第17話・ヤバいお母さんに怒られる ダンジョン61日目~68日目

 ダンジョン61日目~67日目


「今日もスキルの書一杯出してくれる下級悪魔を狩っていくか、言うならば下級悪魔大量虐殺祭ですな、せっかくだしスキルの書のため7日間下級悪魔大量虐殺祭りするとしますか。7日間もすればかなりスキルの書もかなり集まるし強くなるやろ」


 7日間後


「下級悪魔大量虐殺の結果、スキルの書を1500以上獲得した。ヤッタネ、それと眷族からもスキルの書を1000以上獲得した。いやマジでこのスキルの書の量は半端じゃないわ。マジで半端じゃないわ」


 ダンジョン68日目


「今日は下級悪魔大量虐殺祭りも終わったし次の階層に向かいますか」


 てくてくてく

 いつもの様に歩いて向かう。


「さてと、ボスは何かな」

 赤い角の生えた人間、大きなドラゴンゾンビのレア魔物として出たのの角の色違いバージョンが現れた。


「人間、お前、殺す」

 そう言って斬りかかって来る、それを避けながら。


「お、この魔物は喋れるのか」

 と一人驚いてみる。

 まあそうやって驚いている間にも斬りかかって来るんだけど。


「人間、お前、殺す」


「コイツ、人間、お前、殺す、しかいえね~のかな?まあ、いっか倒すことには変わりないし、闇斬り」

 俺は適当に右腕を飛ばしたが、再生した。


「人間、お前、殺す」


「闇再生斬り、右腕、闇再生斬り、左腕、闇再生斬り、右足、闇再生斬り、左足」

 闇再生斬りをして傷口を闇で覆わせて再生疎外をさせる。もちろんそうしたら再生はしない。


「人間、お前、殺s」


「闇再生斬り」

 俺はそのまま首をはねて殺した。


「うん、弱かった、弱かった、えっと何々ドロップ品はスキルの書と魔石か、早速使用っと」


 スキル戦闘狂を獲得しました。


「お、何か良さげなスキルゲットだぜ。取り敢えずこのボス周回しながら、次の階層に挑戦するか」

 そう言って降りるとまた扉があった。


「次の部屋もボス部屋かな?まあ多分だけど、もう少し下級悪魔を狩ってから昼飯を食って、2時間ほど経ってから少々体を落ち着かせた状態で挑戦してみますか」


 3時間後


 ボスに挑戦してみたんだが、今度は角の色が紫色だった。特に強くもなく、簡単に闇再生斬りで四肢切り落として、首をはねたはずだった。


 シュ


 俺の右腕が宙を舞った。


「は、痛、何で首を飛ばしで、四肢もいだのに生きているというか無事なんだもしかしてかなり強い再生持ちか、そうなると少し厄介だな。まあ、俺もそうなんだけど」


 スキル再生と肉体再生と骨再生により、瞬時に生えて来る。


「俺人間やめてるな、でも、これでまだ戦える」


 シュ


 今度はわき腹を斬られた。


「強い」


 シュ シュ シュ シュ シュ


「コイツ化け物かよ、俺より身体能力、剣の技術が上、そして異常に早い、目で追いきれねえハハハハハ、良いね、やってやるぜ、これを求めてたんだ、命をかけた、殺し合いを、格上との殺し合いを」

 シュ、シュ、シュ、グチュ


「肩から抉られた、再生が間に合わない、クソが、あ~~~、良いね良いね、楽しいね。楽しくなってきたね。おりゃ、闇再生斬り」


「避けられた、ち、魔力が減ってきやがった、魔力を回復させないと」

 俺は闇空間から、魔石を取り出し、魔力を吸収し回復させる。


「よし、魔力回復、ぶつっけ本番やってやる、呪魔法 身体能力低下、俊敏低下、思考低下」

 一切効果がなかった。


「そういう小細工は効かないか、良いね、良いね、そうこなくっちゃ、闇魔法、闇纏い全身、闇強化」


「これでどうだ」

 闇を纏ったからダメージは減ったが、ボコボコにされた。


「勝てない、強すぎる、ならば、そうがむしゃらだ。精一杯楽しんでやるぜ、もしかしたらさっき獲得したスキル戦闘狂の効果か分からんが、こんな強敵と殺し合いが出来るのが楽しくて嬉しくてワクワクが止まらないぜ」



 7時間後


 かなり長い時間剣で殺し合ってる内に泰斗の剣は恐ろしいスピードで成長していった。天才、泰斗という存在はその一言に尽きる。

 そして7時間も戦えている泰斗は戦闘狂いや完璧に頭のねじが飛んでいる存在であった。


「ハハハハハハ、技量は俺の方が上になったな」


 泰斗の剣は守りを捨てた剣、再生に身を任せ、致命傷以外全て受け、相手の隙を誘う、だけど、相手も同じように守りを捨てた剣、最初に再生が切れた方が負け。しかしながら彼には眷族がいる、闇空間から永遠に魔石が補給される、

 つまり、最初に魔力が切れて再生が出来なくなるのは魔物の方であった。

 そしてついにその時は訪れる。魔物の再生が鈍くなってきたのだ。


「おい、おい、こんなもんか、魔物よう、もっと、もっと俺を楽しませろ」


「ああ、楽しませてやる、強き者よ」


「お前喋れたのか」


「ああ、そうだ、強き者よ」


「そうか、じゃあ楽しませてみせろ、闇再生斬り」


「ああ、我の本気を見せてやろう、強き者よ、精神魔法 精神世界」


「ああ、これで、スキル頼りな、人間は弱き者となり果てるはずだ、我の勝ちだ強き者よ、あれ、何故何故何故何故我のスキルが消えておる」


「がっかりさせんじゃね~よ、俺に精神世界は利かね~よ、精神強化が1000以上あるからな、はあ、本当にがっかりだよ、楽しかったのにこんなあっけない終わり方するなんて、本当に残念だ。てなわけでお前の負けだ、死ね、闇再生斬り」


「ああ、我の負けだ、我の自爆だ、出来ることならばもう少し戦っていたかった」


「そうだな、俺も戦っていたかったよ、ま、明日、また、挑戦するけどな」


「ああ、そうか、次の我か、それはそれで楽しみだな」


 そう言って、魔石と光り輝くスキルの書と仮面となって消えていった。


「早速仮面をつけて、光り輝くスキルの書を使ってみるか」


 スキル精神強化超を獲得しました。


「精神強化し過ぎだけど、今日は精神強化に助けられたしな」


「それにしても、超強かった、つ~か、今何時だ・・・午後10時・・・」


「・・・・・・あれ、ヤバくね、いつも6時には、家に帰ってるよな・・・、しかも、服のほとんどがボロボロ・・・、俺、母親から、ダンジョン行くの禁止されるんじゃ・・・」


「ヤベ~~~、急いで帰らないと~~~~~~」


 ――――――――――


 主人公は戦闘狂です、今日初めて命をかけた殺し合いをして、少々舞い上がっています。

 というか異常なぐらい戦闘狂ですから。それを前提に読んでください。


 ――――――――――

 スキル


 闇魔法462 身体強化314 精神強化1209 骨強化142 魔力強化264 骨太171 打撃耐性107 状態異常耐性319 骨再生105 再生216 腐敗魔法112 肉体強化105 奇声83 腐敗耐性62 肉体再生101 異臭耐性63 美肉体68 美骨格63 腐敗強化92 死霊魔法87 精神魔法103 毒魔法65 異形化13 指揮21 魔法耐性54 飛行132 吐息65 二刀流極1 皮膚硬化112 物理攻撃耐性96 暗黒魔法170 騎乗12 眷族強化41 呪魔法57 悪魔法38 死魔法26 魔法強化83 


 NEW

 戦闘狂3 超精神強化1 


 配下

 闇助


 剣スケルトン986体


 死霊鎧 7106体


 リッチ 9821体


 デスホース

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