当たり前は失ったときにようやくそれが当たり前だったと認識する。
中学1年の冬に彼女に告白をした。
結果は見事OKだった。
それからは幸せの日々がつづいた。
ずっと一緒にいようと誓った。
けど、万物に永遠などないのだ。
それは突然終わりを迎える。それは劇的でもなければ悲劇的ですらない。
あっという間の出来事だった。
そうしてその時に主人公の優はそこで当たり前を当たり前認識したのだった。
彼女がいる当たり前の生活。
彼は立ち直れずにいた。
それから5年後のことである...
物語の主人公:澄田 優
物語のヒロイン:桜井 咲