セマザサ族の刺繍

作者 くれは

一生を布に綴る刺繍文化のあるセマザサ族と共に暮らす民俗学者の記録。

  • ★★★ Excellent!!!

生まれてからの一生の全てを刺繍として記録する文化のある、セマザサ族と共に暮らした男の記録。

セマザサ族の刺繍は日記のようなもので、その刺繍の持ち主の人生を刺繍から読み取れる。

本作はひとりのセマザサ族の刺繍を読み取るものである。

セマザサ族は架空の民族であり、当然この刺繍文化も架空のそれであるが、そこに彼の生きた息遣いをも感じ取ることができる作品であり、本作を読んで是非ともその息吹を感じ取ってほしい。

日記を題材とした、おすすめの一作。

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

日記のような役目を果たす布を持つ民族の話。
架空のお話でありながら、その文化のリアリティがすごい。
海を越えて、大地をゆけば、どこかの山や川を過ぎたそこに、その民族は確かに存在する。
そんな質感をも… 続きを読む

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