ゲーム制作者様の親切な気持ちがゲームの面白さを損なうこともあるのかも……と思った話です。

『第634話　よくできているファンタジーＳＬＧ（ＳＲＰＧ）なのに作業感強いのなんでだろう！？　という疑問。』で挙げたフリーゲームの話なんですけど、すごくきちんと作られているのに、私は遊んでいて全然楽しくなかった理由ってなんでだろう？　と考えていたのです。言語化できなかったけど、考えてみました。

ゲームをプレイしていた私に何が起きたのか、それを書いていけば『私が面白いと思える』ファンタジーＳＬＧ（ＳＲＰＧ）を制作してくださるゲーム制作者様の役に立てるかなあと思って。異論は認めますー。

まず、そのファンタジーＳＬＧ（ＳＲＰＧ）は難易度選択をさせてくれました。親切！！　嬉しい！！

私はもちろん、イージー一択です。ファンタジーＳＬＧ（ＳＲＰＧ）は好きだけど下手なので。

難易度イージーは『武器の使用回数が減らない』という親切な仕様でした。

私、嬉しかったんですけど……でも、減らない武器一種類で戦ってるのって、ＲＰＧで言うと、初期装備でずーっと戦ってるのと同じなんですよね。

わかります？　その単調さ。

私は武器や杖を節約しながら戦うのも割と楽しいのです。

節約しないと詰むレベルだと嫌になっちゃうけど。

そして、ショップの品ぞろえがつまらなかった……。

序盤だからか、武器がそれぞれのキャラが使える一種類ずつと杖と、回復系アイテム一種類しか売ってなくて。

お金はたっぷり与えてくれる優しさがあるんですけど、でも、私、武器減ってないし、買う物……無かったよね……。

お金が無いのも嫌だけど、お金があっても買いたい物が無いのもつまらないんだなあと思いました。

私は『今、手持ち3000Ｇ。そしてショップには遠距離回復の杖1200Ｇが売っている。買うべき……！？』と迷うのが好きなのです。楽しいのです。

私は遠距離回復の杖1200Ｇを買うと思います。遠距離回復の杖大好き。

使える武器が一種類だけ（たぶん序盤だから？）っていうのも、つまらない原因だったのかなあという気がします。

三すくみ（剣は斧に強く／斧は槍に強く／槍は剣に強い）があるから、二種類くらいの武器を使い分けて対応するのとか、私、好きなのです……。

射程が違う武器を使い分けるのも好き。

『鉄の槍（射程1マス）』と『手槍（射程2マス）』を使い分けるの楽しい。

あと、そのフリーゲームには、私がプレイした章までに、アイテムドロップもないし、情報をくれる『家』はあってもアイテムはくれないし。

私は『盗む』『強奪』『鍵開け』『宝箱』が好きなのです……。

でも、すごくよくできているフリーゲームなので、そのゲームを面白いと思うプレイヤーの方に評価されてほしいです。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい