第832話 エイリアンか。
俺は少ない毛を演歌歌手なみにガチガチにスプレーで固めている
夏場、外回りをして、汗をかいて頭がムズ痒くなったときなど
痒いからといって指先でガシガシ掻いてしまうと、折角固めた髪がグシャッとなってしまうので
事務所に戻ると、先をグッと伸ばしたクリップの先で頭を突っついたりする
しかしクリップよりピンポイントに頭皮を突けるのが爪楊枝だ
先日事務所に戻ってくると、汗をかいた頭が無性に痒かったので
余ってペン立てに刺してあったコンビニの箸の袋を開け
入っていた爪楊枝だけを取り出して、頭をチクチクやっていた
その一連の行動を谷やん(35才・脳筋1号)がジーッと見ていたらしく
「・・・なんか詰まってるんスか??」
不思議そうに聞いてきた
頭皮に詰まらせてる奴なんています?
頭で食べるわけじゃなし。
「頭で食べたのかと・・・笑」
(´ー`)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます