第62話 仮神殿準備


「田辺さんは何ができるの?」


「私はシステムエンジニアです」


「それはどんな事ができるの?」



朝になると田辺が来たので何ができるのか聞いてみるシステムエンジニアというパソコンをつかってアプリケーションであるソフトウェア-を作ったり、今まで作ったことのあるのは業務会計ソフトウェアーやカンリシステムウェアー、それにセイミツキキーノチョウセイウェアー、サーバーカンリウェアー?ウェブデザインウェアー?・アイティーにアイシーティーに・・・・・・もうダメだ、日本語でお願いします



「ちょっとよくわかんないです」


「え、あ、そうです、か?」


「あ、でもホームページっていうのととか、誰でも僕たちのことがわかるインターネットの見れるのがほしいです」


「わかりました、プロパイダ契約やサーバーについて・・・・・」



どんどん早口になる田辺だがちょっと僕が追いついてない


色々言う田辺を手で静止してポーションを出して飲む



「田辺も飲む?」


「いただきます・・・うっ!?なんですこほっ!?これ?」


「ポーション、ふぅ、僕機械に詳しくなくて、これ渡しとくから全部任せて良い?」



金貨を箱で渡しておく、貴族からもらったものだがこれだけあれば一つの事業ぐらいできるんじゃないかな?箱を開けて田辺に見せる



「・・・円でお願いします」



ダメだった、黒葉が起きたら相談しよう


竹村がお茶持ってきたので出してもらう、うん、渋くてまずいな、向こうのお茶みたいだ



「信徒田辺、こっちが隷属してる竹村、悪さできないからこき使ってあげて」


「どもっす」


「よ、よろしくお願いします」



起きてきた酔っぱらい共と話を聞く、このビルの使い方についてだ


サーバールームというのがあればインターネットでホームページを作って色々できるのに便利らしい


人の出入りを考えてこのビルをうまく使おうって話になった、うむ、よろしい



1階2階3階4階、そして屋上、1階ごとに4つ入口があってそれぞれ分かれてる


改装工事中みたいなのでコードが垂れ下がってたりあいて使えない部屋もある



僕の部屋は4階の1つでベッドと畳と藁とシーツと充電器がある



1階に僕が設置したダンボールの祭壇があるが威厳がないとのことで撤去したほうが良いとのことだ



むぅと思ったが小型女神様像の重みで傾いていたからすでに解体済みらしい、げせぬ



3階をとりあえず隷属集団につかってもらって4階にサーバールームと事務所


1階2階を祭壇、集会所、結婚式場、葬式場にしようと言ったが葬式場は待ったがかかった


葬式は法律が色々あるそうだ、できないのは仕方ないので後回し、別の当てもあるしね


とにかくできることをしようと金貨の詰まった箱を出してやってもらうことにした



女神様の進言によって結婚式場だけは豪華にしたいらしい



祭壇よりも、治癒する場所よりも結婚式場を優先するのはうちの女神様らしい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る