第18話

[エリリンside]



流石、ユリリンが 選んでくれた転生天使達は優秀なの。

私は 余裕ができたので 久しぶりに 自室で ジパングの『ラノベ』を読んでいた。


この物語の聖女候補の『 ロ◌ズマリ◌』こと『 ロ◌ズ』ちゃんは とてもよい子なのだ

私が この物語の女神なら 直ぐに聖女にして『加護』をあたえるのになぁ。


【投稿小説のヒロインに転生したけど、両手をあげて喜べません】

https://www.alphapolis.co.jp/novel/873674900/805337787

#アルファポリス


他にも、おっさんが異世界で超越者になりマイペースに生きていく物語など 『オメガ ポリス』の ラノベばかり買ってしまった


私が ラノベを読んでいると 妹の ユリリンが遊びにきたのだ。



[ユリリンside]


遊びに来てみると エリリンが ラノベを読んでいたのじゃ

まったく 直ぐに引きこもってしまうのは我が姉ながら困った者なのじゃ。


「 エリリン ! ジパングの 遊園地に 遊びにいくのじゃ ! 恭介を 観察していたら 面白そうだったのじゃ 」


「 ユウエンチ ? どんな所なの ? 」


「 とても 楽しそうな所なのじゃ

後は 行ってからの楽しみなのじゃ 」


「 うん ! 行く 」


「 なら 天使を一人連れていくのじゃ

妾は ハルルンを連れていくのじゃ ! 」


「 ? なんで 天使を連れていくの ? 」


「妾たちは 幼女に見られるから 保護者かわりに連れていくのじゃ 」


「 なら、私は ラミィを 連れていくのだ !

ラミィ ! 来てぇ ! 」


中級天使 ラミィが 直ぐにきた


「 私達は ジパングに遊びに行くから 保護者代わりに着いて来て ! 」

エリリンが 言うと


「ハッ ! 喜んで着いていきます 」


善は急げ なのじゃ 妾たち 四人は集まり


『 転移 ! 筑波 ニャンタロウ ランド ! 』


妾たちは 転移した。



[ ミハエルside]


……………遅かった

既に ユリリン様たちは 転移した後だった


「 遅かったようね…………」

姉である ルーファスが やってきた


まったく 中級堕天使達が 書類仕事をしてくれるとは、いえ 他にも仕事が あるのに目を離すと 直ぐにサボるんだから !


ルーファスも 同じらしく 二人で タメ息をした。

あの駄目双子神は どうしてくれようか


[ユリリンside]


妾たちは ジパングの遊園地『筑波 ニャンタロウ ランド』に 無事、転移した


確か 恭介達は 最初にホテルを予約していたのじゃ

妾たちは 恭介が泊まったホテルにむかったのじゃ


手続きは ハルルン や アミィ に任せてホテルを見学したのじゃ

待っている間に ホテルのお姉さんが 妾たちにオレンジジュース🍹を くれたのじゃ

うむ うむ こういうサービスは 好感が 持てるのじゃ

エリリンと 一緒に お姉さんの幸運値を 上げてやるのじゃ


まずは 部屋に案内される

スーイートルーム ? というのか 良い部屋を手配してくれたのじゃ

やはり デキル二人を スカウトしたのは正解だったのじゃ

スカウトした娘達を こき使っていた ブラック会社の経営者の幸運値を減らしてやったのじゃ

ジパングは 妾たちの管轄ではないので この位しか出来ないのが 悔しいのじゃ


今度は 皆 天使、堕天使達で 慰労会をやるのも良いかもしれないのじゃ

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