第208話 忖度
孫娘「猿も木から落ちるっていうのは、ジージも船から落ちるってことでしょ?」
俺「まあ、そうやね」
孫娘「やっぱり鈍臭いってことか」
俺「違うぞ〜それは違う。得意な人でもたまには失敗するって意味だよ」
孫娘「ママがね、この前また車を擦ったの。でも『猿も木から落ちるわい!』って言ってた」
俺「えっ、また擦ったの?そういう時はあれだ、え〜と・・・『猿に烏帽子』って言うのかな」
孫娘「なにそれ?」
俺「ママは速い車が好きな割に運転がヘタってこと笑・・・言っちゃダメだよ?」
孫娘「あー言う笑」
俺「ダメだってば」
・・・後日。
上の娘(母親)「なんかこのまえ褒めてくれてたの?」
俺「は?」
上の娘「◯◯(孫娘)が、ジージがママの車のこと『虎に翼』だって言ってたって」
孫娘よ、母親に忖度したか。
4月から小6になる孫娘。少しずつ知恵も付いてきてるのだなぁ・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます