第151話 ちょっと違うな

俺はその場には居なかったのだが


とあるバーで飲んでいた金城くん(ウチの頭脳派)と宮里くん(ウチの脳筋派)


一つ離れたテーブルに座る女性2人が可愛いかったらしく、宮里くんが「俺ちょっと話してくる」と女性たちのテーブルに向かった


少し話していた宮里くん、ホールの男性に「こちらの2人に、えーっと、何を飲んで・・・」と注文しかけて


女性の1人がカバンから何やら黒いカードホルダーを出しながら宮里くんに見せた


離れた金城くんからもはっきりと見えたそのホルダーに、金模様がチラッと見える


「うっわ婦警さんかよ?!」舌打ちする金城くん


本物かどうかは別にして、急に頭をぺこぺこ下げた宮里くんが足早に席に戻ってくる


「やっば保安官だった!」

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