3点目 「密かな楽しみ」 【3/22(火)】
コンビニ店員をしている我々には密かな楽しみというものがあります。
それは、「良いお客様」に当たること!
店員の分際で、お客様に良い悪いを判別するかのような発言をするのは賛否両論あることと思います。ですが店員として、「このお客様いいな」と思うお客様とそうでないお客様がいらっしゃるのは事実です。それによって私が接客を変える、などといったお話ではございませんのでご了承のほどを……。
され我々が働いているのは、夜のコンビニ。
夜のコンビニは少々タチの悪いお客様に当たることもしばしば。まぁそもそも、コンビニは全時間帯でそういう問題が起きますけどね……。
そんな中でちょっとでも私達に大して丁寧に接して下さるお客様は、それこそ後光が差してるかの様に見えるぐらいなのです(笑) 何も特別なことはして頂かなくていいんです。ただ一言「ありがとう」と言って下さったり、こちらの言葉に反応して下さったり、極論こちらの目を見て下さればそれだけでいいんです。
大半の方には大したことには感じられないかもしれませんが、コンビニで働いておりますと、こういうお客様は10人いて2人か3人いるか、といった感じでしょうか。レジで対応させて頂く間に、こちらのお声がけに一言も反応頂けないのなんてザラで、目を合わせて頂けないことももはや日常と化しています。
もちろん、いらっしゃるお客様は実に様々です。様々な状況が想定されますので、いらっしゃる全てのお客様を一纏めにすることなど到底できるものではありません。
ですが、悲しいことに、私達店員のことをあからさまに下に見てくるお客様も少なくないのが実情なのです。まぁこれは、コンビニ店員という職業のイメージが大きい気がしますが。
これが仮にこちらの不手際が原因ならば、お客様のお怒りもごもっともなのですが、全てが全てそのような場合かというと、実際そうでもない気がします。
一番こちらが難儀するのが、イヤホンをされたままレジにいらっしゃるお客様と、電話などで話ながらいらっしゃるお客様でしょうか。これは、全国どの店員に訊いてもほぼ同じ答えが返ってくるんじゃないでしょうかね。
どうしても急用でやむを得ない状況、という可能性もありますから、そういう場合こちらもなるべく差し障りのないように対応させて頂きます。が、正直言って骨が折れるのが事実です。
いや、正直本当に私達のこと同じ人間として見てるのかな?、なんて状況も多々遭遇します。ウチらはペッ◯ー君じゃないんだよ、って言いたくもなる時もあります。それを決して言動に出すことはありませんが、私達も人間ですのでイライラする時も時にはあります。
そんな時にちょっとでも優しいお客様がいらしたら。
そりゃぁ神様のように見えたってしょうがないですよね。
ここで爽やかなイケメンのお客様がいらした日なんて……。
腐男子、腐女子の我々は狂喜乱舞のお祭り騒ぎになります(笑) 二人で一週間はその話で盛り上がってると思います。
もちろん、お客様には見えないところで……。
この辺のお話は、また別の機会があればまたその時にでも。
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