その18.髪を赤紫に染めたり、家人に無断でホルモン治療をはじめたり、と。

2021年9月1日


こんにちは。

鬱はすこし良くなって、6月の中旬に一週間、静養として年休を取った後、職場の管理職と相談して、担当している授業数を一時的に減らしてくれることになりました。

おかげで、ずいぶん仕事に余裕が生まれ、色んなことに思考する余力を割くことができるようになりました。


まずは髪の染色。前から赤紫系の色を入れていましたが、7月に2回めの染色、ということで、一段回色を強くして染めてもらいました。

結果には満足です。太陽の下だと、茶にうすく赤みがかかっていい色だと思えます。


せっかく、服装や髪型にうるさくない勤務校に勤められているので、その権利は行使しようかな、って。

まあ、どこまでやると注意されるのか、加減しながら、なんですけどね。

人生で、やったことのなかったことをできると、気持ちがスカッとするものなんですね。やってみて初めて思えました。


そして、初めてといえば、ホルモン治療を無断で始めてしまいました。

元々は、とりあえず診察だけでもしてもらおうというつもりだったんです。

でも、行くといきなり検査があって、なりゆきで診察の中で「どこまでやりたいのかな?」と聞かれたりして、どの程度女性化を望んでいるかを質問されたり。


で、いろいろ検査されましたが、とにかく自己負担なので、その日は4万円くらいになりました!ほんとびっくり。カードで払いましたが…。

抗うつ薬とホルモン治療がぶつからないか、検査結果をみないとわからないとも言われていたので、もうここでお金をかけてしまったし、ある程度、数年間でもやってみなくちゃもったいないな、と思えてきて、とりあえずこの間、8月の下旬に初めてのホルモン注射を打ちました。

色々、最初の方は検査が細かくあって、そのたびにすごくお金がたくさん(何万円も)かかり続けるんですが、まぁそれなりに蓄えてあるので、じぶんために使ってもいいかな、って思えます。


次の注射が数日後。

きっちり14日で来てください、って言われました。なかなか仕事の都合とかで行けないってば。

でも時差勤務をして、なんとか行くつもりです。


どうなることやら分かりません。

乳がん検査も任意らしいですが受けることになるみたいですし、同意書に書かれたそれを見て、もし万が一、乳がんになったとき、どうやって家人に説明・言い訳しようかとずっと考えていましたが…

でも、前からプエラリアとかイソフラボンサプリを飲み続けていたのは家人も知っているので、それを言い訳にできるな、と思うと少し落ち着いたり。癌になることより言い訳のことのほうが心配、ってなんだよ、って感じですが、しょうがない。だってそっちのほうが怖いんだもん。


ちなみに、MtFでもMtXでも、性指向は人それぞれなので、やっぱり女性が対象、っていう人もいれば、男性が対象、もしくはパンセクシュアル、っていう人もいます。そこは多様性があってしかるべきだと思ってます。


では、経過などは随時更新します。ご質問とかあればメッセージくだされば幸いです。

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