第62話 Aランクダンジョン攻略開始
「おにぃ。おはよう」
「真央、おはよう」
「二人とも、おはよう。よく眠れたか?」
「さすがに、快適だからな」
「もう慣れたよね」
「アルスの分体達が、一晩頑張ってくれてたからな、今のうちにステータス確認しといてくれ」
「あ、そうか。そうだね…」
「うん、わかった」
「「ステータスオープン」」
【名前】獅童 明璃
【職業】魔弓術士
【LV】53(6up)
【HP】560/560
【SP】840/840
【力】117
【知恵】168
【体力】115
【精神】114
【速さ】223
【運】51
【スキル】
鑑定、魔弓術、範囲攻撃、魔力操作、気配察知(NEW)、隠れ身、罠感知、罠解除、魂の絆
「あ!気配察知覚えてる!これでおにぃのやってたやつ、できるようになるかな?」
「そこは覚えたからってすぐできるわけじゃないからな。訓練あるのみだな」
「うん!わかった!」
【名前】綾瀬 咲希
【職業】武道家
【LV】58(3up)
【HP】1160/1160
【SP】580/580
【力】293
【知恵】64
【体力】293
【精神】118
【速さ】179
【運】72
【スキル】
体術、気合、気配察知、強撃、発勁、魔力操作、弱点看破、魂の絆
「わたしはレベルが上がっただけだな。でももう少しでレベル60になれそうだ」
「今日中には60超えるだろ」
「まさか、わたしがこんなに早く60台まで届くとはなぁ…真央のおかげだな」
「俺、というよりアルスだけどな」
「まぁ、確かに…」
咲希は苦笑いを浮かべているが、
「でも、アルスちゃんだって、真央の力の一つだからな。やっぱり真央のおかげだよ」
「そう言ってもらえるのは、素直に嬉しいよ。ありがとうな」
【名前】獅童 真央
【職業】召喚士
【LV】54(5up)
【HP】580/580
【SP】865/865
【力】118
【知恵】116
【体力】119
【精神】107
【速さ】115
【運】99
【スキル】
魔物鑑定、契約、召喚、送還、魔物言語、魔物探知、複数召喚、遠距離送還(NEW)、魔力操作、魂の絆(封印中)
【契約中】
2/2
【称号】
帰還者、世界を超えし者、元魔王、ダンジョン踏破者
「遠距離送還…もしかして、離れた位置にいる仲間を送還できるのか?さっきはダメだったんだが…これは試してみる必要があるな…」
俺たち3人が思い思いに自分のステータスを確認していると、どうやら里奈が起きてきたようだ。
「あ!皆さん早いですね。おはようございます」
「里奈か。おはよう」
「里奈さん、おはようございます」
「おう。里奈、おはよう。よく眠れたか?」
「あ、はい!グッスリと…ここがダンジョンの中だなんて思えないほど、リラックスして休めました」
「それはよかった」
「ところで、皆さん揃って何をしていたんですか?」
「あぁ…寝てる間にレベルが上がってるからな、確認してたんだ」
「え?寝てる間に?」
「俺は召喚士だからな、召喚した魔物が戦えば経験値を得られるだろ?夜の間にもアルスに戦ってもらっていたんだよ」
「えぇぇ…そういうの…有りなんですか…?」
「有りも何も、実際、そうやってレベル上げしてるからな…」
「里奈もパーティー解除してないから、少しは経験値入ってるはずだけど…」
「え?そうなんですか?ちょっと見てみますね…ステータスオープン」
【名前】 神崎 里奈
【職業】巫女
【LV】42(1up)
【HP】460/460
【SP】675/675
【力】51
【知恵】143
【体力】54
【精神】179
【速さ】94
【運】65
【スキル】
回復の舞、鼓舞の舞、天恵の舞、癒やしの祈祷、堅牢の祈り、疾風の祈り、魔力操作
「わ!レベルが1つ上がってます〜」
「1つ?」
あ、そうか…取得経験値UPの装備もなければ、魂の絆も結んでないから、入る経験値が俺達の1/100なんだな…
里奈は一時的に加わっているだけだからな、なら渡さなくてもいいかな?
俺がそんなことを考えていながら、咲希に目をやると、眉をハの字にして悩んでいる。あれは自分たちだけが得をしているのが心苦しいという顔だな。
「里奈、これを身に着けてくれ」
俺は里奈にも取得経験値UP装備を渡すことにした。
さすがに魂の絆は簡単には結べないので、そこは我慢してほしい。
「あの…これは?」
「俺たちパーティーはみんな身につけているんだ。取得経験値がアップするお守りだよ」
「えぇ〜!!?そんなのあるんですか?あ、もしかして…これも異世界の…?」
「うん。レベルを上げるのに役に立つからな。いくつか持っているんだ」
「こんな貴重なもの、本当に使わせてもらっていいのでしょうか?」
「俺たちも使っているからな。むしろ、使ってくれないと、俺たちとのレベル差が開きすぎてしまう」
「そういうことでしたら、遠慮なく使わせてもらいますね。ありがとうございます」
それでも、レベル差は開く一方になると思うけどな…魂の絆の効果が大きすぎるからな…
「おぉ。お主らも起きたのか」
俺達がステータスの確認をしていると、テントの入口から、神崎会長が入ってきた。
どうやら、朝早くに目が覚めたので、竜牙刀を持って、魔物を狩りに行っていたらしい。
まぁ、新しい装備もらったら、そうなる気持ちはわかるけどな…
「みんな揃ったから朝食にしようか」
俺の提案に、みんな賛成してくれた。今日の朝食は
朝から美味しい物を食べて、気合も入ったので、さて、今日も攻略行きますか!
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