丸く収まること(Beautiful World)
今日、2月からカクヨムに書いていた現代ドラマ・現代ファンタジー小説「試着室の向こう」を完結させました。(もしお時間・ご興味ありましたらご覧いただけますと幸いです。)
https://kakuyomu.jp/my/works/16816927860621220704
書き始めた頃は、ぼんやりとしか結末や登場人物を考えていなかったので、完結させることができるのか不安でした。しかし、地道に続けていけばゴールは見えくること、そしてちりぢりになった物語を丸く収めることができるんだなあ、と少し自信になりました。初めての短編以外の作品だったため拙作ではありますが、とても良い勉強でした。
また、私は小説を書くことだけでは無く、生きていくなかでも「もうだめだ」「先がみえない」と思うことがあります。(私は結構些細なことで絶望することも多く、一時期は「もうだめだ」が口癖の時期もありました。)
それでも小説を書いていくなかで、こんな色々などうしようもなくみえることもきっとどこかのタイミングで丸く収まるんだろうな、なんてふうに考えればいいのだな、と思えるようになったのです。
そんな思いが今日は一段と強くなった気がします。
それは、雲の隙間から光が少し差しこむ様子が素敵だったからでしょうか。
それとも映画『鳩の撃退法』を観たからでしょうか。
あらすじがネタバレになってしまう可能性がある映画だったため、詳細は割愛させていただきますが、『鳩の撃退法』のなかで、“小説家は結末(物語)をつくることができる”ということに気がつかされました。
それで思ったのです。
小説家になりたいのなら、まず自分の人生を小説のように捉えようと。1つ1つの悲劇のようなものを悲観的に受け止めているだけでは、面白くないじゃないか、と。
おそらく、すぐにはこんな風に受け止められはしないでしょう。ただ、人生はきっとまだ長い。そして私はまだまだ小説を書くことができるし、小説のように人生を捉えるきっかけもあるのでしょう。だから少しずつなりたいように成長していけば良いのだと。
そう考えると、少し楽になりました。
1日1日、気負いすぎずに頑張ろう。そんな気分です。
では、今日の1曲。
宇多田ヒカルで『Beautiful World』
明日も良い日になりますように。
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