読み飛ばしてOKあとがき的何か 7
話数にしてここまでの四分の一を使用したこの作品最大級の山場な章はどうでしたか?
海くんが大怪我したり、この世界の魔法の仕組みが解説されたり、ゲーヘルが死んだり、といろいろな事がありました。
なので忘れてそうな設定をいくつか残しておきます。
エレンティア(史上最強の大賢者)は優姫ちゃんと同じ集落に転生していた。そして優姫ちゃんを認識していた。
これもあって一章の海くんと出会うかどうかや、集落に戻るかどうかそれが大きなターニングポイントになります。結果として外伝に派生します。
一章のあとがきで少し触れてますね。
この異世界においてはかなり重要な歴史のターニングポイントなんです。何故そうなのかは最終章で分かります。
レイナ夫婦はラブラブなのだ。
ネイに散々な言われような太っちょ辺境伯は、レイナの良きパートナーをしています。ネイの事も考える心のイケメンなのです。
ネイの裏設定として、面食いな痴女なので、外見で嫌われただけなんです。その外見を上回りレイナをメロメロにさせた辺境伯は凄いのです。
エルフのジャス・パー男爵には、国外のエルフから接触があり独立を計画していた。
設定というか伏線です。その昔はリモー帝国を築き上げたエルフなのですから野心くらいあるのでしょう。
こんな隅っこの一話の何気ない文章ですが、少しずつ舞台が広がって、シバル王国から外へ物語は拡大する伏線です。
もう一つ優姫ちゃんがとんでもないことやらかしてました。
魔物牧場!?ですね。ヤバいほど進化した魔物がうじゃうじゃといます。これから時間はまだまだあるので勇者ナナトくんが転生してくる頃には更に進化してます。
この数の暴力と、凶悪な強さの魔物を海くんが指揮するわけです。そりゃ勝てるわけがありません。
さてこのあたりの出来事が次章どうなるのかは、ぜひとも続きを読んでみて下さいな。
以下はもう少し設定とか作者の感想とか雑記ぽいあとがきです。本編とは無関係なので次話をすぐ投稿してます。またネタバレはしませんが解説もありますので嫌な人は次へどうぞ(^^ゞ
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先ずは海くんがゲーヘルの銃撃でかすり傷を受けた理由ですかね。
少し解説は本編でもしてありますが、ゲーヘルは無煙火薬を使用した強力な銃火器を使用しています。
しかし弾は球形で、滑腔銃なのです。これで撃ち出すと、回転がかかりません。ナックルボール、無回転ですね。
空気抵抗などの影響で弾道が大きくブレるし、飛距離も短いなど問題点が多く狙撃は難しくなります。
しかしながらどこに飛ぶか分からない事は回避も難しくします。こんな滅茶苦茶な攻撃でも直撃を受けない方が異常な海くんでした。
ライフルの語源はライフリングらしいので実は現代の拳銃も大砲もほぼ全てが、ある意味でライフルだったりします。滑腔砲を使うのは戦車の徹甲弾くらいなんだそうです。
これは侵鉄原理的にライフルリングによる、横回転が邪魔なんだそうです。詳しくは長くなるので、ググってね(*^_^*)
この作品で、不遇な魔法や魔物なんですが次章からは活躍します。海くんの戦闘が減るから(平気で数km先から連射狙撃というチートをすると強すぎて面白くない)というのもありますが、ラスボスがやって来て攻略者を襲ってるダンジョンがどうかしてますからね。
クソゲー確定!!ラスボスが遠距離から即死攻撃で奇襲してくるダンジョン攻略なんてやってられるかー!!になること間違いなしですのでそんなワンパーターンなことはしません。
そのかわりオーバーキルな魔法使いが仲間になりましたけどね。海くんとエレンティアは後衛なのですが、どちらも前衛もこなせる戦闘チートです。
エレンティアは前衛は好きではないので滅多に無いとは思います。
ダンジョンのラスボスらしく引き籠もって貰いましょう(笑)優姫ちゃんの一声で出撃しますけども(@_@;)
最後にお知らせです。最終章は九章になります。ここで六章が終わりましたから、終盤に向けて少しずつ、伏線の回収も始まります。
とはいえここからも、良くも悪くも皆さんの予想を裏切る展開が続くと、思いますのでお楽しみ下さいませ。
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