今、目の前で起きている危機【神を語る魔】
相談者は私と同じように神様を降ろし、人の役にたちたいと活動していました。
しかし日常的な部分で悩み、お話をいただきました。
その方は自分の力をコントロールできないまま、受けた神託を持って人の役にたちたいと、陰陽道の術師の方を含めて数人のグループとして、私たち同様情報を共有したり、活動しているようでした。
しかし残念ながら全ての能力者に、正しい神託が降りてくるのかというと、疑問が発生します。
またグループ内で揉め事が多く発生する様になり、仲間を分裂させたい為に暗躍している存在の印象もありました。
そしてその神託をくださる存在は、夜も騒がしく、耳栓をして休まないと眠れない状況もあったようです。
また仕事中などに勝手に体を使わない様、約束事を交わしていたというのです。
私の場合は、神様と約束事を交わさなければ支障になるような出来事はありません。
同じように神(宗像三女神)がついている桜井の彼女にも、勿論ありません。
仲間を分断させたいが為に起きるトラブルは、ほとんどが魔が介入し発生する事を私たちは知っています。
全てに違和感を感じた私は、桜井に相談しました。
ご相談のきっかけとなった方ご自身も、疑問を抱いていた為、能力者の方がいない別日に、桜井と要子含めて対談させていただきました。
果たして神託が本物なのか、そうではないのか、見極める必要があったからです。
その時要子に入った天之御中主神が指摘します。
魔は神の姿で現れ、もっともらしいことを言う。
それでいて周りの人たちが不幸になることを見て喜ぶものだと。
魔にとって、神になりすますこと自体、簡単なことだというのです。
まして思考を支配されたら最期、人の為と力を使ったなら、使うほど周囲も自分も絶望のどん底に陥るのです。
しかし魔により、目隠しをされている状態ゆえに、正しい判断もSOSを出して誰かに相談することも出来ず、気が付くころには、人としての一線を超え地獄に堕ちるのです。
何故なら魔に操られた思考だったとしても、実際行動するのは人間です。
人としての道理を外れることで、本来守護してくれている諸天善神が、守護をやめ間違いに気づけとばかりに、試練を与えるのです。
しかし、受ける側は魔に洗脳されているが故に、魔の誑かしにより傾倒してしまうのです。
その仕組みを知っているからこそ、私自身も現れる神の存在を常に検証します。
経典と同じことを語るのか、それとももっともらしい魔の思考を展開するのか。
何故経典と照らし合わせるのかと言うと、それは仏法を守護する功徳によって諸天善神に神としての地位を与え、教えを説いた存在こそ、仏だからです。
だから仏が説いた教えを護らない神がいるはずがないのです。
なので桜井はいいます。
仏の鏡を通せば本物か否か、判断できると。
では、相談者の元に現れる自称神は何者なのか?
天御中主神はその名を【惡蝋略】と断じました。
以前、神様との結婚の記事で書いでありますが、私を自分の手元に留めるためなら、命を奪う事もいとわないと極端思考の神ほど力がある存在。
その【略領】の親戚みたいな存在と言っていいでしょうか?
悪に傾倒する魂に棲みつく存在。
しかし、【惡蝋略】は人の傍ら心に存在する卵です。魂が悪に傾倒すると孵化する。
そして更に成長すると【ぐるぐるポン】になる。
【ぐるぐるポン】とは、みゆきちゃんが教えてくれた魔のことです。
誰かを恨んで、還ることができなかった生霊のなれの果てという説もあると要子は言います。
それは第7形態まであり、進化するそうです。
この情報は幼き要子が書いだノートにありました。
幼き要子の目には、その世界が見えていたんだと思います。
要子いわく、コロナも【ぐるぐるポン】の進化形の一つではないかといいます。
世界を闇に陥れる存在。
疫病もある意味そうなのかもしれませんが、言及はできません。
以上の根拠から、神だと思っていた存在が実は魔であり、【惡蝋略】だと断定されたのでした。
【惡蝋略】と気づく前に起きた霊障のお話は、次に話したいと思います。
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