第73話 スケジュール

 今季はレギュラーシーズンに、わずかながらアナハイムとの対戦が入っていると聞いた大介。

 さっそくやる気になっているが、そういう気持ちはちゃんと調べることを調べてから持つべきだ。

 ホーム開幕戦が、アトランタ相手の4月3日。

 つまり武史のフランチャイズデビューもそことなる。

「うわ、すぐに12連戦か」

「まあ最初は驚くよな。一番長いのは……16連戦かな?」

「17連戦もあるがよ」

「なんかもう日本に帰りたくなってきたんですけど」

「いやこれぐらい序の口」

 そもそもオープン戦が始まってやっと、日程を気にするというのが遅すぎるのだ。


 しかし、もしメトロズも直史を開幕戦に使い、それ以降も順調に中五日を保てるのなら。

 メトロズとアナハイムの三連戦、その最終戦で兄弟対決が成立するかもしれない。

 舞台を移し、チームを移籍し、そして様々な名勝負が成立してきた。

 しかし直史と武史が公式戦で投げあったことはない。

 高校や大学の紅白戦ではあるが、プロまでも全て同じチームであった。

 ここで初めて、異なるチームのエースとして対決するのかもしれない。

 もっともローテが崩れるか、それとも本人が少しでも怪我でもしたら、その予定は狂ってしまうが。


 武史としては兄との対戦は、別に怖くはない。

 なにしろパーフェクトされようがマダックスされようが、されるのは自分ではなくチームメイトであるからだ。

 あちらには樋口もいるから、武史を攻略してくることは不可能ではない。

 そう割り切って考えて、他の試合で勝てばいいと思っている。


 むしろ気になるのは、開幕戦がアトランタということだ。

 この二年はメトロズの後塵を拝しているが、それでも去年はポストシーズンにしっかり進出している。

 今年の補強もそれなりと言えて、甘く見ていいものではない。

 武史はごく普通に心配しているが、他の日本人二人は心配をしていない。

 NPB時代の武史の成績と、今のMLBのレベル。

 一点ぐらいは取られても、大介たちが三点ぐらいは取ってくれるだろうと思っている。

 

 オープン戦の成績では、武史はむしろ一年目の直史より、派手な活躍を見せていた。

 単純にこれは、直史が相手に合わせて投げるタイプであるのと、武史が相手に関係なく投げるタイプであるからなのだが。

 105マイルを100球を超えてからも普通に投げてくる。

 むしろそのあたりが一番、肩が暖まって調子がいいのだという。


 この武史の運用法は、大介にも確認した。

 プロでは違うチームであったが、高校時代は同じ学校の先輩と後輩。

 今では義理の兄弟ともなれば、そのスペックは正しく知っているからだ。

 もちろんMLBがNPBに送っているスカウトも、武史の情報は集めている。

 とりあえずシーズンの序盤で、球数制限内でどんなピッチングが出来るのか、それを参考することにした。

 MLBのシーズンは長い。

 シーズンの中でまたも、戦力補強のトレードなどを行うことはあるだろう。




 オープン戦自体は順調に進んでいく。

 シアトル、ワシントン、ヒューストン、アトランタ、セントルイスなど、さすがに全戦全勝というわけにはいかないが、どの試合でも選手たちは手ごたえを感じている。

 アナハイムに勝つために、かなりの資金を使ってFA選手の強化もした。

 おかげで定められた年俸の上限を超えて、ぜいたく税を払うことになった。

 金持ち球団であれば、別に珍しいことではない。


 二年連続でトレードのためにプロスペクトを放出しているので、メトロズは金を出してFAで補強するしかない。

 ただしリリーフ陣はそれなりに、安い選手を雇うことに成功した。

 大介がいて、武史が追加された今年、アナハイムに勝つ絶好のチャンスと言えるだろう。

 もちろんアナハイムも戦力を強化しているが。

 二匹の怪獣の対決は、今年もMLBという舞台を盛大に破壊してくれそうだ。


 三月末でオープン戦も終了する。

 フランチャイズでの開幕戦のために、メトロズは準備を始める。

 だが武史はそんなものはどうでもよく、ニューヨークの街を満喫していた。

 ニューヨークはマンハッタンとブルックリンに、二つのNBAチームを持つ。

 現在はそれほど圧倒的に強いわけではなく、また過去にも王朝を築いたことなどはない。

 ただNBAも当然ながら、人気チームをこちらに呼んで、試合を成立させることはある。

 

 別に一日中練習をすればいいというものでもないし、体を休める必要は確かにある。

 だがマディソン・スクウェア・ガーデンにその姿はよく見つけられることとなる。

(やっぱりNBAはでかいなあ)

 MLBも年々選手の大型化は言われているが、そもそも身長が絶対的なアドバンテージのNBAは、チームで一番背の低い選手が、武史ぐらいはあったりする。

 それでも過去には大介よりも小さい選手はいたし、武史よりも小さな得点王はいたが。

 引退後数年で破産し、別れた元妻に養ってもらっているとか聞くと、やはり金の無駄遣いはダメだなと思う武史である。

 日本人はそもそも質素倹約を美徳とし、田舎育ちの武史は、よりその傾向が強い。

 プロスポーツ選手はそのキャリアの内から、引退後のことは計算しておかなければいけないのだ。

 アメリカンドリームという言葉は、武史にはあまり関心がない。

 

 生活についても恵美理は、近くにツインズがいるので、さほど困ることはないかと思っている。

 イリヤの遺産の中には、同じマンションの不動産もあった。

 球団の用意してくれるマンションもあったのだが、どうせならこちらを使えばいいと、月に二万ドルの家賃を払って住むことになる。

 なおニューヨークでこの程度のマンションは、月に二万ドルなら格安である。


 そろそろ自分も金銭的価値観がバグって来たかな、と思う武史である。

 プロ入りしてから税金対策だの確定申告だのは、主に直史や瑞希の父に聞いて行っていた。

 プロスポーツ選手が専門の税理士というのは、ある程度固定されている。

 だが確定申告は別に、それほど難しくもない。

 重要なのは人間性。

 それならば本当の親族からの知り合いに任せる、というのがいいのである。 

 ちなみに恵美理の家も特殊なものであるが、主な活動はヨーロッパであり、向こうで税金を払っている。


 シーズンの半分近くは遠征となる武史は、生活の采配は恵美理に任せるしかない。

 長男、長女、次女の三人を育てるのに、恵美理一人ではもちろんしんどい。

 シッターを頼むこともあるし、また近くにいればツインズも、色々と助け合うことが出来る。

 ただ桜がまた妊娠中なので、そのあたりは逆にこいらが頼ることになるのかもしれない。




 武史はシーズン序盤のスケジュールを見ていた。

 まず開幕が4月3日のアトランタ戦で、これは問題ない。 

 それから9日のマイアミ戦が、第二戦となる。

 次の日にはもう、アウェイゲームが続く。

 フィラデルフィアとの対戦は先発予定ではないが、次のカードでは当然ながら投げることになる。

 今度はアウェイでのマイアミ戦だ。


 武史のイメージにあった、多くのチームとの対戦というのは、この場合は正しくない。

 今年のメトロズは開幕から一ヶ月、同じナ・リーグ東地区のチームとばかり当たる。

 それでも一番多く対戦するのは、同リーグ同地区のチームとの19試合。

 NPBであれば同じリーグなら、25試合をしていたものだ。


 同じリーグの他の地区のチーム相手には、六試合か七試合。

 そしてア・リーグ西地区のチームとは三試合か四試合。

 おまけにメトロズの場合は、同じニューヨークのラッキーズとの試合もある。

 サブウェイシリーズとして盛り上がるのだが、この二年は圧倒的にメトロズの方が人気である。


 武史がげんなりとするのはやはり、一つには先発ローテのピッチャーでも、チームに帯同するということだ。

 実際に試合に出ることはあまりないが、それでも出番が出てくる可能性はある。

 MLBはNPBと違ってロースターがそのままベンチ入りの数となっている。

 負け試合などでピッチャーを使いたくない場合、野手が投げることもある。

 実際に大介は投げている。負け試合ではなく圧倒的大差勝ちの試合であったが。


 遠征は短くても六日はかかるので、その中で一試合は必ず投げる。

 なのでピッチャーもチームに帯同していくのが当たり前なのだ。

 これがNPBならば試合の翌日はあがりであるし、前日もベンチには入っていない。

 のんびりとくつろぐ時間が、あまりにも違う。


 五年頑張って大金を稼いだら、日本に戻ってもいいかもしれない。

 在京球団レックスで、のんびりと先発ローテを守る。

 もっとも年俸の折り合いがつかないかもしれないが、それはある程度譲歩するとして。

 それとも野球の世界から引退し、何か他のことをしようか。

 色々とやりたいことは多いが、別に何をやってもかまわない気もする。

 ただ普通のサラリーマンというのは、ちょっと無理があるのではと思う。


 そんなことも考えているが、一番問題なのは英語である。

 恵美理は実はぺらぺらで、大介は習うより慣れろで、普通にもう喋っている。

 だが武史は受験英語しか知らない。

 そもそも海外と旅行に行くところであり、仕事をする場所ではない。

 ある意味よほど、直史よりも保守的傾向のある武史である。

 彼の場合はむしろ、怠惰と言った方が合っているのかもしれないが。


 大介の通訳をやっていた杉村が、最近では武史についてくれている。

 実のところ大介も、まだまだ怪しいところがある英語なのだが。

 ただ何を言っていいのか、言っては悪いのか、おおよその判断は出来ている。

 それにインタビューなどになれば、さすがに通訳を挟んでの会話となる。


 そもそも武史は大学まで行っているのだから、本来なら大介よりも喋れるはずなのだ。

 だがやはり、言語と言うのは学習よりも実践。 

 大学時代の第二外国語として学んだ中国語などは、完全に忘却の彼方。

 どうせ能天気で楽観的な性格なので、そのうち普通に意思疎通は出来るようになっているだろう。

 実は厳密に言葉を使おうとする直史は、まだあまり意思疎通が出来ていない。

 瑞希などはこれを機会に、海外の文献を読み解く練習としているらしいが。




 ニューヨークにおいて武史は、アメリカにいる恵美理の旧知の人間と引き合わされたりもした。

 その中にはイリヤの友人だったという人間もいたが、どちらかというとクラシック畑の人間の方が多い。

 もちろん会話は英語になる。

 こりゃ苦手だとかは言っていられないぞ、と認識を改める武史だ。


 そして武史はここで、イリヤの墓に参ることが出来た。

 プロ入りしてからも武史は、わずかながらイリヤとの親交はあった。

 彼女はレックスの試合を見るため、神宮を訪れていたからである。

 特にその回数は、直史の登板の試合に多かった。

 だが武史の登板試合にも、それなりに観戦に訪れていたのだ。


 イリヤという存在の意味を、今更ながら武史は考える。

 直史や大介に、そして自分にも影響を与えていた。

 若くして命を落とした、しかし誰もが求める存在。

 その遺児をツインズが育てているため、今では義理の姪となっている。

 実際に何度も会っている。大介が帰国した時には。

 そして今年は、もっとたびたび会うことになるのだろう。


 イリヤはもしもこの子が音楽の道に足を踏み入れたら、と遺言を残していた。

 それを導く人間に、ケイティか恵美理をお願いすると。

 実際のところ正統な音楽の指導という面では、恵美理の方が体系付けて音楽を学んでいる。

 基本はクラシックであるが、現代音楽が出来ないわけではない。

 それに音楽というのは、誰かに導かれるものではないとも、恵美理は言っていた。

 その道に入らざるをえない運命を、その人間が持っているかどうか。

 ツインズはイリヤの音楽を聴かせ続けているらしいが、それで本当にその道を選ぶのか。


 芸術的な才能は、生来のものになるのか、それとも環境が育てるものなのか。

 親が楽器を弾いていたから、という理由でお稽古事として音楽を始めるのは、ごくありふれた理由だ。

 佐藤家も四兄妹の中では、直史がピアノをやっていた。

 今は畑違いの野球をやっているが、指先の柔軟さを鍛えるという点において、ピアノはやっていて良かったと言う。


 武史は水泳をやっていた。

 水泳は全身運動であり、その連動がピッチングにも活かされているのでは、と自分でも思う。

 ツインズがやっていたのはバレエで、その身体操作は色々なところで役に立っている。

 やはり習い事は、やっておいて損はない。

 当時の武史は、あまりそんなことは意識しなかったが。


 イリヤの娘は伊里野と名づけられた。

 イリヤの日本名の漢字は伊里矢であったので、日本では区別がつく。

 彼女が果たしてイリヤのような才能を有しているのかどうか。

 少なくとも生まれたとき、天上天下唯我独尊、などと言わなかったことだけは確かだが。


 イリヤが見たかったのは、このMLBでの舞台での、直史と大介の対決だったはずだ。

 あと一年と少し、生きていれば見られたのだ。

 そして今年はさらに、面白い試合が多くなるかもしれない。

 それなのに彼女はもういない。

「不思議な気分だ……」

 武史はイリヤに恋愛感情など抱いたことはない。

 だが彼女とは、心の深いところでつながれた気がする。

 それは武史だけではなく、多くの人にとって可能だったことなのだろう。

 音楽でそこまでのことをしてしまう人間だったからこそ、彼女を殺そうという人間が出てきたのか。


 まだまだ、彼女の人生は物語を必要としていた。

 そして世界も、まだまだ彼女の音楽を必要としていただろうに。

 全ての果てを見る、ということは出来ずに彼女は旅立った。

 世界の中で彼女の役割は、まだあったであろうに。

 それだけこの現実という物語は、全てが都合よく行くようには思われていない。

 



 しんみりと故人を偲んだ後に、武史は恵美理と共に、ブロードウェイを回ったりもした。

 ニューヨークで過ごすのは、今のところ三年はほぼ確定している。

 それ以降は成績しだいで、球団にオプションの権利がある。

 武史が避けなければいけないのは、ひどい数字を残してしまって、もう切ったほうがいいと思われること。

 だがそれについては、武史自身も球団側も、あまり心配してはいない。

 オープン戦で多少の粗は見えたが、それでも武史の奪三振能力は、高いものがあったのだ。

 上杉がクローザーではなく先発のローテで投げていれば、シーズンの奪三振記録などは変わっていたかもしれない。

 武史にはそれが求められている。


 あのサトーの弟。

 スタイルは全く違うが、怪物であることは一緒。

 どれぐらい違うかというと、ドラゴンとヴァンパイアぐらいの差がある。

 どちらもとんでもない脅威だということは間違いない。


 むしろ上杉の弟なのでは、とも言われたが、もちろんそんなことはない。

 武史はこれから自分のピッチングで、自分の立場を作り上げていくことになる。

 もっともメトロズは打線の援護が多いので、さほどの心配はしていない。

 開幕戦を楽しみにしている。


 ニューヨークのあちこちを、武史と恵美理は回ることになった。

 時には大介やツインズが、それに付いてくることもあった。

 オープン戦終了から、開幕までの二日。

 間違っても本番前に疲労をためないよう、武史は調整している。

 日常生活を送る分には、恵美理の方が適応している。

 やはり言葉が通じるというのは、それだけ便利なことなのだ。

 それにしてもニューヨークは、とにかく物価が高い。

 特に外食をしようと思ったら、東京よりもずっと高くなってしまう。


 大介に言わせればニューヨークであっても、場所によっては安いところもある。

 だがこの街は全般的に、東京よりも治安が悪い。

 それこそイリヤを銃で殺すぐらいに。

 なので可能な限り、治安がいい場所を選ばなければいけない。

 女性が夜一人で歩くなど、その治安がいい場所でさえ危険だ。

 アメリカは、ニューヨークは日本とは違うのだ。




 わずか数日の間には、ニューヨークの雰囲気に慣れることもない。

 メトロズはホームでアトランタとマイアミとの試合を行い、それから遠征に出ることになる。

 生活周りのものは恵美理が色々揃えたが、その間に武史は子守をしていた。

 一番上の長男は、最近はもう言葉が通じるので、最低限の話は聞いてくれる。

 ただ躾の仕方は、武史は甘くなってしまうらしい。

 あまり家にいない父親であると、こうなることもあるのだ。


 一番下の子である次女は、伊里野たちと同じ年齢。

 まだまだすやすやと眠っている赤ん坊だ。

 武史が投げている姿を憶えていられるのは、長女ぐらいまでになるだろうか。

 もっとも武史はそういった姿を、子供たちに見せたいとは思わない人間であるが。


 緊張しているわけでもないし、地に足が着いていないわけでもない。

 だが武史の感覚は、これがあまり現実だと感じられない。

 メトロズのフランチャイズ、シティ・スタジアムに入っても、それは同じであった。

 大満員の観客の中で、開幕戦のマウンドに登る。

 それもホームであるので、まっさらなグラウンドにだ。

 普段よりも少し肩を作って、出なければいけないかなとも思う。


 緊張ではなく、これは戸惑いである。

 流されるままに野球を再開し、流されるままにプロになり、流されるままにMLBにまで来た。

 通常MLBに挑戦する人間というのは、強烈なここでやっていこうという信念がなければ、とても通用しないなどと言われる。

 だが武史は同じことを、日本のプロに入るときも言われた。

 それでも普通に通用してしまって、様々な表彰を受けたのだ。


 武史の才能は、努力を努力とも思わないこと、であったかもしれない。

 普通に練習をすれば、それで結果はついてくるのだ。

 無理をしてもあまりよくはなく、他の人間が必死でやっている横を、光の速さで歩くように通り過ぎていく。

 そんな奇妙な感覚で、これまでやってきた。

 直史が、才能だけなら自分以上、というわけだ。

 もっとも直史の至っている領域は、もう才能とかどうとかでは、説明することが出来ないともおもっているが。


 普通にやって、普通に勝とう。

 試合の直前にはもう、武史はその程度のことしか考えないようになってきていた。

 その境地に入るのが、普通の人間には難しい。

 才能のある人間にもまた難しい。

 安定して投げられるピッチャーの条件だが、超一流でもある程度は、ブレがあるものなのだ。

 直史が意識的になくしているそのブレを、武史は最初から感じていない。

 これもまた一つの、天才の形なのであった。




  第四章 了



 ※おまけ 主なキャラの子世代の各年代の分布


最年長 樋口長女 満六歳

五歳 武史長男 上杉長男

四歳 真琴(直史長女) 昇馬(大介長男) 上杉次男 樋口次女

三歳 武史長女

二歳 樋口長男

一歳 伊里野(大介養女) 里紗(大介長女) 武史次女 上杉長女

0歳 明史(直史長男) 樋口次男 上杉次女

妊娠中 大介三女・四女


 なお物語の展開により言及されていない子供の年齢は変更される可能性あり。

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