第67話 レベルアップ!
「ステータスオープン」
【名前】獅童 真央
【職業】召喚士
【LV】74(20up)
【HP】977/977(780+197)
【SP】1521/1521(1215+307 )
【力】198(158+40)
【知恵】195(156+39)
【体力】199(159+40)
【精神】184(147+37)
【速さ】194(155+39)
【運】99
【スキル】
魔物鑑定、契約、召喚、送還、魔物言語、魔物探知、複数召喚、遠距離送還、魔力操作、召喚魔力半減(NEW)、魔力自動回復(NEW)、魂の絆(封印中)
【契約中】
253/253(251up)
【称号】
帰還者、世界を超えし者、元魔王、ダンジョン踏破者、魔物を率いる者(NEW)
「召喚魔力半減に魔力自動回復か…これは、普通の召喚士なら嬉しいんだろうけど、俺にはあまり関係なさそうだな…」
【魔物を率いる者】
50体以上の魔物の同時召喚をした者。契約している魔物の数に応じて
「これは嬉しい称号だな、ただ、咲希と明璃には影響が無さそうだ…」
「ステータスオープン」
【名前】綾瀬 咲希
【職業】武道家
【LV】75(17up)
【HP】1500/1500
【SP】750/750
【力】378
【知恵】81
【体力】378
【精神】152
【速さ】230
【運】80
【スキル】
体術、気合、気配察知、強撃、発勁、魔力操作、弱点看破、闘気開放(NEW)、遠当て(NEW)、魂の絆
「わっ!レベルが70超えてる…」
「まぁ、それくらいは上がるだろ」
「いや、ちょっと待ってよ!世界の
「そんなこと言ったってなぁ…経験値アップ装備付けて、格上に仲間呼ばせて倒したんだぞ?」
「真央はこれくらいは想定内だって言うの?」
「まぁ、そうだな。でも、ここから先はそんなに簡単には上がらないだろうけど…」
「それでも…いや、そんな…だって…う〜ん…」
「上がってしまったんだから、素直に喜んでおけばいいんだよ。それより、新しいスキルとか確認しといたほうがいいぞ」
「あ、そうか。うん、わかったよ」
思いがけないレベルアップに驚いていたようだが、俺に言われて、自分のステータスと向き合うことにしたようだ。
「遠当て?」
「闘気を使えるようになったからな。闘気弾…まぁ、闘気を練って放出するんだが、それをぶつければ離れた相手にも攻撃できる」
「そうか…接近するための牽制とかにも使えそうだな」
「まぁ、覚えたことは、後で色々と試してみるといいさ」
「うん。わかった」
【名前】獅童 明璃
【職業】魔弓術士
【LV】73(20up)
【HP】760/760
【SP】1190/1190
【力】157
【知恵】228
【体力】155
【精神】154
【速さ】303
【運】64
【スキル】
鑑定、魔弓術、範囲攻撃、魔力操作、気配察知、魔力感知(NEW)、属性強化(NEW)、隠れ身、罠感知、罠解除、魂の絆
「うわ〜…あたしももしかして、世界のトップランカーに仲間入り?」
「レベルだけなら、そうなるかもな」
「取材とか来ちゃうかな?」
「もし、そうなったら、明璃に全部任せるよ。俺はそういうの面倒だから、パス」
「え〜?せっかく有名人になれるのになぁ…」
「今はいいけどな、そのうちレベルが100超えてみろ、人外扱いされて、実験動物みたい扱われちゃうかもな…」
「え…やだ…そんなの…」
「もしそんなことになったら、全世界を敵に回してでも潰してやる」
「ありがと、おにぃ」
「何やら物騒なことを言っておるのう…」
今は冗談で済むかもしれないけれど、遠くない未来にそうなる可能性がないとは言い切れないよな…
レベルが99までしか上がらない世界で100を超えるってのはそういうことだ。
【名前】 神崎 里奈
【職業】巫女
【LV】67(25up)
【HP】710/710
【SP】1050/1050
【力】76
【知恵】218
【体力】79
【精神】279
【速さ】144
【運】72
【スキル】
回復の舞、浄化の舞(NEW)、鼓舞の舞、天恵の舞、癒やしの祈祷、堅牢の祈り、疾風の祈り、退魔の祈り(NEW)、魔力操作
「わ、私もレベルが凄いことに…ほ、本当にいいんでしょうか?真央さんがレベル1から2になるのをお手伝いしただけだったのに…」
「気にするなって言ったろ」
「そうよ、里奈。それがパーティーでしょ?」
「
「そんなに気にするようなら、俺たちのチームに入るか?」
「え!?私なんかが入って良いんでしょうか?」
俺は咲希と明璃に目を向けるが、二人とも笑顔なので問題なさそうだ。
「里奈は俺たちの秘密を色々と知ってるしな。みんなも反対してなさそうだし、いいだろ」
「ま、チームリーダーがこう言ってるんだし、わたしは歓迎するよ」
咲希は里奈の加入を喜んでいる。
「じゃあリナ姉だね」
明璃は早速、呼び名を決めたようだ。
「なら、儂もお主のチームに入れてもらおうか」
「ダメです!」
即答した。
「何故じゃ!?」
神崎会長が信じられないとばかりに唖然としているが…
普通に考えて、会長が俺の下につくとか、ダメでしょ?
「この世からダンジョンを無くすためには、お主たちと行動を共にするのが一番の近道じゃと思うのじゃが…」
まぁ、それは否定しない。
「どうしてもダメかのぅ?」
爺があまい声出したって、可愛くねぇし!ダメなもんはダメ。
「なら、顧問…いや、儂直属のチームとして推薦するというのではどうじゃ!?」
む?それなら、まぁ…
少しだけ悩むと、ここぞとばかりに神崎会長が話を進める
「よし、決まりじゃな!早速戻ったら手続きをするぞい」
あ…!
まぁ、実際、俺たちのことを色々知ってる会長直属ともなれば、何かと融通してもらえたりするだろうし…煩いマスコミの弾除けにもなってくれそうだし…俺たちにデメリットはなさそうだし…いいか。
「はぁ…わかりました。会長直属ってやつで手を打ちましょう」
こうして、俺達のチーム、
俺達は魔物の出なくなったダンジョンで入り口を目指して移動する。ダンジョンの入り口までには数日はかかるので、上がったレベルの確認と、自身の身体能力や新しく覚えたスキルへと慣れるために、道中では、俺が仲間たちを召喚し、模擬戦を行うこととしている。
多少の怪我はアルスの
まぁ、次から次へ
と諦めにも似た境地に達したようである。
ちなみに、新しく仲間となった、
【名前】ドルフ・ドライセン
【種族】シャドウワーウルフ
【LV】850
【HP】25000/25000
【SP】28500/28500
【力】3500
【知恵】3200
【体力】2500
【精神】3100
【速さ】8500
【運】99
【スキル】
爪術、体術、暗殺術、影渡り、影分身、絶影、闇魔法、眷族招集、身体強化、
HP自動回復、HP回復量増加
念話、言語理解、気配察知、魔力感知、熱源探知、千里眼、並列思考、高速思考、影収納、
物理攻撃耐性、魔法攻撃耐性、精神攻撃無効、全状態異常無効
眷族召喚が眷族招集へと変化している。おそらく、ドルフや眷族達が召喚獣となっているからであろう。
【名前】シャドウゼロ〜シャドウナイン(10体)、アルファゼロ〜オメガナイン(240体)
【種族】シャドウウルフ
【LV】650(±50)
【HP】18000/18000(±1500)
【SP】13500/13500(±800)
【力】2500(±230)
【知恵】2200(±150)
【体力】1800(±180)
【精神】2100(±200)
【速さ】6500(±300)
【運】99
【スキル】
爪術、影渡り、影分身、絶影、闇魔法、身体強化、
HP自動回復、HP回復量増加
念話、言語理解、気配察知、魔力感知、熱源探知、千里眼、並列思考、高速思考、影収納、
物理攻撃耐性、魔法攻撃耐性、精神攻撃無効、全状態異常無効
シャドウナンバーはドルフ直属の親衛隊で、アルファ〜オメガナンバー達が魔王軍諜報部隊として活躍していたメンバーである。
ただ、どうやら、同時召喚できるのは、俺のレベル以下の数だけのようなので、今は70体くらいしか運用できないのだが…
今後は常時召喚し、各地のダンジョン等へ送り、情報を集めてもらう予定だ。
そして、俺たちはAランクダンジョンから地上へと帰還した。
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