第10話 押忍! 三味線砲・連射!

 阪神8連敗。

 大阪タイガースのユニフォームで、後楽園球場をアジトの自称巨人軍に、また敗けてもうた(2回ほど勝たせてやったんじゃ~わっはっは)。


 さて、本日4月2日朝9時前後。


 わしは、父親と同学年の補導員に補導されて、岡山駅まで行ったときのお話。

* 補導員というのは、50代のアル中男を更生させるという怖い人たちのこと。

 とにかく、昼間からそういうアホに酒を飲ませないようにされている人たち。

 年代は、その補導対象者(被補導者)の父親(故人)と同学年の人ね。

 ということで、ご理解ください。


 でじゃ。

 行きには、茶トラ。帰りには、茶色に白の猫様に、それぞれ、お会いした。


 まずは、行きの茶トラさま。

 わしに気付いて、佐々さ・・・、と、距離を取られた。


 では、久々の三味線砲、発射!

 その結果、茶トラさまは・・・?!

 アホかいな、このおっさん、という顔をされて、こちらを見ておいででした。


 そして帰りの、白と茶色の猫様。

 こちらは、私が歩いてくるのを見て、さささと、距離を保たれます。

 で、平行な位置取りになったとき、いよいよ、こちらを見ておられた。

 そこで、三味線砲を発射。


三味線! 三味線!


 猫様、わしが手をあげてあいさつするのを見て、さささっと・・・、

 逃げて行かれました。


 おそらく、かの茶色と白の猫様は、こうお思いだったに違いない。


 しょうもないアホ人間が出た!

 アホが移るニャン!

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