日本海中部地震【還る魂】



1983年5月26日、遠足で来ていた合川町(現北秋田市)の旧合川南小学校の4、5年生が、戸賀加茂青砂地区の海岸で津波にのまれ、13人が亡くなった。


私も当時県南に住み、校舎にヒビが入ったことを今でも覚えている。


毎年、被災された時期になるとニュースになる事もあり、悲劇となり起きた出来事は、私たちの中でも風化することなく生き続ける。


それは去年から是宮の中では、いずれ浄化のために動くことは、想定していたことでもあったのです。

被災された子供たちの供養。


まだそのタイミングではないと言わんばかりに、月日は過ぎていた。


盆休みに入った是宮が、遊びに来た。

夕方温泉に行こうとなり、当初話していた別の温泉があったものの、私は海の見える温泉に、呼ばれている気がして向かった。


そこは海を見ながら、露天風呂に入ることができた。


その海に呼ばれており、海の管理を任せられているサメさんからのSOSだと感じた。

流さなければならない魂が多すぎて、状況を見に来て欲しかったようだった。

そのサメさんこそ、瀬織津姫の使いの存在で魂の管理を任せられていた。


豪雨災害の影響もあり、海は荒れていた。


そんな中で明日の休日の行き先を考えていた。

それはまるでオセロのように繋がり 思考を返す結果となるとは、予測もしなかった。


ただなんとなく、男鹿方向へ買い物を計画した。

その先で是宮が、せっかくだからと道の駅オガーレへ行く事を提案。


私がトイレに行って、待っている間是宮は偶然にも発見する。



追悼のレリーフ






【十三の御霊安らかれ】というタイトルで銀杏に彫られた彫刻がありました。

巨大な女神は波で子供たち13人を呑み込み、守護神として制作されたものでした。


まさに瀬織津姫に繋がるのです。

昨日までの大雨により、県内及び十和田へ向かう道路は、土砂崩れや通行止めが目立ちます。


昨年お盆まで解決しなければ、還れる魂を少しでも多く解放しなければと、必死だった私達です。


1年後のお盆を迎える今、全ての条件が揃ったと言わんばかりに、パズルのピースは生活の中に、紛れています。

そのピースを拾い、そして繋げるかのごとく、私たちは動かされます。


なぜならそれは、神様のシナリオだからです。

神の意を汲んで、そして身体有る私たちが実行しているだけなのです。


パズルのピースと、神様の願いを理解した私たちは旧合川南小学校の児童が犠牲になった地へ向かいました。


雨の予報で、途中まで降っていた雨は止み、空は快晴になっていました。


おばちゃん達がむかえにきてくれたんだね。

そう、声が聞こえます。


さっきまで車内で感じていた獣臭は、恐らく是宮の亡くなった愛犬だと思われる匂いは、消えていました。


合川町まで、送っていかなきゃかな?心配する是宮。

実際70キロ以上ある距離と、途中ルートで起きている河川の氾濫を考えると、現実的ではありませんでした。

しかし、その為にみゆきちゃんを始めとするちびっ子軍団とパトラッシュがいます。


そして何より、お盆で迎え火をするご遺族御家族様の想いを辿り、還るにはちょうどいいタイミングだったのです。


これらの条件が揃ったからこそ、子供たちの解放が叶ったのです。


子供たちも言います。

これでやっと動けるようになったよ!ありがとうと。



なぜ子供たちが被害にあってなお、その場から動けなかったのか。

それは人の想いが大きく関与しておりました。

一昔、その場を心霊スポットと噂するもの達もあり、好奇心から訪ねる者も居たのでしょう。

そんな動きも加わり、周りの不浄な念も溜まりその場から動けなくなっていたのです。


参考

加茂青砂海岸 | 本当に怖かった心霊スポット体験談 〜信じる信じないはあなた次第〜

この地域では水難事故や津波により多くの死者が出た。その為、海岸付近ではいくつかの慰霊碑が見られ.子供を車に乗せないでくださいと看板があったほど…。

リンク

stories-of-scary-spiritspot.com






また、これは交通事故現場などでよく見られる行動ですが、最後を迎えた場所に私たちはなんの疑問も持たず、花を手向けたり成仏を願います。



しかし、全くもって真逆の行動なのです。

私たちがそこにいる認識を持つ事で、結果縛ってしまっている問題があるのです。

自宅の仏壇、お墓に還る場を用意し、望んでいながら真逆の行為をしているのです。


この話はやはりかなり前から、一年ほどかけて神様から説かれた話でもあります。

しかし、なかなか私のこれまでの認識を変える説明と、納得出来る答えが出せなかったのです。

しかし、今回の子供たちを通して感じました。

たまたま最後の瞬間を迎えたのが、事故現場であったというに過ぎないのです。

では逆に人が最も亡くなる、病院はどうだという話なのです。

病院で亡くなったからと、病院に花をたむけることは無いと思います。ご遺体と共にご自宅へ戻ったという大前提で、供養されるのでは無いでしょうか?

その違いに大きな認識の差があるのは何故でしょうか?

私たち生きている人間の、間違えた認識なのです。

一度その場に赴き、一緒に還ろうと強く思うだけで良いのです。

なぜなら肉体は魂の一時的な器でしか無いからです。

魂はその後も続いているからです。

宇宙に生まれて、宇宙に還る。

その仕組みを知っているだけで、認識は変わるのです。

迎える最期が全て悲劇では無いのです。

人に天寿があります。

持って生まれた、時間という運命です。

それを全うしたのかどうかなど、残されたものたちが計り知れないのです。

しかし、残されたものたちの想いが、後悔や果たしきれない思いがあるからこそ、現生に縛りを産む結果にもつながりかねないという現実をと見てきました。


亡くなった方々は一様にいいます。


周りが思っている以上に、状況を受け入れている現実がありました。


大切な方を亡くす経験は、大きな喪失感を産みます。

しかし、果たしてご本人も同じでしょうか?

先に進む未来を願って、供養することが何より大切なのです。



それらの話は、私の中のこれまでの常識を根底から覆します。

だからこそ、受け入れるには時間がかかりました。

そして多くの亡くなった方の声をきき、知った者が伝えなければと綴っています。


大切なのは、今という目の前の瞬間なのです。

後悔することの無いように、出来ることをする。正しい行いをする。


日々すべて、この繰り返しなのです。やがて自分も周りも、後悔しない生き方に繋がり、自然と人生が充実する結果を招くのです。




2022.8.15本日の神託、参拝で視たこと


 光の存在が丸くなり、何かを囲んでいました。その後【光沼】というキーワード。


空襲で水を求めて、多くの方が亡くなられた場所。そこも去年から何度か浄化してきた。

子供たちが還った13日。

そしてお盆の最終日。送り盆で還る魂を感じた出来事でもありました。




そしてこちらは是宮メモ


レリーフをみた瞬間、降ってきたキーワード


・送り盆で亡くなった方の魂を、強制送還するシステムという話を天照様から聞いていた。そして夢の中で多くの魂が解放されるのを見た


・昨年夏に、海で亡くなった知人の魂を迎えに行った事を思い出した。


・昨年8月に、神様が集う神社を中心に方位線をひいた際、日本海中部地震の震源地と東日本大震災の震源地あたりを通る線があった。


・日本海中部地震を調べた際、合川南小学校の慰霊碑を見つけたので、いずれ慰霊碑にもいくつもりでいた。


・今年1月に、塩釜の海に浄化のため、水晶沈めた

・その後地震の夢を見て、日本海側にも、水晶を沈めている


・いずれ男鹿の海岸にも水晶を沈めるつもりでいたが、燃料高騰で男鹿までいかずにいた。


・合川南小学校については、七滝に行く際にでもよろうかと考えていた。


・死亡事故の現場などに手を合わせるのは、還る魂達をその場所に縛る行為と教えられた。


・男鹿の(加茂青砂海岸は)海岸は、心霊スポットとして有名になった。住民が注意看板出すほどになった。  


・風の神が解放され、船頭となる魂を迎えに行った事もあった。そして震災で亡くなった多くの魂を船に匿っているといわれ宮城にも出向いていた。コロナ禍で自腹で行けないと天照様に主張していたら、転職した先の仕事で出張として行かされた。←転職まで計算しつくされたシナオリか!?と思う事も経験した。


・男鹿のとある神社が闇落ちしていた←浄化済み


・盆に県北(七滝や白瀑神社行き)を考えていたが、大雨の被害で行けなくなった。


・角館行きも考えたが、男鹿行きとなった。角館に向かう国道も土砂崩れも起きた。 いずれ知人の魂をお連れするタイミングで行くことになるだろう


・囚われた魂を解放することは、闇勢力の力を削ぐことになる。


と言ったキーワードが頭のなかに流れた。


クロスワードの空白が埋まるように、答えが浮かんだ。


合川南小学校の生徒達が闇に食われないように、迎えに行かせるために男鹿に誘導。

子供達を迎えに行けという指示かと判断した。



以上是宮メモより。


追記 視える要子が撮った不思議な写真はノートに掲載します

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