僕は思う

 暗い部屋の中、僕はベッドに横たわって絶望する。


 いじめが始まったのは、小学二年生のとき。


 中学三年生になったいまでも、いじめから逃れられていない。


 学校にも家にも休まる場所はなくて、現実逃避だけが僕を救ってくれる。


 こんな人生が、僕に定められた運命なのだろうか。


 僕は思う。


 そんな人生に価値はない。


 僕は死にたい。

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