彼らは神の伝言を受け取れる唯一の人間である。

特別強い訳ではないが、天使からは守られている存在である。

天と魔のバベルが現れる時に覚醒するため老若男女問わず

誰が預言者になるかは分からない。

神からの予言は本に記すものとされており、知の番人でも誰なのかは分からない。神からの一方的な言伝であり、預言者から神へは話しかけることは出来ない。

高閣賢楼には約千六百年前からの本がしまわれており、彼らの本も天魔が現れた時には本に記し、ここに預けるのが伝統として受け継がれている。

ファースト・ハワード七世は最初の予言者として最下層の位置に預言者として本に書き記し知の番人に預けた。

万年暦一年　　　　預言者ソドム・アクリエムル

万年暦十年　　　　預言者カリム・バージアム

万年暦二十七年　　預言者シーラ・ロクリーナ

万年暦三十五年　　預言者アベル・ライラル

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい