高俅(こうきゅう)の意地 ~値千金の東坡肉(トンポーロウ)~

作者 四谷軒

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★★★ Excellent!!!

 チンピラみたいな高俅、グルメな蘇軾、マッチョな童貫。そして極め付きは、酔っ払っていない徽宗!!!

 北方先生もビックリなキャラクターたちに、魅了されました。ひょっとしたらパラレルワールドでは、本当にこんな事があったのかもしれません。

 異世界ファンタジーのような歴史物。楽しかったです!!!

★★★ Excellent!!!

日本人にも教科書などでその名を知られた中国の詩人蘇軾が食通だった事に驚き!
改めて彼の残した詩や食をじっくり味わいたくなります。
そしてそれが今に伝わる背景には、ある男との胸の熱くなる友情があった……。
食の大切さが分かると同時に、現代の我々につながる悠久の歴史に思いを馳せる、感動作です!

★★★ Excellent!!!

トンポーローに名を残すグルメ詩人蘇軾。
宋代を疲弊させた新法旧法の争いに巻き込まれ、子孫まで不遇をかこつことになった時、敢然と立ちあがったのは……高俅?

水滸伝のラスボスで有名な高俅が意地を見せたお話です。

そして最後に登場する有名人。
蘇軾はこの人とも関係があるんですねえ。

★★★ Excellent!!!

高俅といえば水滸伝の悪役として悪名高い人物ですが、その悪役の「意地」というところでまず心惹かれました。
加えてタグに居る「蘇軾」さん。蘇軾さん個人的に大好きなのですが、この二人なにか関係あるの……? と首を傾げながら読み始めたのですが。

一本筋の通った高俅さんが実にかっこいい。
そして描かれる、蘇軾さんとの意外な繫がり。だけにとどまらない色々な人々の繋がり。
北宋好き(ただし知識はごく浅い)としては「ここでこの人出てくるかー!!」と、何度も膝を打ちながら読ませていただきました。

タグに居る人々の中で「ウルツ・サハリ」さんだけ知らなかったのですが、最後にこの方が登場した時は、残酷な時代の流れにしんみりともさせていただきました。

北宋好きにはたまらない作品でした。
ありがとうございました!!