第279話
「「オマエノセイデコウナッタンダ!!イノチデツグナエ!!」」
「いやいや、自分達で選んでそうなったんでしょうに。何でも人の所為にするんじゃないよ。」
リビングアーマー(ルーシ)の攻撃
拳での攻撃。
ダメージ5ポイント
ルドの防御
純潔の効果発動
ダメージ0ポイント
リビングアーマー(ドルー)の攻撃
拳での攻撃
ダメージ5ポイント
ルドの防御
純潔の効果発動
ダメージ0ポイント
よっわ!!人を捨ててこれかい!!これならスライム状態の方が強かったじゃないか!!
「あー、武器が無いから弱いんですのね。」
「僕達がスライムを削り過ぎて武器まで作れなかったんだね。」
「それで拳で殴ってるんですか・・・。確かに腰も入っていないヘロヘロパンチですからね。あれじゃルドさんの防御は抜けませんよ。」
「ぷっ!弱くなってるぅ~。」
「m9(^Д^)プギャー」
「「キィィィィィィィッ!!」」
「なんとも間抜けと言うか哀愁を誘うというか・・・。とりあえずいい感じに削ってやってくれ。」
「「了解です。」」
「(>Д<)ゝ“ラジャー!!」
クリンの攻撃
剣による流派攻撃
剣使い・勇天聖剣流・光りの加護・軽業スキルが発動
ダメージ25ポイント
リビングアーマー(ドルー)の防御
特効属性攻撃!!ダメージ+20
クリティカルヒット!!首に攻撃がヒット!!ダメージ+20
特効属性攻撃によりリビングアーマー(ドルー)の防御無効化
ダメージ65ポイントのダメージ
ルゼダの攻撃
ルゼダの光魔法攻撃
瞑想スキル発動。ダイスを振ってください・・・・。ダメージ4倍!!
光魔法・魔法制御・浄化・弓使いのスキル発動。
スキルコンボ!!光の破魔矢が発動!!
ダメージ60ポイント+浄化
リビングアーマー(ルーシ)の防御
特効属性攻撃!!ダメージ+20
クリティカルヒット!!頭に攻撃がヒット!!ダメージ+10
特効属性攻撃によりリビングアーマー(ドルー)の防御無効化
ダメージ90ポイントのダメージ
アイギスの攻撃
腕部オートタレット×2による攻撃
攻撃目標右腕リビングアーマー(ドルー)
左腕リビングアーマー(ルーシ)
リビングアーマー(ドルー)に34発の射撃
ダメージ34ポイント
リビングアーマー(ルーシ)に9発の射撃
ダメージ9ポイント
リビングアーマー(ドルー)は攻撃を受けた直後で動けない。
リビングアーマー(ルーシ)は攻撃を受けた直後で動けない。
リビングアーマー(ドルー)はHPが1になった。HPの9割を失った為に気絶
リビングアーマー(ルーシ)はHPが1になった。HPの9割を失った為に気絶
戦闘終了!!
「サンキューな3人共。」
「調整が大変でしたわ・・・。瞑想は要れるべきじゃ在りませんでしたわね。」
「コロッと逝く所だったね。僕の方は余裕を持って調整出来たよ。」
「私だったら手加減スキルが在ったのに!!なんで2人でやっちゃうんですか!!私の出番!!」
「まぁまぁ、今度活躍してくれればいいから。それにアイギスもありがとな。ちゃんと手加減出来て偉いぞー。」
「(∀`*ゞ)エヘヘ」
「手加減と言うか死ぬ一歩手前まで追い込んだというか・・・。」
「アイギス!パパに褒めて貰って良かったね!」
「(・∀・)ウン!!」
「さてと、じゃあ外の連中と一緒に2人を運びますか。あっルゼダ、最後にこの部屋浄化しちゃって。瘴気が残ってるとまずいし。」
「了解ですわ。<浄化>!!」
「さて、帰ろうか。」
さて、あぁは言ったけど2人の変わりようを見てシルはどんな反応をするかな?ちょっと予測できなくてお兄ちゃん心配です。まぁ元に戻す方法を知ってる人が居れば良いんだけどなぁ・・・・。師匠なら知ってるかなぁ?
大勢を一度に運べる訳が無いので、リダに首都迄走って貰って応援を呼んで貰った。2人以外は守備隊の人に運んで貰って牢屋に放り込んでもらったよ。
リビングアーマーになっちまった2人はと言えば・・・・・。
「何を考えているんです!!このお馬鹿!!」ゴチンッ!!ゴチンッ!!
『イタイ!!シルネエサマイタイデス!!』
『アタマガヘコンダ!!』
「頭が凹むくらいなんです!!簡単に人を捨てる何て何を考えているの!!反省しなさい!!」ガンッ!!ゴンッ!!
『グオオオオオ・・・・アタマガワレルゥゥゥゥ・・・。』
『カラダガコワレルゥゥゥゥ・・・・・。』
愛の鞭を交えた折檻を今なおずっと受け続けている。人がどれほど素晴らしいかから始まり、自分達がなんで落ちこぼれたのか事細かに説明するシルに魔物になっちまった2人もタジタジだ。そんでもって2人の今後はどうするって話になるんだけど・・・・。
「あぁ、それなら浄化で元に戻るわよ?」
「まじで?本当に元に戻るのか師匠?」
「えぇ、だってあそこに置いてあったのは私が悪魔になった後の残りカスですもの。完全に種族を変えられる程の力はもう無いわ。それに種族を変えるにはそれだけ強力なスキルが必要ですもの。そんな物あの2人が持ってると思う?」
「確実に持ってないな。」
「そう言う事よ。だからパパっとあの2人に浄化を掛けちゃいなさい。そうしたら元に戻るから。まぁいくつかのスキルは消えちゃうでしょうけどね。」
という、起きて来た師匠の言葉で2人は元の姿に戻った。今の所影響は一切なく、元の老人と老婆に戻っている。2人は何処かガッカリしてたけどな。種族が変わってもっと生きられるとでも思ってた?残念、そのままだと1年持たずに死んじまう所だったんだ。元に戻った方が実は長生きできるんだよな。
まぁ師匠が言っていたように元に戻った影響か、戦闘系のスキルが全て消えてしまったけどな。元に戻った後はおとなしく兵士につられられて牢屋に入って行った。さてと、依頼は終わったし報酬タイムだ!!
「この度は急な依頼に答えて頂きありがとうございます皆さん。」
「まぁ妹の為だからな。別に苦でも無かったし。」
「ルドさんが相変わらず固すぎる盾だと解って良かったです。」
「後ろに居たら絶対に安全ですからね。」
「頼りになる肉壁ですわ。」
「肉壁言うな!その言い方はなんか嫌だ!!」
「ふふふ、やはり皆さん仲がよろしいですね。ではこちら報酬になります。」
ファランさんがシルの後ろからお金の入った袋と目録を持って出て来る。金は規定通り1人1万マネ。これで装備を整えられるかな?
目録の方は交換できる装備とアクセサリーの一覧だった。ざっとそれを確認していると、俺の目にある1つのアクセサリーが目に飛び込んでくる。
巨人の腰布:かつて巨人が使っていた腰布。種族巨人が使う事でその真価を発揮する。(HP+100)
何とも懐かしいアクセサリーだ。元はDEFを強化する為の物だったよな。ってかこれってALOの時装備と共に朽ちたと思ったけどまだ在ったのか。
「俺はこれだな。」
「ふふふ、やはり兄様はそれを選びましたか。そう思って事前に用意しておいたんですよ?探すのに苦労しました。」
「おっと、これは妹にしてやられたな。」
「驚かす事が出来てうれしいです。」
妹からのサプライズに笑みを浮かべながら、俺はこのアクセサリーを装備する。うん、赤い腰布だな。他が初心者装備だからあまり映えないけど、なんかしっくりくる。
「私はこれにします!!」
リダは頭装備を選んでいた。猫耳に鉢金っていう何とも不思議なスタイルになったが、防御力が上がると嬉しがっている。
鉄の鉢金:鉄で作られた頭装備(頭部へのダメージを-10%)
「僕はこれですね。」
クリンが選んだのも装備品だった。まぁアクセサリー枠が一杯だからな。これはしょうがない。
鉄のブーツ:鉄で出来たブーツ(脚部ダメージを-10%)
「私はこれですわ!」
ルゼダが選んだのは左手に嵌める腕輪だった。何の装飾も無い腕輪だが、中央に白い小さな宝石が嵌っている。
白玉の腕輪:少しだけ光属性を帯びた腕輪。(光魔法の威力を+5)
「シアはおやつ!!」
「(´・ω・`)」
そして最後になぜかシアが紫色の玉を持って飛び上がっていた。隣でショボンとしたアイギスが佇んでいる。っていうかあの玉どっから持って来た?おやつって?
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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