おぉぉ、首長が必要以上に攻撃的なのは乗っ取られているのかなとチラッと思っていましたが、乗っ取られていたのはレイダさまの方でしたか。
妖魔ぶっ倒したくだりで「あれ、もしかして血吸ってるのは……」という気はしましたが(汗
作者からの返信
引き続きのコメント、ありがとうございます!
なかなか鋭い考察です。(汗)
しかも伏線を的確に見抜いていらっしゃいます。
実は「乗っ取り」は、書くとしたら続編以降と考えていました。
本ストーリーでは、異世界の生態系を描きたかったので、入れ替わりの恐怖は持ち越しになります。
ここでは、単に人間の女性の姿かたちを取っていたと解釈していただければよろしいかと思います。
(本作のなかでも、それ以上の考察は登場しません)
ずっと怪しいと思っていた彼女……ですが、まさかこんな真実が待っていたとは。伏線はたくさんありましたが、結局たどり着くことができませんでした。でも納得です!
しかし、人に変態できる妖魔がいるのでは、どこにいても誰といても安心できませんよね。ここからどうハッピーエンドに持っていくのだろうとはらはらしております……。
作者からの返信
引き続きありがとうございます!
執筆中、幼虫から完全変態する蝶は、自己同一性の認識があるのだろうかと、ずっと考えていました。
きっと記憶は保持されない。しかし同一個体ではある。
その場合、自我とは何だろうかと、そんなことにも思いを巡らせていました。
私たちが本能的に蛇などを恐れるのは、祖先の記憶を受け継いでいるからという説もありますよね。
そう考えると、記憶の残滓もどこかに残っているのでしょうか……
妖魔や魔法と比べると、スプライトや植物はサブ的な、ステージギミックのような存在に過ぎないと認識していたのですが、むしろこの世界の根幹を担っていたのですね。
そしてレイダ様のあの神秘的で慈悲深い雰囲気が好きなので、真意が他にあると思いたいです…!
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます。
はい。本作の構想を練るにあたっては、ファンタジーでサスペンスものを書くほか、もうひとつのチャレンジがありました。
それが異世界の生態系を構築することです。
これは、かなり以前に出会った、ある海外SF小説に大きな影響を受けています。
(未読の方へのネタバレになってしまうので、作品名の言及は避けますが、おそらく福来さまもぴんと来ているのではないでしょうか)
物語を読んでいるうちに、背景だと思いこんでいたものが、大きくクローズアップされたときの衝撃は今でも忘れられません。
それをやってみたかったのです。
レイダについては……そうですね、美紗紀と同じように信じたくない気持ちがあります。
どうか美紗紀とともに、女神の真意を見届けてあげてください。
いやぁ、まさかレイダ様が…
怪しいと思う所はあっても、そこは違うだろうと思いたい気持ちのせいで見抜けませんでした。
好きなものは後にとっておくタイプなのですがもうそろそろ物語も終盤、名残惜しいですが最後まで楽しませてもらいます!
作者からの返信
猫背族の黑さん、コメントありがとうございます!
やはりレイダさまは、その振る舞いから、そうであって欲しくないと思ってしまいますよねえ。
私が美紗紀だったら、やはり信じたくない気持ちが先立ちます。
まあ、そこが狙いでもあったりするのですが(笑)
猫背族の黑さんの作品も早く続きが読みたいのですが、いかんせん、諸々忙しくままなりません…
この3連休にどこかで時間が取れたらいいなあ、と思っています(汗)