第307話 『ブロック』は強い敵対意志の表明だと思いますか?

『ブロック』は強い敵対意志の表明だと思いますか?


私、たまに『小説家になろう』様のエッセイランキングから興味がある作品に目を通すんですけど『ブロック』に対する考え方で「そうそう!! 私もそう思うー!!」というエッセイがありました!!


『ブロック』は「私はあなたが嫌いです」という意志表示だと、私も思います。

だから『ブロック』されても引き下がれっていう主張って「うーん……」と思うんですよね……。


『ブロック』されたことに気づいた相手は、私はほぼ100パーセント傷つくと思うんですよ。

相手を傷つけても自分自身を守る……というのは、防衛としては正しいと思うんですけど、やられた相手が引き下がるかどうかは別問題だと思います。


私は『続きは書籍で!!』を予告なくやるユーザーは私(無料で楽しくネット小説を読むユーザー)へのブロック反応だと思ってるので、気が済むまで怒り続けます。

『出版社の意向に逆らいきれなかった』とか『ネットで小説を読んでくれていた読者の方に申し訳ない』という気持ちを表明してくださっている方に関しては「『続きは書籍で』をやられた私が壮絶に嫌な思いをしていることをわかってくださる方なんだな」と思って、静かに立ち去り、もう二度と読まないけれど、でもカクヨムサイトのTOPページに書籍情報のバナーが掲載されていても「本売れるといいね」と思うだけで、カクヨム運営様にクレームを送ったりはしません。


私『ブロック=スルー』っていう考え方は、今は、絶対に変だと思うんですよね……。

『ブロック=明確な排除/敵対行為』というのが、見ている私としては適切な感じがします。


以前『荒れそうな感想だから削除して、削除したことに文句を言うユーザーだからブロックした。ブロックしたことに怒った相手がカクヨムサイトだけでなく小説家になろうサイトでも、ブロックされたことを怒っていたために、1日のPV数が1万も減った』ということが書いてある近況ノートを読んだことがあるんですけど、私は「荒れてから削除対応するのはわかるけど、荒れる前に荒れると決めつけてコメントを削除されたら、削除された側は嫌だろうなあ」と思いました。


読み手の方を傷つけず、書き手の方が自衛できる手段があるといいけどなあと思うんですけど。

ブロックを気軽に使うユーザーは、気軽に「あなたは何も言わないで!! 私は好き勝手に書くけど!!」って言う感じなので、私はあんまり好きではないです。


遊びにくい自分勝手なゲームを制作して、プレイヤーに遊びにくさについて不満を言うなっていうゲーム制作者の方の思考に似ている気がする。

「その遊びにくいゲーム、自分が作ったんじゃなくて自分以外の人が作ったとしたら、あなた快適にプレイできるの?」と問いかけたいけど、それはマナー違反になっちゃうんですよね……。


フリーゲームも、遊びにくさの指摘をクレームと捉える方が多いので、すごく面白いゲームしか感想がつかなくなっているような気がします。

私も、ゲーム制作者の方本人に、誉め言葉以外の何か言うことはないです。

エゴサーチして私の愚痴大爆発なゲームの感想を目にしたゲーム制作者の方が傷ついたとしても、それは自業自得だと思うから知らない……。


ひどいゲーム制作者の方だなーと思ったのは、私が丁寧で長いゲームの感想と共に、すごく丁寧に攻略質問をしたにも関わらず、ひとこと、何の役にも立たない返信しかくれなかった方と、一章まるごとセーブできない仕様の、章の後半に起きるべきイベントが起きず、バグ報告した時に、修正したデータの確認をプレイヤーの私に丸投げして、4回も(たぶん4回だったと思います)ゲームデータDLさせて、イベント起動するか確認させた人ですね。

誰だったか、私、覚えてるよー!!

名前はぱっと出て来ないけど、ゲームとか見ればわかる。


なので、私は今は、セーブ制限がかかってるゲームのバグ報告は、基本的にしないようにしています。

フリーゲームだと、ゲーム制作者の方に「バグが修正された状態か確認してからデータをアップしてほしい」というのもマナー違反になる可能性があるのです……。

ゲーム制作とバグ修正を一手に引き受けてくださっているにも関わらず、バグが修正されたかどうかの確認まで担わせるのは可哀想……という。


でも!!

一回イベント起きないってわかったなら、次のデータはゲーム制作者の人が自分でちゃんとイベントが発生するか確認するものじゃないの? と思ってます。

イベントが発生するまで何回も付き合わなければよかったなーと後悔してます。

だから私、セーブ制限かかったゲームって基本的に嫌い。


今、遊びまくってるフリーゲーム『NonStories ~永遠の箱庭~』は、本当にバグ無いんですよー!! 誤字はあるけど、私は気にしない。

バグが無いゲームって、それだけで、ゲーム制作者の方がプレイヤーと同じ環境で何度も何度もテストプレイしてくださった証なので、プレイするたびに感動します。

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