第21話・闇助の基本スぺッく高過ぎて草・冒険者教育育成学校受験まで後3日

「泰斗お前は冒険者教育育成学校に行きたいのだな」


「うん、お父さん、俺は冒険者教育育成学校に行きたい」


「そうか、じゃあ昨日言った通り俺は賛成だ、それと学費は自分で払うといっていたが、受験代、入学金だけでいい、それだけ払ってくれれば、妹がどんな高校、大学に入っても大丈夫なぐらいのお金の余裕ができるからな」


「いや、俺が全額払う、ちょっとレアなスキルを手に入れたもんで思ったよりも手元に大金が入りそうだし、多分数億円ほど、お父さん、お母さんもそれでいい」


「そ、そうなのか、じゃあそこまで言うなら、というかレアスキルで数億円ってダンジョンでそんなに稼げるのだな。お父さん知らなかったよ。お母さんはどう思う」


「私は泰斗が本当にそう決心したのなら、反対しないよ、でも泰斗お金は泰斗が自由に使っていいけど決して金銭感覚を狂わせてはだめよ、金銭感覚が狂うとほかの人との価値観も狂ってしまうから」


「分かったよ。お母さん、お父さん、それと認めてくれとありがと」


「それじゃ、泰斗受験勉強頑張らないとね、受験日は4月15日だったからもう残り10日しかないわよ、頑張りなさいね」


 てなわけで、話は終わり部屋に戻って冒険者教育育成学校についての勉強ではなく、とある実験を試みた、それは、死霊感覚完全操作という魔法だ。


 俺はダンジョンに潜ることを禁止されたが、俺の眷族は禁止されてない。まあ完璧なる屁理屈だな。てなわけで、資料室で見つけた魔法それが死霊感覚完全操作だ。


 この魔法は死霊感覚共有化と違い眷族の身体を100%使え、更に自身のスキルを100%使えるという、更に更に凄いのは本体は休息モードとなり、寝なくとも大丈夫という、超優れた魔法、その代わり、物凄い魔力と精神力、そして、眷族とのシンクロ率、この3つが必要だが幸い俺はこの3つを全てクリアしている。最後の3つ目は全ての眷族に俺の魔力を流し込んでるからね。そりゃシンクロ率も高いに決まっている。


「よし、やってみるか、死霊魔法 死霊感覚完全操作発動闇助」


 ヒュン


 その瞬間俺の意識は闇助の元に飛んだ。


「お~、いきなり視点が闇カスダンジョンの中に変わった、成功したかな」

「我が主よ、我が身体に何か用でしょうか」


「おお、闇助か、ちょっとお前の身体借りていいか」

「はい、それはもちろん良いですよ、我ら眷族たちは我が主のために存在するのですから」


「おう、そうか、すまないね、何か忠誠心が重いな」

「いえいえ、お気になさらず、我が主」

「じゃ、ありがたく使わせてもらうよ」


 てなわけで魔法は成功しましたな。さてこれは俺は自由にダンジョンに潜れるわけだ。取り敢えず、大きなドラゴンゾンビ狩り周回でもするか。

 ほんでまあ、闇助の身体で大きなドラゴンゾンビに挑んだが、圧勝だった。

 落ち着いて考えれば、人間である俺より魔物の闇助の方が基本スペックが圧倒的に高いからな。スキルも自由自在に使えるしそりゃ楽勝なわけだ。


「ここまで楽勝なら次は、紫角のあのボスと殺しあうか?それとせっかくだし、技量を高めるために自分に呪魔法をかけて弱体化状態で挑戦してみるか、この体なら最悪死んでも大丈夫だし」

 そうやって、挑戦した結果ボロボロにされた。やっぱり呪魔法掛け過ぎた、でも、技量を上達させるにはもってこいだ。

 そんなわけで俺は紫角のボスとの殺し合いを始めた。


 その後11時間ほどダンジョンを探索した所で朝ご飯を食べるために一旦死霊感覚完全操作を切った。


 切った後は朝ご飯を食べながら、今後のことについて考えた。


 取り敢えず、そうだな、う~~~ん、よし、オークションまでの6日間は死霊感覚完全操作を使い夜は闇助を使って技量の上昇をするか。

 昼は一応冒険者教育育成学校に行くために受験勉強するか。落ちたら笑えないしな。


 6日後


 そうやって、あっと言う間に6日間が過ぎオークション当日になった。

 それまで、闇助、剣スケルトン、死霊鎧、リッチ、デスホースに死霊感覚完全操作を使ってダンジョンを潜りまくった。

 そのおかげでスキルの書もザクザク、超大量に獲得した。受験勉強元々ダンジョンに潜るためにかなり勉強、もとい、趣味で調べていたからかなり自信がある。まあ、多分実技で100点取れる自信あるし受験は大丈夫だろ。


「というわけで。よしそれじゃ、オークションに行ってきますか」


 てくてくてく


 てなわけで、つきましたオークション会場、特別席のカードのおかげか、相当良さげな席に案内された。

 それとともに今日の出展品のパンフレットを渡された。

 10点出品されるそうだがその中にとてもとても興味のある出展品があった。

 それは実験スキルスクロール【反転・性別・属性】これだ、値段は100万円からという、そこそこ高価な品なのだがとても欲しい。性別反転はちょっと、いや、かなり興味があるし、反転属性は闇系統完璧特化の俺に超相性がいい。このスキルは魔法の属性を反転させるスキル火魔法だったら水魔法に、闇魔法だったら光魔法にと、とても胸躍るスキルだ、絶対に手に入れてやる。


 そう、決意してると待ちに待ったオークションが始まった。


 ――――――――――

 スキル


 闇魔法862 身体強化473 精神強化2189 骨強化246 魔力強化414 骨太191 打撃耐性185 状態異常耐性389 骨再生165 再生292 腐敗魔法212 肉体強化215 奇声113 腐敗耐性102 肉体再生151 異臭耐性83 美肉体78 美骨格72 腐敗強化103 死霊魔法114 精神魔法163 毒魔法125 異形化24 指揮31 魔法耐性154 飛行192 吐息83 二刀流極1 皮膚硬化212 物理攻撃耐性196 暗黒魔法231 騎乗41 眷族強化82 呪魔法67 悪魔法58 死魔法46 魔法強化133 戦闘狂21 超精神強化5


 NEW

 消滅魔法6 崩壊魔法8


 配下

 闇助


 剣スケルトン1031体


 鎧死霊27291体


 リッチ25938体


 デスホース


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