アルファポリスに投稿してた小説が運営に削除された

 紙媒体でしか発信が難しかった悪趣味カルチャーというのは、ネットの時代に入ると、扱うのはさすがにどうかとなって終焉を迎えてしまったとちょいちょい書いてたような気がします。


 その辺の事情は、ネットで検索したら虫塚虫蔵さんというかたがしっかりとまとめてますので、今更わたしが書く必要もないかと思います。


 悪趣味カルチャーの中心人物だった村崎百郎も青山正明も亡くなってしまった。

 高杉弾も行方知れず。


 2000年代も半ばになると「もう根本(敬)さんみたいな胆力ないよ!」と月刊漫画ガロでメインに描いてらしたマンガ家の故マディ上原さんはわたしに仰ってた。

 エルビス蛭子能収さんは、支援が必要な状態に……。


 早見純さんも仕事あるの? という感じだし。単行本は全プレ値になってしまっている。

(『純の魂』は定価くらいの値段で売ってそうだけど。『変態少年』も探せばどうにか……)


 大越孝太郎さんもマンガ描いてるのかな? 『天国に結ぶ戀』の続きは? 待ってるんですけど……。これまた全単行本プレ値っぽい。

 山野一さんも一部文庫もあったけどこれまた全プレ値かな。ねこぢるy名義でしか仕事してなさそうな?


 あ、あれからプレ値になってしまってたけど押見修造のデビュー作や早見純さんの読み切りまで掲載されてる太田出版の『コミック焦燥』を買ったので、そのうちレビュー書きたいと思います。

 その本が2002年発行ですので、本当にその辺で悪趣味カルチャーの終わりですね。



 わたし自身もそっち系との接点もすこーしはあるので、悪趣味や鬼畜な表現はもっとマイルドにしなければと思ってたり、何らか違う方向に舵を切るしかないとも思ってるのですが、ついうっかりやってしまうこともあります。


 Pixivに投稿してた小説をコピペして、アルファポリスにも投稿し収益が出てきたところで、運営の目に留まり拙作がなんと全削除されてしまいました。

 それまて稼いだお金は貰えましたが、次やったらアカウントBANする旨の警告がきました。


 現代の深刻な社会問題も絡めて書いたのが、余計にセンシティブな内容となってしまってたようです……。内容的にもちょっと胸糞でした。


 その前からも、自分でもすこしやり過ぎかもしれんという思いもあり、気にはしておりましてカクヨムのほうでは特に下ネタを抑えるなどの修正をしたり、非公開にするなどをした矢先でのことでした。


 わたしの拙作は「まだまだヌルい」と言われることもありますし、自分でも確かにそう思います。

 ですが、ヌルくてもわたしが思ってる以上に抑えなければならない側面もあるようです。


 ……現在制作中の投稿用にと考えてたマンガも出版社側に「それはちょっと……」と断られてしまいそうだなと、ふと気が付き手が止まってしまってもいます。

 ヌルいと言われてたことを気にしてた反動もあってなのか、あらゆる変態要素がぶち込まれてるような内容になってまして……。(エロというわけでもなく、社会の暗部を描いてるような感じなんですけどね)


 路頭に迷ってる感のある今日、この頃です。


 どうせわたしの書くものなんて、大したPVにはならないから……では済まされないかもです。


 アルファポリスで削除の原因となってしまったものはわずか3000文字程度しかありませんでしたが、1000PVほどはいってたんだっけな。


 PV数が目安になるかわかりませんが、1000PV越えた辺りで、更に慎重に見直さねばならないのかもしれません。


 まぁ、それはどうか? とならない程度、怒られない程度の胸糞マンガというのは割に需要があるようなので、それを希望になんとかかんとか頑張りたいと思います。

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