第3話 カラスマス洋服店・・ブラックな

友達のハリエッタとは はぐれてしまい


僅かばかりの手持ちのお金にパンが数個 

そんな時だった


「ここ・・」大きな店 食堂の御店でギルドまである


最近 飢饉に隣の国からの難民が多く 食料の配布があっていて

無料配布のシチューとパンをもらい 食べ終わった後で 

仕事の斡旋所のコーナーを覗く


「・・お針子募集 それも住み込み」


カラスマス洋服店 そうして私は一人 そこに向かって歩き出す


それから・・


「・・まだ若いね 子供だけど 本当に仕事は出来るのかい?」

店のオーナー カラス夫人が軽く睨んで私を見る


「はい この私が着ている服は自分で作りました」

「ふーん 悪くない出来だ 確かにまだ素人だけど よく出来てる」


「住み込みでいいね」「は、はい」


焦っていた気持ちはあったけど もっと良い仕事先を探すべきだったと

後で後悔してしまった

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