第86話 やはり僕は正しかった
牛乳とバナナは相性が悪いのだそうだ。
バナナに限らず、牛乳と相性の悪い食べ物は多々ある。
肉・魚もそうであるらしい…。
「ほら、僕が正しかったじゃん」
給食である。
絶対に牛乳を飲むと具合が悪くなる。
それで牛乳が好きではないのだが、そういうことなのである。
牛乳が悪いのではなく、給食で牛乳を強要することが間違いだったのだ。
「だと思っていたよ」
給食の時、だから僕は炭酸ジュースを飲んでいたのだ。
学級会で問題にした愚かな同級生よ、キミ達が鈍感かつ味覚音痴でだったのだよ‼
桜雪、バナナ牛乳は飲むじゃん?
「アレは香料なの‼」
40年以上の時を経て、今、奴らに勝ち誇る‼
意味はねぇけど…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます