第46話 歴史

歴史の本

 

私も歴史の本が好きです

偏ってますが

有名なところでは


幕末 辺り

関ヶ原 それぞれの武将のお話

忍びの者達のお話


秦の始皇帝とその前後のお話

などなど


でも一番好きな本は

町民や農民

下層階級の武士の物語

どちらも無名のことが多いです。


カクヨムの皆様の物語を拝読させていただいていて思うこと

よく勉強されています

(お前が言うか?)

私の知っている歴史のお話以外で

よくもまぁ其処まで創作できましたね

(これ史実を知っていないと出来ないですよ)

とか

そんな歴史のお話があったのですか!

など。


歴史以外でも

ほんとよく勉強なさっていますね

(まだ、お前は言うか?)

と声をかけたくなるような物語を紡いでいらっしゃる

ブラボー!


また

学問では習得できないもの

感性です

(ほんま、お前は何様のつもり?)

感性を磨くことは

脆く傷つきやすい神経の

鋭く細い一本の弦のようにも思えます

それは張り詰めた弦を弾けば美しい音が出るような。


また時に

怒りやすくなったり

静かに静かにその思いを言葉に変えて

表現の豊かさに目を見張るものがあります。

似非えせ評論家か、お前は!)

元々は海外の本ばかり読んでいたのですが

新聞のコラムの欄に

司馬遼太郎さんの言葉がありました


温故知新


古きを訪ねて新しきを知る

歴史が何かを教えてくれるなどとは思ってはいけない

どんなに過去を勉強しても

歴史は繰り返されているし

これからも争いなど消えていくものではないだろう

歴史の本の中に新しいものを見つけて

暗い歴史を繰り返さないよう努力してほしいと言っているのでもない

その繰り返される歴史の中で

人はどう生き抜いてきたか

それを考えることが教養である


みたいな言葉に惚れて

それは私の中で

繰り返し終わらない争いを正すことなどできない

歴史の探索は教養を身につけることである

そんなふうに変換されていきました

そして

日本の本は歴史本ばかり読むようになり

今は雑食です


読む人がいてくれるから

書く人も頑張れる

感性の受け渡しは

発信者がどれだけ優れていようとも

(言っておきますが勿論私のこと、ではありません)

受信者に受け取れるだけの感性がなければ

消え行く言葉の羅列


発信者の皆様と

受信者の皆様に

頭が下がる思いで筆を取りました。


感謝。

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