邪神ちゃん バンザーイ !

るしあん @猫部

プロローグ


気がついたら白い部屋だった。

周りを見てみたら僕のクラスメート達がいた。


皆、周りをキョロキョロしている。

心細いのか、それぞれがグループを作っていた。


僕こと 鹿嶋かしま 光介こうすけは一人ぼっちだった。


そこに急に光に包まれた女の人が現れた。


「 ようこそ ! 異世界の子供達よ。 私は、女神 メッサリーナ

今、私が管理している世界では ヒト族が苦しんでいます。

あなた達は、英雄と成ってヒト族を救って欲しいのです。


薄汚い魔族を皆殺しにしてください !


私からは、皆さんに戦う為の『スキル』を与えます。

決意を決めた方から こちらに来てください 」



クラスメート達は、やれ『勇者』だ『聖女』だと騒いでいるけど………

あいつらが、どうなろうと知ったことではない。

奴らには、散々嫌がらせや暴力をふるわれた。

少なくとも奴らと協力するつもりは無い。


………第一、あの女神が気に入らない !

僕達を見る目が気持ち悪い。


僕の印象は、胡散臭うさんくさいの一言である。

嫌な予感がビンビンする、どうやって やりすごそうかと辺りを注意深く観察すると物陰からこちらを見ている幼女がいた。


気になったので幼女の元に行こうとした時、彼女『 茨城いばらき 恭華きょうか』が追いてきた。


「鹿嶋くんも気がついたんだ !

あの女神、物凄くアヤシイよね。 私も鹿嶋くんに追いていくね 」

と、強引に追いてきた。



「なっ なんじゃぁ ! お主らは、アチラに行かなくて良いのか ?

妾は邪神じゃ ! お主らの敵じゃ ! 早く向こうに行かないと『良いスキル』が無くなるかも知れんぞ ! 」



それが僕達と幼女邪神 ユリリン との出逢いだった。





作者より


この物語は、昨年の四月末頃に私が

初めて書いた物語とほぼ同時期に始めた三作目の物語です。


一応、修正していますが 見落としもあると思うので、つたない部分を含めて お許しください。


尚、当時 句読点の付け方でクレームを書く読者様の話を聞いてビビった私は、句読点を付けずに間を開けて書いているので、不自然な隙間をお許しください。



一応、修正しているつもりですが………

見落としが、かなりあるかも知れません。


なにとぞ よろしくお願いいたします。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る