【完結】死にたい夜にリベンジ

作者 かしこまりこ

80

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★★★ Excellent!!!

恋とは何か。愛とは何か。優しさとは。
この作品はひと言で表れされるものではありません。主人公の悩みは綴られた文章以上に深い所にありそうで、周囲の人達も見えないシグナルをずっと発信しているのかなと思います。

きっと、言葉だけで表すなら答えは最初から出ているんです。もう分かってる。全員が、どうすれば良かったか。今後どうすれば良いか。もう分かってるんです。

けれど、二の足を踏んでしまう。そこには様々な感情がある。現状のままは良くないことは分かっているけれど、変に居心地が良いから踏み出せない。相手のことを想っているからこそ、切り出せなかった。ずっと悩んでいたのは主人公だけではありません。自分のしたこと、していることは間違いなのか、正解なのか。自分でも、自分のことを分かっていなかったりします。

そういうこと、皆さん大なり小なりあるんじゃないでしょうか。この作品は、それに対する普遍的な答えを示すというものではありませんが、主人公の出した答えを、私は応援したいと思います。
少しでも共感できるエピソード、キャラクターがあったなら。読み始める前より読んだ後の方が、少しだけ心が軽くなっているかもしれません。

悩みやトラウマ、不幸に対して、逃げずに正面から立ち向かう物語が私は大好きです。

★★★ Excellent!!!

 恋も仕事もうまくいっているといいながら、SNSで『死にたい』タグを巡回してしまう程度には病んでいる主人公の友香。
 十五歳上の社長と社内不倫中の彼女は、電車の中で偶然出会った謎のド派手美女から『死相が出てる』といわれて……?

 思いがけない出会いから動きはじめた友香の人生。そして、思いがけず知ることになった両親の人生。
 この物語にはたくさんの『愛』があふれています。
 親子、夫婦、恋人、仕事、人生。
 人が人を想う、痛くてやさしくて、切なくて深い、いくつもの愛のカタチ。
 とても力強いラストの余韻が胸を打つ。登場人物たち全員にエールをおくりたくなる物語でした。

★★★ Excellent!!!

主人公の友香は、会社の社長のトシさんと不倫をしている。
でも、本人(友香)は「普通に恋愛をしている」という意識でいる。

その恋が不倫であるという現実に苦しみ、日々「#死にたい」ハッシュタグを巡回してしまったりしている。

そんな苦しみもある日々の中、謎の女性マサコさんと出会い、ストーリーはどんどん展開してきます。

今、このレビューを書いている段階ではお話は中盤くらいでしょうか。まだマサコさんの正体が明らかになっていません。

しかし、このマサコさんは正論を言うし、痛い所を突いてくるし、何より全てを見透かしているかのように友香の事を良く知っている。

不倫というのは、著名人がやるとその地位をあっけなく奪われるほどのダメージを与える行為です。この物語の主人公も、不倫の恋で苦しんでいます。

私は思います。
不倫で幸せになれる人はいるのだろうか? と。
不倫を「普通の恋愛」のカテゴリーに入れる事は出来るのだろうか? と。

個人的には、自分の夫が不倫したとか知ったら大変な騒ぎにすると思います。
ほんとに、レビューに書くのは不適切だと思われる行為に及ぶと思います。

この物語の主人公友香と、不倫相手のトシさんは幸せになれるのでしょうか?

これからも更新を楽しみに待ちたいと思います。

★★★ Excellent!!!

上司と不倫をしているアラサーOL、友香は、ある日、電車で毎日顔を合わせる女性に

「死相が出ている」

と話しかけられ……

予想ですが、女性とともに、自分を見つめ直し、発見していく話なのかなと思います。
まだまだ連載中ですが、今後の展開が楽しみな作品。

不倫というドロドロしがちな内容に反して、ユーモラスなエピソードを交えて進行されるバランス感覚が、羨ましいです。