ノアの箱船

作者 薄井蘭

155

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★★★ Excellent!!!

幻想的な設定と、時間軸をカクテルにして、船内という舞台でミステリーとして進められる、とても面白い作品でした。

現実世界では考えられない不思議な船、そこに集められた異形の搭乗者。
物語が進むにつれ徐々に明らかにされてゆくそれぞれの過去と想いが交錯して行く。
それぞれの登場人物が罪や無念、暗い過去を持ち寄り紡ぎあげ、ひとつのストーリーに織り込まれるその流れがとても滑らかで、なかなか読み進める手を止められません。

これは、罪と贖いの物語り。
読み終わった後は、作中に張られた綾が全て解けたような爽快感がありました。

とても楽しめる作品だと思いますので、オススメです。

★★★ Excellent!!!

死者が集められたノアの箱舟。

乗客たちは人間の姿を捨て、ファンタジー世界の登場人物として蘇ったものたち。
そして、それぞれの乗客の告白から、彼らが集められた理由が少しずつ明らかになっていく。

オリジナリティあふれる舞台設定、魅力的なキャラクター、隠されたストーリー、そして、感動的なクライマックス。

ここまで完璧な物語を読んだのは久しぶりです。カクヨムにはまだまだ自分の知らない素晴らしい作品があるのだと、あらためて思いました。

一気読み必至の傑作です。本作が出版されたら、ミステリーランキングのトップに躍り出ても不思議ではありません。

本当に素晴らしい作品でした。

★★★ Excellent!!!

最初はファンタジーの世界観に驚きましたが、確かな構成力でとても面白いです!
元いた世界の顔はお互いにわからず、互いの話す過去を信じ、謎を紐解く。
最後まで読むと全てが繋がり、爽やかでスッキリとした読後感が味わえます。
そして、キャラの個性!それぞれに想いがあり願いがあり。読めばきっと全キャラが好きになります。

★★★ Excellent!!!

アニメでも映画でもなく、まるで舞台作品のうような、そんな気持ちで私は読ませて頂きました。

舞台に立つ登場人物達には、誰一人として不必要な人物はいません。全員がそれぞれの意思を持って最終話へと向っていきます。

私がどう感じたかは別として、もしかすると、もう一度読めばまた違った感想を得られるかも知れ無い。そう思わせてくれるような素晴らしい作品でした。



★★★ Excellent!!!

時空間すら曖昧な不思議な船の上で、この世の者ではない姿に代わった死者達が、小さな町で起こった事件の謎を解いていきます。
登場人物は当事者であり、被害者であり、もしかしたら犯人かもしれない。
そんな緊張感をはらんだストーリー展開にドキドキします。
一方で、それぞれのキャラクターの心理描写も絶妙で、心を揺さぶられます。
目が離せないミステリー、お薦めです。

★★★ Excellent!!!

読み合い企画から来ました。

一風変わった世界観で繰り広げられるミステリー。
その世界観と個性あふれるキャラクター達が一気に物語の世界へと引き込んでくれます。
物語が進んでいく中で複雑に絡んで行く互いの体験。それらが示すものは一体何なのか。物語はどこへと収束していくのか、興味が尽きません。

ファンタジー好きの方にも読んで頂きたいミステリー。
是非!

★★★ Excellent!!!

――死人に口なし。
しかし、箱船に集められた乗客は全員死者だった!?
現実世界で歪みきった真実が死者の口から明かされていく新感覚ミステリー。

物語の登場人物たちの設定が、ものすごく可愛くて、引き込まれます。しかし、可愛いキャラたちの過去は・・・・

箱舟でのタイムリミットは1週間。

その一週間のうちに一体どんなことが起こるのか!?

ただいま連載中なので、早く更新しないかなと、毎日ワクワクしています。


とても読みやすく、奥深い。

とてもおすすめです!