの効果があった。



「……何で一人で突っ走っちゃったの? 馬鹿だよね。ま、私も人のこと言える立場じゃないんだけどさ」

「……ひっく」

「あんな記事書かなくても、私に相談、してくれれば良いだけじゃん。ほんと馬鹿だね」

「ご、ごめんなさい……」



 途端に萎縮(いしゅく)して謝り始めたミルルにエイミーは盛大なため息をついた後、努と編集長たちに目を向けた。



「私じゃなくてツトムに謝ってよね。それにソリット社にも迷惑かけたでしょ」

「ごめんなさいっ! ごめんなさい! ごめんなさいぃぃぃ!!」



 エイミーに縋り付いて崩れていくミルルを彼女は受け止めた。それからしばらくミルルは所構わず泣き続けた。編集長は隣の男の視線にいたたまれないように大きい身体を縮こませ、努は相変わらず冷めた目でエイミーに縋って泣き喚いているミルルを見続けた。

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