第372話 小説が完結したけど番外編を書くかも? という時にはどうしますか?

小説が完結したけど番外編を書くかも? という時にはどうしますか?


コメントで『一部の作者さんが物語を一段落として一時物語を完結させる、後にアフタエピソードを追加連載することもあり! こういう責任感のある作者さんを完結詐欺犯呼ばわりするのは違うと思う』的な内容を記載いただき、確かにそうなんだけど『何度も連載→完結を繰り返す』というのは、一回だけしか『完結』設定にしない書き手の方の作品の露出の機会を著しく奪っているのは変わりないなあと思いました。


完結詐欺(本当は以前に完結しているのに、今完結しましたという顔で完結新着に作品を並べる行為)って、読み手にはほとんとデメリット無いんですよね……。

私みたいに、自分好みの小説のスコップに熱意を注いでいるユーザーが、自分好みの作品を見逃すリスクが高まる程度のデメリットしかない気がします。

書き手から見たら『完結詐欺ユーザーか……』と思っちゃうかもだけど。


私が『小説家になろう』様で楽しく読み続け、ちゃんと本編完結してくださった作品があるんですけど、その書き手の方は、番外編を書いてくださるかもしれないということで、作品紹介ページに『本編完結』と記載の上『連載中』に設定されています。

私、数年、番外編を待ってるけど掲載されない。でも待ってる。ずっと……。


だから、小説を完結させても番外編を書くかも? と思ったら『連載中』のままにして、タイトルや紹介文に『本編完結』と記載するのが安全ではないかと思います。

自分以外の完結作品の露出の機会を奪わない……という意味の『安全』ですけど。


そして『自身の作品が特定の時間内である程度の星を獲得できない作者さんが強引に自分の作品を読者に納得できないエンディングで完結させる事例もあり、そういう事例は90%以上は完結詐欺と思う』というご意見には、納得する部分と「一応は完結させてくれるんだから誠意あるよね」という気持ちがあります。


もう全然続き書く気がない小説は、世界滅亡か登場人物全滅か、主人公死亡で終わらせちゃえばいいのになあーとたまに思ったりしますが、私が何年も続きを待っている小説がそういう終わり方だと悲しい気持ちになるかもしれないです。


私は『小説家になろう』様での小説掲載を終わらせたくて『そして日常は続く』という結末にして、カクヨム様でのみ連載しているので、それを完結詐欺と言われたらそうかも……と思います。

個人的には『ジャンプの打ち切りEND的END』と思ってます。


『小説家になろう』様のエッセイでは、小説を途中で放置するより、むりやりにでも完結させるか『連載凍結』としてほしいという内容のものも複数見たので「やっぱりそう思う読み手の方もいるよね」と思いました。


『小説家になろう』様の検索サイト『小説を読もう』では、更新停滞小説を除外して検索結果を表示することを選べるので、その機能に気づいた場合、更新放置作品に当たることはないと思います。

カクヨム様の検索機能では、きちんと連載してくれてる作品と連載中で更新放置している作品の見分けは、更新日時の新しさと古さでしか見分けられない感じなんですよね。

最終更新日時を見れば、更新放置作品かどうかは一目瞭然だけど……。


***


コメントで『本編と番外編を分けて執筆する』というご意見を頂き「すごい!! 賢い!!」と思ったので追記します。

本編完結させても番外編はガンガン更新できるスタイルで素敵です。

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