第680話 フェチ

世の男性には皆、それぞれ


OLさんが良いとか女教師が良いとか、看護婦さんが良いとか


何かしら職業フェチがあると思うのだが(・・・勿論ない人もいるけど)


実は俺、「レジの奥さん」フェチだ(おばぁちゃんは除きます)


最初は元気だった接客が、立ちっぱなしの中、だんだん電池が切れてきて


ピーク時の接客ラッシュを終えた後の無の表情・・・


あの、マスクの下のお疲れ顔がたまらないのだ


あ、厳密にはフェチでなく「萌え」だな


興奮するわけではないので・・・



普段使いのスーパーにて。


俺のお気に入りの石田えり似の金城さんが


いつもなら18時までレジを担当しているのに


16時過ぎに「お先ですー」と上がろうとしているところにすれ違い


「あれ、今日は早いやん?」と声を掛けると


「そうなの~今日ウチの子2人ともはちみつだから帰るね~」


そう言いながら去っていった


高校と中学の娘さんが2人いるのだが、「はちみつ」ってなんだ


比嘉さん(68才)https://kakuyomu.jp/works/16816927860625905616/episodes/16816927862032205316 に聞いたら


ワクチン3回目を接種した娘さんが2人とも


38℃超えで「発熱」してるから帰る、ということだったらしい


「ところでにーにー(お兄ちゃん)、金城さんのことは気にするのにわー(私)のことは気にしてくれないねー?」


「いやいや気になってるけど。おばちゃんいつも元気やから」


「ああ~頭痛い・・・背中痛い・・・首痛い・・・」


知らんがな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る