第140話 南極大戦(サウスブリザード)①開戦
準備を整えて南極へたどりついたニエド。
だが、南極の大地には、もうすでにアークの部隊が展開されていた。
瑠衣「これより、敵と交戦状態に入ります。各部隊は、発進後敵部隊の掃討に移ってください」
「「了解」」
次々にニエドから魔法装甲が発進していく。
錬「俺はどうして待機なんですか!?」
仲間達が次々に戦場へ行く中、ニエドのブリッジで錬は待機を命じられていた。
瑠衣「貴方は私達の切り札です。出来ればこんな事は言いたくないのですが…。貴方を対リコン対策にしておきたいのです。ですので無用な戦闘を避けさせたいのです。今ここにリコンがいるという確証もありません。リコンが現れるまでは、待機を命じます!」
錬「でも…」
琳『言っただろ?俺らを少しは頼れ!信用しろ』
ウル『お前がいなくても大丈夫だと言う事をそこで見ておけ』
綺『心配しなくても、2人が無茶しようとするなら私達がフォローするから!』
梁『お前は高みの見物をしていロ、ということだナ』
ラウ『敵を速攻で倒して心配ないって事証明してやるさ!』
マキシム『敵の大将を引きずり出すまでは大人しくしていろ?』
錬「皆んな…。わかった、全員無事に帰って来てくれ!」
ミウダ『言われなくても!』
アミダ『こちらはそのつもりだ!』
早速会敵したウル達は次々に敵を葬っていく。
ウルや梁、ミウダ、マキシム達近距離戦を主に主体とする装甲を前面に出した布陣で中距離にラウ、綺。遠距離に琳という感じで戦っているようであった。
敵も中々の手だれの筈なのだが、どんどんと撃破していく。
中には見たことのある方式の魔法装甲もあったがウル達は気にせず倒していく。
錬「あいつら…」
瑠衣「これは戦争なのです。人類の存亡をかけた…例え、知っている人物がいれど滅びに加担する者に躊躇してはこちらがやられます。皆、それを理解した上で戦っています」
何処か辛そうな表情を隠すかのように瑠衣はそう呟いた。
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