77.憧れの人 ~麻宮裕子~

10月22日(土)


さて、次は私のもう1人の憧れの人「麻宮裕子」について。この人物は、矢沢あい先生の作品「天使なんかじゃない」という漫画に出てくる人物です。主人公の冴島翠と同級生、そして生徒会のメンバーの1人です。翠と須藤晃の話も素敵なので、気になる方は是非。


麻宮裕子(通称マミリン)は普段ツンツンしているのですが、とても純粋で自分の意思や軸がしっかりとある愛のある人です。中学時代から「瀧川秀一」が好きで、高校の生徒会には彼もいます。しかし瀧川には原田志乃ちゃんという、これまた超絶美人な歳下の彼女がいます。


切ない。それでもマミリンはずっと瀧川が好きなんですね。もうこれだけで可愛くて仕方ないのですが、私が好きになったのはあの有名なシーン。


主人公の翠との帰り道、2人は進路の話をしていました。翠に「マミリンは?なにかなりたいものある?」と聞かれます。彼女はこう言いました。


「あたしは冴島翠みたいになりたい」


「うれしいときはちゃんと喜んで 悲しいときはちゃんと泣けるような そんなあたり前のことが

みんな 意外と できなかったりするのよ」


感動しました。彼女の強さはここにあるのだと思ったんです。自分の意思だって、こんな風に素直に相手に伝えることが出来る。そんな事をみんな意外と思ってても言えないのよ、と返したい。


もう1つ大好きで仕方ないシーンがあるのですが、これはもう盛大なネタバレになってしまうので書きません。ネタバレは罪に値すると思いますから。書きたいけどね!なんならそこでマミリン大好きになったから!!


そんな彼女をみて、私を大事にしてくれる友人の良い所をもっと探していこうと思いましたし、思ったことは素直に伝えていこうと思えたんです。彼女の「人を大切に思う気持ち」を私も日々忘れず生きていきたい。

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